shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年12月7日

○鳥取県佐治村への旅・その②

 旧佐治村には5つの自慢があります。一番金をかけ、一番期待が大きく、一番人が沢山やってくるのは星を目当ての人でしょう。年間2万人を超える人が、この山里の望遠鏡を通して宇宙空間に向かってメッセージを送り続けているのです。この日私は山口さんの案内で天文台にお邪魔しました。田中係長さんや職員の案内でさじアストロパークと名前の付いた天文台で興味深い話をたくさん聞きました。愛媛県旧岩城村からやってきて学芸員として働いている宮本さんにもお会いしましたが、夕日=太陽を地域資源にまちづくりをしている私としては大いに興味のある場所でした。まるで未来の地球村のような雰囲気はとても素敵でした。

若松進一ブログ
若松進一ブログ(職員さんが作ったというアポロが月面に行った時の記念すべき足跡は興味をそそりました)

 2番目の自慢は特産品の梨です。ご承知のとおり鳥取は20世紀梨の産地ですが、天文台近くの丘陵地にはたくさんの梨畑がありました。春の梨の花の頃は見事だろうと思ったものです。今は20世紀梨に代わって新しい品種も導入されているようですが、いかんせん農家の高齢化と過疎化によってご多分に漏れず担い手不足は深刻なようです。

 それでもみなさんは頑張って梨シャーベットや梨飴などを作って売りだしていて、私もいただき帰りの列車の中でなめてみましたが中々の味でした。


 3番目の自慢は佐治谷ばなしという村に伝わる昔話です。私的にはこの物語は村おこしには欠かせないものだと思っています。落伍をしていることもあって、山口さんから頂いた佐治谷ばなしという民話集を帰るまでの列車の中で全部読んでしまいました。方言で書かれているため読むのに時間がかかりましたが結構楽しいもので、愛媛南予に残るトッxポ話とよく似た表現でした。村には佐治話の拠点となる大きなかやぶき屋根の民家が移築されていて、この家のいろり端でユーモアあふれる話を聞いたらどんなに楽しかろうと思いを巡らせました。この民話は、日本昔話で有名な人も1枚加わってCDにもなっているようです。

若松進一ブログ(どっしりとした家構えの佐治民話の館)

 さてさて、私の本題の目的はさじミラクルの会が主催する講演会です。私に与えられたテーマは「元気の出る話」です。与えられた時間は2時間、まるで早打ち鉄砲のように喋りまくりました。最初は私も観客も少し行儀よくしていましたが、そのうち私の方言に誘われてみんな大受けで笑い転げながら話を聞いてくれました。印象的だったのは、講演の最後にあるお年寄りが、「若松さんパワーをください」と歩み寄ってくれたことです。その手のぬくもりは今も忘れることのできないジーンと心を熱くした思い出です。寒い中集まっていただいた皆さんありがとう。またいつかどこかでお会いしましょう。

若松進一ブログ(講演が終わった団らんのひと時、いわば使用前でなく使用後です)

  「気に入って 思わず俺も ハーモニカ 台本にない サービス精神」

  「相当な 聞き耳持った 集まりに こちら思わず 熱入れ話す」

  「山里の 村の人口 少ないが 一人二馬力 四千馬力」

  「熱心に メモ取る人は どなたかと 尋ねてみれば 元の村長」