shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年4月4日

○人間の遺伝子

 車での移動時間が比較的長い私は車内のカーラジオを聞くのが楽しみです。知らない地域へ行くと知らない地域の情報が流れ楽しいものです。しかしラジオの欠点は山や谷に遮られて電波の調子が悪いと聞こえにくくイライラすることが多いので、そんな時最近はテープを持ち込みラジカセとして利用しています。中でも埼玉県熊谷市の龍前宏さんから送られて来たテープを聞くのはとても新鮮な感じがして、1本のテープを何回も聞いています。その中に筑波大学の名誉教授村上和雄さんの興味深い話がありました。運転中なのでメモもできず聞き流し情報となっていますが、お医者さんらしい遺伝子の話を分り易く話しておられました。

 先生の話によると人間の体には万巻の書物に匹敵するくらいの膨大な遺伝子暗号が組み込まれており、それが一分一秒の休みなく生きるという目的にために性格に動いているのだそうです。それを可能にしているのは人間の知恵や工夫によるものではなく、大自然の偉大な力(サムシング・グレート)で、この事実を本当に理解できれば素晴らしい人生が開けるのではないかと、日夜研究しているのだそうですが、最近の医学は目覚しく遺伝子には一種のスイッチがあり、色々な刺激によってそのスイッチがオンになることが分ってきたのです。

 先生は、よい目的や志を持てば良い遺伝子のスイッチがオンになり体や能力が活性化するという仮説を立てて、これを科学の言葉で説明できないか研究しているのだそうです。なぜならもしよい遺伝子のスイッチをオンにし、悪い遺伝子のスイッチはオフにして寝かせるなら人間にとってこの上ない可能性が開けてくるのです。

 先生の話で最も興味深かったのは、大天才と普通の人の遺伝子暗号で違いがあるのは千に一個、さらにその中で意味のある違いは十分の一個に過ぎないという話でした。つまり大天才と普通の人は遺伝子の暗号レベルでは差は殆どないというのです。人間の殆ど99.9パーセントが同じだとすると一体違いは何なのか、こう考えると私たち凡人の目は俄然輝いてやる気が湧いてくるのです。0.1パーセントの違いとは「志」があるかどうかの違いなのかも知れません。その例としえ糖尿病やガンの臨床例を挙げておられました。

 今の日本は現代病といわれる糖尿病の患者が急増しています。その糖尿病にとって笑いが食後の血糖値を大幅に抑える効果があることが発見されたそうです。「えっ、糖尿病が笑いで?」と笑うに笑えない話に耳を疑う人も多いでしょうが、笑いが遺伝子のオンとオフのスイッチに関係するというのです。早い話し人間は病気をしたくないけど病気にかかり、時には入院をします。すると病気の知識を知り退院後は病気にならないための志を持って日々を暮らします。これは病気になったことが病気を治すスイッチをオンにするのです。そういえば思い当たることは沢山あるような気がします。現に私も入院して胆嚢を取った折、先生から色々な知識と暮らし方の注意を受けました。私の遺伝子の病気を直すスイッチがオンになったのです。

 先生は日本人への警鐘として、運動不足を心配されていました。そういえば私たちの暮しは便利になり過ぎて体を動かすことが少なくなってきました。体を動かさず知的労働で楽をして金儲けする人が増えてきました。体を動かして汗水たらす労働は知的労働より下という考えが社会に蔓延し、若者の職業観も3K産業を敬遠しがちです。先生の言葉を借りれば健康に最もよい仕事は体を動かす農業や漁業といったような仕事なのかも知れません。

 思わず体を動かして見ました。「あっ、私の体の遺伝子のスイッチがオンになった」。そう思った瞬間でした。

  「人は皆 同じ遺伝子 持っている 少しの違いは 志だけ」

  「スイッチを オンにしたなら 生き生きと 生きてゆけると いうのですから」

  「糖尿の 血糖下げる 効果あり 笑いは妙薬 アッハッハのハ」

  「日赤に 息子入社し 健康の ことが気になる スイッチオンだ」 


[ この記事をシェアする ]