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〇石垣は続くよ何処までも(その4)

 急な思いつきで、家庭菜園の下の石垣の草を引こうと、2週間前からやり始めました。最初引いた場所は石垣の高さが比較的低い場所だったのでスピードが速く、難なく進むものと思っていましたが、その後いきなり3mもの高さになり、さっぱり前に進まなくなりました。

 それでもやり始めたので意を決して、空いた時間を利用して少しずつやっています。ここに来て石垣が途方もなく長い最後の場所になり、「●✖▼・・・・」の気分で、立てた脚立に登ったり降りたりしながら、こけないよう慎重にやっていますが、「はかどらない」「前に中々進まない」状態です。

昨日の草取りを終えた野積みの石垣

 石垣には長年引かなかった茅の根とコケ、それにシダ類やツタ類もあって、片手に剪定ハサミやコケを落とす手鍬、それに根引き用の道具を持ち、使い分けながらやっています。それでも牛歩のようですが昨日も少しだけ前に進み、夕方5時の時報を知らせるミュージックサイレンを聞いて、辺りが薄暗くなりつつあることに気づき、作業を終えました。

まだこんなに残っています

 延々と続く石垣ですが、救いはこれから少しずつ石垣の高さが低くなることで、天気の具合を見ながら折を見て一気に進めたいと思っています。昨日草を引いた石垣も見事な雑石積みで、近所のおじさんが散歩の途中「綺麗な石垣になりましたね。怪我をしないよう頑張ってください」と、嬉しくも励みの出る声をかけてくれました。ゴールが見えてきました。

「石垣の 草を引こうと 思いつき 始めたものの 悪戦苦闘」

「山・峠 超えた気もする 作業だが まだまだ先が 長いとため息」 

「石垣に 比べりゃ俺の 草引きは 鼻くそ目くそ 積小為大」

「先見えた 先はまだまだ 凡人の 私ゆえなる 複雑気持ち」

 

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〇ふるさと体験塾国道378号ハイキング(その6)

 唐崎考古資料館を見学した後一行は、最後の見学地亀の森の三島神社を目指しました。フーフー言いながら長い石段を登り神社の社殿前で、武智宮司さんの三島神社にまつわる様々なお話を聞きました。海岸に道がついていなかった頃人々は、船で参拝に訪れていたようで、そのため石段が海まで伸びていたらしく、今でも国道下の海の中に石段の名残が残っているそうです。また普通の神社は山門や拝殿前に狛犬が一対置かれていますが、三島神社は狛犬ならぬ狛亀であることも珍しく、拝殿上の屋根にも一対の亀がありました。

武智宮司さんのお話を聞きました
まずらしい狛犬ならぬ狛亀

 その後三島神社から山沿いの道を潮風ふれあいの館まで歩き、館の中の一室を借りて感想文を書き閉会式を行いました。JRいよ上灘駅から列車に乗ってJR喜多灘駅まで行き、そこから潮風ふれあいの館まで延々14キロの道のりをひたすら歩きました。車社会ゆえ余り歩くことの少ない昨今ゆえ、子どもたちは勿論のこと、スタッフや大学生もこれほど長い距離を歩いたのは久しぶりとあって、「疲れたあ~」って感じでしたが、脱落した人もなく無事完歩することができたことは何よりも嬉しいことでした。

幸副委員長さんの閉会挨拶を聞く子どもたち
学生さんたちも子どもたちにつかず離れず寄り添ってくれました
南西から南東へ歩いた14キロの全行程

 ふるさと体験塾では毎年気候の良い晩秋のこの時期を選んでハイキングを実施しています。一昨年はお隣長浜町界隈を、昨年は伊予市街や新しくできた文化会館などを見学しましたが、私たち大人でさえ日ごろ見ることの少ない場所を、歩いて訪ねるハイキングは、まさにふるさとの良さを再発見する機会ともなりました。これからも知らない場所、知って欲しい場所に子どもたちをどんどん連れて行き、大いに学ばせたいと思っています。一般の人や保護者も参加してくれた楽しい一日でした。

