shin-1さんの日記

○もの書きは難しい・されど容易く

私はもの書きではありませんが、ものを書くことが好きでこうして毎日ブログを書いたり雑誌や機関誌の隅にエッセーを頼まれて書く機会が増えたため、もの書きではないかと見まがうほどに手当たり次第書いているのです。でもそんな私でも時々スランプになって何を書いたらよいのか分からなくなって筆が全く進まないことがあるようです。私のつい最近の持論ですが、書くというのも一種の習慣で、毎日何かにつけて書いていると、何かにつけて各素材を見つけようとする気持ちが芽生えるし、書くことの速さは本当に早くなるのです。ラジオを聴いても雑誌や新聞を読んでもそれらの殆どは「書く」というファインダーを通して感じるようになるのですから不思議なものです。

 先日ある団体から原稿用紙40枚ほどの原稿の依頼を受けました。普通原稿用紙40枚などと聞けば、聞いただけでおそれおののくものなのですが、今の自分には毎日ブログを書いているおかげでしょうか、何とかなるだろうと、さして苦にもせず引き受けてしまいました。原稿を依頼される時気になるのは原稿の締め切り日です。日程が積んでいると原稿を書く暇が取れないからです。依頼された原稿の締め切りは一ヶ月後でした。私の場合」思考は危機の産物」ではなく「思考は余裕の産物」だと思っているので、余程のことがない限り締切日間際まで引き延ばさないようにしています。原稿を引き受けることになったその時は、たまたま2日間ほど余裕があったものですから、想いを巡らせて驚くなかれ何と40枚の原稿を二日間で書き上げてしまいました。

 早速2日後に少し余分目で45枚もの原稿をメールに添付してデーターで送ってしまったのです。驚いたのは原稿を依頼した相手です。余りの速さに戸惑いながらお礼のメールが入ってきました。「若松さん、原稿を送っていただき、余りの速さに正直驚いてしまいました。贈られた原稿は手直しするところも殆どなく、このまま使わせていただきます。それにしても早書きですね」とお褒めの言葉をいただきました。

 原稿は雑誌の場合出版約1ヶ月前が原稿の締切りです。一校、二校と校正をしたり写真や図表データーを処理するためにはどうしてもそのくらいの時間は必要なのでしょう。早過ぎた原稿を書いてから約2カ月後の先日、書いた原稿のことすらすっかり忘れていた先日、刷り上がったばかりのインクの匂いのする雑誌が手元に届けられました。拙文のそしりは免れませんがまあ何とか責任を果たした安堵感で読み返しました。

 喋ることも難しいが書くとも奥が深いとしみじみ感じながら日々精進しているこのごろです。仕事でもないもの書きを、遊び半分でこれからも買い続けたいと思っています。


  「もの書きで ないのに何故か 書きたがる 書けば頭の 整理ができる」

  「四十枚 原稿二日で 書きあげる 自分びっくり 相手もびっくり」

  「二ヶ月後 すっかり忘れた 原稿が 活字になって 手元へ届く」

  「上手くなる コツはとにかく 書くことだ さすれば少し 腕筆進む」

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