shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年4月3日

○人間牧場の春

 人間牧場に春がやってきました。野も山も瑞々しい空気に包まれ、人間牧場の牧場に見立てた海や空の宇宙空間は春色のパステルカラーに彩られた一枚の絵のようで、何時までも見飽きない風景です。昨日は大陸から春特有の黄砂が降り注ぎ、視界が効かずこれまた幻想的な雰囲気でした。野に花が咲き乱れ小鳥がさえずり頬を撫でる風も優しく、まさに生きていると実感する季節なのです。殺風景だった遠望の山々には今まで気付かなかった山桜の花の塊が幾つも確認でき、花を愛でにあの桜の木の下に行って見たいと思うような心境にかりたたれます。

 人間牧場のツリーハウスがあるすぐ横に大きな山桜の木があります。日ごろはカズラに覆われているのですが、去年の夏にそのカズラを切っていたので今年は見事に花をつけました。ツリーハウスの押し上げ窓を開けてつっかい棒で固定し、窓越しにこの山桜を見ましたが、小さな窓の空間に山桜が映えて何ともいえない素敵な花見となりました。まさに私だけしか味わえない私だけのとっておきな空間なのです。多分この山桜の花を見るのは草深い荒れ地ゆえ地球上で私一人ではないかと思うととてもいとおしく、せっかく冬の寒さを超えて咲いたのですから山桜を褒めながら見入りました。松山道後公園の桜を愛でる群衆心理の花見もいいですが、人知れず咲く花をたった一人で愛でる花見もおつなものです。

 人間牧場に第4の施設がほぼ完成しました。施設といってもそんなに大袈裟なものではないのですが、小さな倉庫でも施設間の風景ががらりと変わるものだと実感しました。

(新しく建設中の倉庫です)

(倉庫辺りから見たツリーハウス)

(ツリーハウス側から見た倉庫とロケ風呂と水平線の家)

 この倉庫での目論みは赤トンボ製作です。役所に在職中、当時上灘中学校の校長だった窪田先生と赤トンボの製作に関わりました。特に管内の同和教育研究大会で披露した赤トンボの製作が好評だったことから、かねがね人間牧場のプログラムに赤トンボ製作を加える計画でしたので、工具類は既に購入して煙会所の倉庫にしまってありますから、この倉庫を活用して赤トンボを作ってみたいと密かに思っていました。人間牧場で製造した赤トンボが世間の話題になる日もそんなに遠いことではないと思っています。さしずめこの倉庫は工房といったところでしょう。

 もう一つの夢はお釜をどこかに設置して煮炊きができるようにすることです。羽釜で炊いたご飯を食べたり、燻製も考えたいと昨年の逆手塾でやって来た広島の田中一裕さんから燻製の手ほどきも受けています。食をたしなむ拠点にもしたいと思っています。何年が後にはこの農園に植えている梅の実やスモモの実を加工してジャムなども作って見たいし、周りの野山に自生するヤマモモの実や昨年沢山収穫した野イチゴを使ったジャムづくりにも今年は挑戦したいと夢は膨らむばかりです。

 昨日国立大洲青少年交流の家の浅野先生からメールが入っていました。まだ返事のメールを送っていませんが、アウトドアの仲間たちが人間牧場での交流を心待ちにしています。約束なので4月中に所長以下職員のみなさんと人間牧場で交流会を持ちたいと思っています。私の日程もはや新年度モードに切り替わっているのですが、新年度早々何ともはや忙しい日々なのです。

 そういえば今年の冬訪れた群馬県上野村の桜、高知県仁淀川町の桜が気になります。もうそろそろ見ごろを迎えているでしょうに、まだ上野村からも仁淀川町からも桜の便りが届きません。「おーいどうした上野村」、「おーい元気か仁淀川町」と心の中で叫んでみました。

 【風の便り】

 海沿いに面した双海町の桜は、冬の冷たい風の影響で花芽の表皮の水分が奪われて内陸部の桜に比べ少し遅れ気味で桜が咲きます。それでも20年前花咲くまちづくり事業として青年会議の皆さんが植えた沢山の桜が海岸線を彩りつつあります。今週が見ごろとなりそうです。近し人、遠き人ぜひ海沿いの桜をご覧下さい。

  「人知れず 野山彩る 山桜 俺しか褒める 人もないのに」

  「牧場の 小さき窓を こじ開けて 中から愛でる 桜楽しき」

  「黄砂降る 幻想の中 山桜 日本画見てる 気分で見入り」

  「春色に 染まり転寝(うたたね) のたりかな 遠くウグイス 谷を渡りて」  

 


 

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shin-1さんの日記」への1件のフィードバック

  1. 浅野 おさむ

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     昨日の若松さんのブログ「上に目を向けている上司」を読んで、つくづくうちの所、国立大洲青少年交流の家の上司はすばらしいと感じました。
     昨夜3日、所内で夜桜会をしたのです。新しいメンバーの歓迎会という意味も含めて。歓迎会は、9日に設定されているのですが、何と職員の9割をこす20名が参加。この企画と準備を中心となってすすめてくれたのが、松岡事業支援課長なのです。
     食べ物の手配、焼き肉道具や机のセッティング、そして夜桜のライトアップまで。
     そしてもう一人の上司、田中事業推進課長。炭の準備と酒の手配、その酒を熱燗にするための竹器の準備。竹の中に日本酒を注ぎ、炭にかけ熱燗に。その熱燗を竹の器にトクトクと。そして夜桜を見ながらグイッと。
     みなさん、それぞれ年度初めの忙しい中、その準備にあたられ、最高の夜桜会になりました。
     そんな会の時所長は必ず出席され、にこにこしながら話に花を咲かせていただけます。
     いい上司、そしていい仲間に恵まれ、新年度をスタートしました。
    今年の国立大洲青少年交流の家は、さらにすばらしくなります。
     

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