shin-1さんの日記

○人間牧場落伍高座用座布団の贈り物

 一昨日わが家へ宅配便で何やら大きな荷物が届きました。妻と二人で開けてみると中から大きくて立派な座布団が出てきました。ハガキに書いたメッセージが添えられていました。

 「今年もあと一ヵ月、師走の月を残すのみとなりました。つどいでは大変アンコールにお応え下さり、ありがとうございました。人間牧場を訪問させていただいてより思っておりました。若松さんへの送り物がやっと出来上がりました。楽屋裏にでもお敷きいただけたら嬉しく思います。時節柄ご自愛下さいませ。

                                    山本イツミ


 山本さんが厚生年金受給者協会宇和島支部の支部長さんたち数人を連れられ、人間牧場へ来られたのは7月26日のことでした。受給者協会の研修会に講演をして欲しいとの依頼のためにわざわざ来られたのです。この研修会には以前にも講演したことがありましたが、アンコールの声がかかったと嬉しいお話でした。山本さんは人間牧場での散策を楽しみ帰られましたが、10月30日に宇和島市福祉センターで行われた講演会に再開し、無事役目を果たしたのです。年金受給者協会には各支部があって、それぞれ同じような時期に集会を持っていますが、今年も西条や八幡浜の支部から講演依頼があって出かけたのです。

若松進一ブログ

 数日前山本さんからメールが入りました。「ささやかな送り物をしたいのですが、少し大きいいので驚かないでください」とのことでした。そんな矢先の送り物が座布団とは嬉しい贈り物なのです。贈られた座布団は裏地(薄緑色)と表地(朱色)の配色がまったく違うのです。察するに一枚で2回も使い分けることができるようにとの配慮でしょうか。山本さんはこの座布団を楽屋裏でと言っていますが、これは表舞台の高座用座布団として大切に使いたいと思っています。


 私が高座に上がり落伍をするようになって、ごひいき筋から様々なプレゼントが届きました。高座用の切り株は高知県奈半利町の坂本さん、羽織代用の半纏は三崎町の塩崎さん、めくりと人型パネルは国土交通省観光カリスマ塾、そして先日作務衣は社協の白方さん、扇子とタオルは南海放送もぎたてテレビ、さらには電光掲示板は加藤さん・十亀さんと、揃いも揃ったごひいき筋の贈呈です。

若松進一ブログ

 はてさて、そろそろ「夕日亭大根心高座本、「夕日徒然草・地の書」も残り少なくなってきました。年末までには原稿を書き上げ、「水の書」を作らなければなりません。そして肝心の落伍の話芸をもっと高めるよう修行もしなければなりません。正月を挟んだ冬ごもりの季節こそ、来年へのステップにしたいものです。


  「こりゃ立派 友の送りし 座布団を 敷いて高座に 上がり落伍す」

  「裏表 違う絵柄の 座布団は 裏と表の 話に似たり」

  「そろい踏み できた落伍の 調度品 ごひいき筋は 有難きかな」

  「矢の如し 落伍始めて 早一年 悲喜こもごもの 話芸語りぬ」    

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