shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年4月30日

○ゴールデンウィーク

 若い頃はときめいたゴールデンウィークも、さすがこの歳になると冷めたもので、「出来るだけ人ごみを避けて家で読書や昼寝三昧が一番」と決め込んでいる自分を発見し、「ああこんな消極的な人間になってしまった」と悔いている今日この頃です。子どももそれぞれ独立し、「ゴールデンウィークは何処へ行く?」とせがむ人間もなく、妻も「お休みぐらいは家でゆっくり」と言うものですからついつい家で過ごすのです。でも家って本当にリラックスできますね。まず普段着がいいです。何処かへ出かける場合は背広にせよカジュアルにせよ、「人目」を気にしなければなりません。最近は車で出かけるものですから「人目」を意識しないで出かけることが多くなりました。温泉などに行くとまあパジャマやネグリジェ姿のまま平気で人前を歩くオバタリアンやオジタリアン(こんな言葉あったっけ)をよく見かけます。病院で病院着ではなくパジャマ姿でウロウロする人と同じような光景なのです。私たちの年齢ならまだ良いのですが、若いお嬢さんが化粧もしないままパジャマ姿でコンビニに買い物にやって来る姿は何となくいただけないもので、服装の乱れは日本中に広まっているようです。

 家は時間を気にしないでアバウトに過ごせることがまた自由でいいです。これも私のような35年も時間に追われて過ごして来た人間にとっては有難いことなのですが、家庭にいても時計が気になって仕方がないのも一種の職業病かも知れません。腕時計を外したつもりが携帯電話には時計機能がついていて、何となく気になるのです。「もうそろそろ昼だ」とか、「あっ3時だ、お茶」、「もうこんな時間なのか」なんて始末です。生活のリズムとはこんなものなので、自由だからといって朝から晩まで寝ている訳でもなく、人間は太陽の動きによって行動するように出来ているようです。

 私たちのような古い人間は特に時間を気にします。「5分前行動」などを徹底的に訓練されているからです。したがって時間を守らないルーズな現代の若者にはイライラします。また私の元へは視察者がたくさんやって来ますが、時間を守らず遅れてくるような視察者には興ざめって感じです。「交通渋滞に巻き込まれたので遅れます」などの事前通報もなしに遅れる人には、腹立たしく思うことだって、邪険に扱うことだってあるのです。時間の約束はお互いの信頼関係で成り立っています。たとえ口約束でも約束は約束ですからしっかりと守らなければなりません。

 ただ家で過ごす自由な時間で一番困るのは電話が多いということです。私への連絡手段は家の電話と携帯電話、それにインターネットですが、インターネットは開かなければ対応しなくて済みますが、携帯と家の電話は相手たる私の自由にはなりませんから、じゃんじゃん掛ってきます。「車の運転中なので」なんて悪ふざけも出来ないので取らざるをえないのです。

 ゴールデンウィークの昨日までの2日間は人間牧場の小さな小屋の建設作業で過ごしましたので、家への電話からは開放されましたが、帰宅後庭の草取りをやっている最中にポケットの携帯は鳴るわ、家の中から「おとうさーん電話」と妻の呼ぶわ、休みくらいは電話を控える配慮はないものでしょうか。

 娘のお産が近づきました。予定だと5月中旬なのですが、流産や早産の可能性ありと診断されているため、妻も気が気ではありません。電話の度に「もしや」の緊張感が走るそうです。私はそれ程ではなくむしろ相棒たる孫の声が遠のいているので何となく気がかりです。今日はお産間近で何処へも外出できない孫を誘って少し外出しようと考えています。

  「ゴロゴロと 行く当てもなく 過ごす日々 ゴールデンだと 人は言うけど」

  「おパジャマで 買い物してる 娘さん 世の中堕落 人目気にせず」

  「電話です 妻に呼ばれて 電話出る 電話の向こう 行楽地から」

  「何してる 俺もゴロゴロ 落ち着かず 電話してくる 情けなき友」


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