「この時期に 毎年ふるさと ハイキング 国道沿いを ゆっくり歩く」

「国道の 広い歩道が 整備され 旧道なども 見どころいっぱい」

「朝までの 雨も上がって 尻上がり 天気回復 瀬戸内眺望」

「双海町 昭和・平成 まちづくり やったお陰で 見事に変貌」

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〇子ども体験塾国道378号ハイキング(その4)

 下灘運動公園を再出発した一行は青石海岸から旧道を歩き、背後に歩いて見学したしもなだ運動公園界隈を見ながら、浄土の坂を歩いて登りJR下灘駅を目指しました。36年前無人駅となった下灘駅のプラットホームを使って、夕焼けコンサートをやりましたが、そのことがきっかけで廃線がほぼ決まっていた予讃線海岸周りは生き残りました。その後地元の人たちの熱心な駅を守る活動に支えられて、今日では全国でも指折りの有名な駅となりました。

染み灘駅のプラットホームに勢ぞろいした一行
観光ボランティアガイドの福井さんの説明を聞きました
日喰浜一本松の説明と供養搭でのお祈り

大判焼きを食べる一行

 この日は観光列車伊予灘ものがたりの送迎や観光客に観光ボランティアガイドをしてもらっている、福井さんご夫妻に説明を頼みました。福井さんのすっかり板に着いた雄弁な説明を子どもたちは納得しながら聞きましたが、今回参加している下灘小学校の子どもたちは、夏にヒマワリ、秋にコスモスの花を植えたり、コンサートにも登場する経験を持っているので、想いも一入といったところでした。この日も相変わらず観光客が多く、大阪から来たという若い2人連れの女性ともラヴラヴベンチに座って会話をしました。

 その後日喰の浜の通称一本松で、一本松があった頃の写真を見せながら大久保88ケ所の話を織り交ぜて説明し、閏住のクジラというお店まで歩き、あらかじめ注文していた熱々の大判焼きがおやつとして振る舞われ、子どもたちはまだ咲いていない菜の花畑の前で休憩しながら大判焼きに舌鼓を打ちましたが、餡子が嫌いで食べれない子もいたりして多少驚きました。クジラというお店の直ぐ上には閏住分校という小学校があったことも話してやりました。

「JR 下灘駅が 懐かしい プラットホームで コンサートやる」

「コンサート きっかけ駅が 有名に 今では全国 多くの人が」

「住民が 知恵汗出して 駅守る ガイドおじさん 雄弁語る」

「日喰とは 閏住とは よく聞かれ 地名呼び方 ローマ字難なく」

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〇ふるさと体験塾国道378号ハイキング(その2)

 JR喜多灘駅を出発した一行は、海岸国道と並行した旧国道である満野浜住宅地の、普通は滅多に歩かない道路もハイキングなのであえて選んで歩きました。別名夕やけこやけラインと呼ばれているこのルートは信号も殆どないことから、最近はスピードを上げて走る車の交通量が増え、時折交通事故も発生していますが、海岸国道は一部を除けば広い遊歩道が併設されていて、安全に歩くことができるのです。

国道と並行居て走る旧国道の市道を歩く子どもたち
屋根の上に展示した戦闘機のモデル
国道沿いに展示して風を受けプロペラを回す戦闘機はまるで空を飛んでいるようでした
天気も西の空から次第に回復し、雨上がりの司会180度の眺望は見事でした
ラーメンショップの浦の道を本村目指して走りました

 満野を出て最初の目的地は富貴の浜の戦闘機群です。近所に住む人がアルミ缶などを利用してかなり大きな戦闘機を製作し国道沿いに展示していて、道行く人が珍しそうに横目で見ながら通過する場所なのです。戦闘機は有に10機を数え、歩道横の屋根の上にも数機展示していました。その出来栄えはプロの技で、特に男の子はこんなモデルに憧れるのでしょうか、屋外展示の戦闘機に熱心に見入っていました。

 富貴には私が子どもの頃は富貴小学校という学校がありました。大きくなると下灘中学校で合流するのですが、余り交流のなかった同級生と同じクラスになるのが楽しみで新鮮にも思えました。一行は少し高台を通るラーメンショップ裏の道を歩きましたが、その頃にはすっかり雨も上がって青空ものぞき、海と空と水平線と島影など180度の視界が開け、あらためて国道界隈から見える眺望の素晴らしさを実感し楽しみながら歩きました。

