○えひめ地域づくり研究会議
昨日は午前中伊予市大平の老人クラブ総会講演に招かれ、午後は防犯相談所長委嘱式に出席、夕方からえひめ地域づくり研究会議の運営委員会、夜は懇親会とまあ忙しい一日でした。それぞれの会議にそれぞれの目的があるので、夜の懇親会を除けばそれぞれにかなり気を揉みました。中でも私が代表を務めるえひめ地域づくり研究会議は役員改選もあり、今回も引き続いて他の2名とともに代表を受ける結果となりました。前年度はえひめ地域づくり研究会議が発足して20周年を迎え、記念行事をするなどそれなりに忙しい一年でしたが、小さいながらも大事業を終えた時点で後進に道を譲りたいと覚悟を決めていました。初代事務局長だった時期を含めると20年も会議の役員としてかかわってきたのですから、もうそろそろ身を引かなければなりません。公職は自分で幕を引かねばならないのは分っているのですが、一年後に地域づくりの全国大会が愛媛県で開かれる予定なので行きがかり上どうしても関わらなければならなくなったのです。私がいなくても別にどういうことはないのかも知れませんが、長年やっていると恩義のの様なものがあり、恩返しもしなければならないのです。
えひめ地域づくり研究会議は貧乏所帯の団体です。会員も150人程度とこじんまりしていますが、会費収入が主な財源なのでやりたいこととやれることのギャップを感じながら運営しなければなりません。今年は20周年記念誌を作りました。(間もなく出来上がる予定)。1部500円で売らなければ昨年20周年で使い過ぎた穴埋めができないことから昨日の運営委員会で1人20冊~50冊の販売ノルマを提案しました。多分今までだといくら決めてても売る人は売るし売らない人は売らないのです。この際責任を明確にするためにノルマ達成一覧表を張ることにしました。地域づくりの甘さをどこまで払拭できるか自分も含めて挑戦し結果を出さなければなりません。
私は代表ですから最高目標の50冊がノルマだと自分に言い聞かせました。今のところ当てはありません。でも自信はあるし、もし売れなければ自分が被るくらいな覚悟はできているつもりです。ワンコインの五百円、多分内容はそれだけの価値があると思うので、研究会議への加入勧誘も含めて努力したいものです。
代表を続ける決意にはもう一つ訳があります。それはえひめ地域づくり研究会議の事務局を伊予市職員の松本さんがえひめ地域政策研究センターに出向して担当することになったのです。彼は私が教育長時代同じ双海町教育委員会で2年間一緒に仕事をしてきました。公民館を担当していたのですが「合併後の公民館の在り方」を公民館運営審議会に諮問し答申案を作る作業まで一生懸命仕事をしました。合併後は本庁の産業課で仕事をしていましたが、これから3年間センターで修行をするのです。私たちに続くホープとして育って欲しいと願っていますし、彼と再びコンビを組んで研究会議の活性化を図りたいと思います。
坂を登るが如き彼と、坂を下るが如き私とでは余りに置かれている立場は違いますが、彼が3年後立派に成長して鮭が再び川を上って帰れるようにしてやりたいものです。幸い研究会議の同志に伊予市の門田眞一さんや岡崎直司さんがいます。みんなで盛り立てていい仕事をしたいと思います。
「手の指を 折ても足りぬ 年数を 今期が最後と 決意新たに」
「この頃に なると必ず 清見持ち 配る三崎の 粋な奴」
「世の中は 面白いもの またコンビ 組んで地域の 元気をヨイショ」
「二年前 二年後考え 代表に 今度も二年 後を考え」