○団子三従兄弟
昨日はわが家で母の七回忌の法要が行われました。法要には孫たち3人も父母に連れられてやって来ましたが、一際目を引いたのは出産以来20日余りが過ぎ、初めてわが家に帰ってきた長男の子どもの里帰りでした。大名の子どもであれば「お国入り」って感じでしょうが、平凡な庶民の子どもの里帰りとあって、大したことではありません。それでもわが家の長男の子どもの誕生とあって、皆さんは初のお目見えを期待していて、皆さんに代わる代わる抱いてもらって、少々お疲れの様子でした。
(左は生後4ヶ月近くになる尚樹君です。早くも寝返りができるようになりました。右が生後20日余りの希心君です。二人は髪の黒さや薄さで何かと引き合いに出され、尚樹君にとってはありがた迷惑な日となりました)
これまで4年余り、身内の視線を一身に集めていた孫朋樹君は、相次いで生まれた弟といとこの出現で主役の座を奪われそうなのを察知してか、盛んにアピールするものの尚樹君と希心君の前にはなすすべもなく、昨日は哀れで少々お冠のご様子でした。そのためか何時になくおじいちゃんにすり寄り、お風呂もお父さんやお母さんと入ればよいものを「おじいちゃんと入る」といって、ゴマをすっていました。
(左が母乳使用後の朋樹君です。真ん中が母乳使用中の尚樹君です。右は母乳使用前の希心君です。直樹君も希心君も朋樹君のようにスクスク育って欲しいものです)
昨夜3人の孫を並べて団子3従兄弟としてスリーショットの写真を撮ってやりました。「母乳の使用前・使用中・使用後」と皆が大笑いしましたが、3人とも今までは大した病気や事故もなくスクスクと育っているのか何より幸せです。昨日は面白い光景を目にしました。娘一子は尚樹君に、長男嫁あゆみは希心君にそれぞれ一緒に母乳を授乳していましたが、娘の頃は恥かしかったお乳をまるで「牛舎の乳牛のようだ」と表現するように、惜しげもなく人前で堂々とさらけ出しているのです。子育て中の母は強しと思いました。
昨日の食事が終わった午後7時過ぎ、二人の赤ちゃんを入浴させましたが、娘は助産婦なので一番先に入浴し、その次に長男の赤ちゃん希心君を娘が入浴させるのです。その次に自分の赤ちゃん尚樹君を入浴させるのです。いやあ驚きました。聞くところによるとこの連係プレーは希心君が退院してからずっと続けている連係プレーだそうで、娘は尚樹君を連れて4キロほど離れた息子のマンションへ行き、毎日二人の赤ちゃんを入浴させてお喋りしし帰宅するということをしているのだそうです。嬉しい連係プレーに思わずホロリでした。
自分の子どもなど忙しくて抱いた記憶など殆どないのですが、孫朋樹は随分世話をしましたし、まるで今は気が合う仲間のように人間牧場で虫を追ったり遊んだり、楽しい日々が続いています。その様子は私のブログにもはっきり現れ、ブログ仲間で朋樹君のことを知らない人がいないくらい度々登場しているのです。
孫は目に入れても痛くないほど可愛いものです。
「孫三人 並んで寝れば 母乳にて 使用前・中 後まで続く」
「少子化も 何処吹く風か わが家では 一挙三倍 賑やかですよ」
「孫を抱く 肩の凝りなど 気にもせず 帰るとやはり 張りを覚える」
「来る楽し 帰る寂しい 孫の声 今度は何時と 念を押しつつ」