shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年9月12日

○黎明の瀬戸大橋を渡って

 昨日は疲れてしまってブログを書く暇も気力もなく、帰宅すると風呂に入り遅い夕食を済ませて、珍しくバタンキューでした。この歳になると何時に寝ようが朝4時起床の癖はいかんともし難く、今朝も昨日の宿題を取り戻すべく4時前に起床して机に向かってブログを書いているのです。

 昨日は朝急な思いつきで、折角岡山へ行くのなら黎明の瀬戸大橋を渡ろうと6時の日の出を想定して朝4時ちょっと前に自宅を出ました。暗闇の高速道路をひた走りに走って、坂出ジャンクションから瀬戸中央自動車道コースを選ぶ準備をし始めた丸亀辺りから空が明るくなり、美しい讃岐富士をシルエットに見しながら走るとやがて瀬戸大橋です。

 世紀の一大プロジェクトといわれるだけあって瀬戸大橋はいつ通ってもやはり素晴らしいの一言です。瀬戸内海には三橋時代と言われるようにしまなみ海道、瀬戸大橋、明石鳴門大橋など、様々な橋が架かっていますが、今治~尾道間の来島海峡にかかる来島大橋、坂出~岡山間の瀬戸内海にかかる瀬戸大橋、徳島~明石の鳴門海峡にかかる大鳴門橋、明石海峡にかかる明石海峡大橋は、やはり日本が世界に誇る名橋だと、いつ通っても、眠ることなく見とれてしまうのです。



 昨日の朝は風もなく穏やかな初秋の朝でした。構想道路ですから橋の途中で止ることは許されず、先を急いで高速で走る他の車に先を譲りながら時速80キロで朝日を横目で見ながら、用意したデジカメを危なくない程度に向けて、車内から2~3枚写真を撮りました。目論見どおり番の州工業地帯の横の山から輝く朝日が顔を出しました。そしてその朝日が瀬戸大橋をまるでスポットライトのように照らすのです。思わず見とれながら児島~坂出間をあっという間に駆け抜けました。自分の車の下を白波を立てて通る船の姿も、音を立てて走る列車も、日本の朝日が美しく照らしていました。やはり早起きは三文の得だと思いつつ、今度は夕日の沈む頃を選んで走ろうと密かに心に決めました。

 橋は目的を持って通るためにあるのですが、瀬戸大橋も開通以来20年を迎えるとすっかり様変わりしてきました。最初は物珍しくて途中の与島パーキングに立ち寄って見上げたり、フィッシャーマンズワーフなどで買い物や観光を楽しんでいましたが、今は与島やフィシャーマンズワーフに立ち寄る人も殆どなく、坂出のゴールドタワーさえ散閑として営業が立ちいっていかなくなっていると聞きます。日本人の初物食いや飽き易い性格はここでも大きな誤算となって現れているのです。橋の通行量が高いことも再三話題になりますが、これだけの便利さを与えてくれるのですから、私は決して高いとは思わないのです。

 橋の見方をこうして工夫して見てみると、かなり新しい発見がありました。直ぐ下の坂出製油所などは鉄の塊のような殺風景だといつも思っていましたが、まるで聖火のように鉄塔の上で赤々と燃える火も見えましたし、山の頂上にある巨大な鷲羽山の遊具群も遠望できるのです。また橋それぞれに吊橋の工法が違っていて、幾何学模様が朝日に輝いて美しく見えました。いつもは車道の下を走る列車から車窓の光景として見る風景とは違う楽しみがありました。

 昨日は日帰りでしたので、午後の早い時間に再び瀬戸大橋を渡って帰りました。

  「早起きし 朝日輝く 橋を見る 目論見通り 心洗わる」

  「デジカメで 写す一瞬 車内から 忘れフラッシュ 鈍く光りて」

  「助手席に 木になるカバン 座らせて 相棒私? 橋を渡りぬ」

  「日本一 いや世界一と 自慢する 幾何学模様の 端を見上げて」

 

 

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