shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年6月10日

○椎葉村は美しく

 10数年ぶりに鶴富姫の伝説が残る宮崎県椎葉村を訪ねました。私の思い出のアルバムにある椎葉村とは村に入るルートが違っていたため、随分違って見えました。狭い道は村だというのに粋なカラー舗装され、観光で生きる村を強烈にアピールしていましたし、川沿いにはバイパス道路が立派に出来上がり信号も設置されていました。でも回りの景色や屋敷は変わらない風情を醸していました。

 朝が早かったので素顔の椎葉を堪能しようと町中をカメラを提げてウォッチングしました。早朝7時だというのに村の道は弁当を持った工事関係者の車や人が無言で行き交い、慌しい一日が始まろうとしていました。

 石段を登ると古い民家に出会いました。国の重要文化財に指定されている木造の茅葺の家です。保存が行き届き椎葉民家独特の横長い造りになっていますが、一般公開は9時からなので残念ながら見学はできませんでした。

 民家の横にダイガラ臼がありました。椎葉は焼畑農業が今でも行われているようで、多分特産の蕎麦をつくものなのでしょうが、今では立派な観光資源です。

 その横に鶴富姫のお墓がありました。源氏那須与一しい伝説は今でも大切に保存されていました。椎葉村にはこのほかにも秋になると26の集落全てに無形文化財に指定されている神楽が今でも伝承されていると聞きました。

 駆け足で巡ったほんの触り部分しか紹介できませんが、鶴富姫のイベントは内外から3万人もの来村者がいる一大イベントだそうです。椎葉蕎麦を食べたかったのですがそれも叶いませんでした。今度はゆっくり妻と二人で旅をする下見旅にしたいような旅でした。

 椎葉にも過疎や高齢化の波が押し寄せ、守るべき伝統や文化が危険にさらされています。私の悩むことではないのですが、美しい日本のこの村を国の財産として残して欲しい気持ちでした。

  「美しい 日本の村の 風景も 守る人あり それが危ない」

  「もう一度 必ず妻と 訪ねたい そんな気がした 椎葉心に」

  「遠いから 不便だからと 行かぬ人 遠い不便は いいもの残る」

  「十年が あっという間に 過ぎました 村のアルバム 更新忘れ」

 

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