「国道沿い アルミの缶を 再利用 作った見事な 戦闘機群」

「いやあ立派 まるで本物 見てるよう 風受けプロペラ 青い空映え」

「プラモデル 夢中になった 子ども頃 思い出しつつ ワクワクしつつ」

「そのうちに 雨も上がって 青空が 海・空・島影 眺望絶景」

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〇手作り紙芝居(その2)

 日本人の寿命がどんどん延び、日本中に100歳を越えた人が8万人もいるなど、100歳まで生きることも夢でない時代になってきました。私は23歳の時青年学級で自分の生活設計を立てたお陰で、その設計図に基づいた生き方をしてきました。私の机の上に古びた5分系計の砂時計が置かれていますが、人生にメリハリをつけるため12歳刻み(12・24・36・48・60・72・84・96)や、5千日刻み(5千日=13,7歳・1万日=27.4歳・1万5千日=41.1歳・2万日=54.8歳・2万5千日=68.5歳・3万日=82.2歳・3万5千日=95.9歳)の砂時計に置き換えてみると、一つひとつのクルーがとても新鮮に感じられるのです。

 12歳刻みの生き方は旧暦が参考で、60歳の還暦の意味が分かるし、5千日刻みだと42歳の厄年や昔の人の55歳定年もそれなりの説明がつくようです。最近まで日本人の寿命は3万日(82.2歳)程度でした。しかし昔の人は5千日(13.7歳)で義務教育を終え、社会人となって2万日(54.8歳)でリタイアし3万日(82.2歳)で生涯を閉じていました。現代の若者は高学歴化が進み、大学を出ても1万日(27.4歳)にならないと本物の社会人にはなれず、働きを終えるのは2万5千日程度ですから(68.5歳)、つまるところ昔の人も現代の人も実労働時間は1万5千日で同じなのです。

 12歳刻みの砂時計だと6回、5千日刻みの砂時計だと私の人生は5回ひっくり返した計算になります。余命に限りはあっても未来は無限大です。やがて迎えるであろう7回目と6回目の砂時計をひっくり返す近未来をとりあえずの目標にしながら、しっかりと生きていきたいと思っています。人は必ず老い、必ず退化し、必ず死を迎えます。いい時代は来ないかも知れませんが、いい人生になるよう努力することは出来ます。そんなバカなことを考えながら今朝も机の上の砂時計を見つめる馬鹿げた私です。「そうだ今日の積み重ねが人生だから今日も元気に生きよう」。少しだけ人様のお役に立って・・・。

「5千日 計の砂時計 手に入れて 既に5回目 砂落ち続け」

「まだ2回 チャレンジチャンス ある予定 5回目今を しっかり生きよう」

「人生は 必ず老いるし 退化する 必ず死ぬる 確率は100」

「嘆くより まだまだまだと ポジティブに 砂時計見つ 元気を誓う」 

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〇伊予地区犯罪被害者支援連絡協議会定例会

 昨日は午前10時から伊予警察署の2階ホールで、伊予地区犯罪被害者支援連絡協議会の定例会があり、愛媛県警察少年サポーターをしていて会員なので出かけて行きました。会長である松前町長さんが議長を務めた会議は20分ほどで終わりましたが、その後犯罪被害者等ケア事業にセラピードッグによる精神ケアーを導入しているようで、事業の説明を聞いた後、飼い主の女性がセラピードッグを連れて登場しました。

競技会に出席しました
ドッグセラピーを学びました

 「アイ」という名前の大型のセラピードッグは飼い主で訓練している女性の指示通り動き、指示された物をしっかりと理解して口に加えて持ち帰ったり、シートの上にきちんと座ったりすることができ、まるでドッグショーを見ているようで、参加者からその見事な演技に大きな拍手が送られました。その後セラピードッグは参加者一人一人の席に赴いて、しっかりと撫でてやるととても喜んでいました。

 盲導犬の活躍などはよく見かけますが、セラピードッグに出会ったのは初めてでした。セラピーは心の癒やしと理解していますが、犯罪に遭った方々がセラピードッグに触れ合うことによって心を和ませることはとてもいいことですが、さてそれをどう実行するのかはまだまだ未知数の部分が多いようです。最近自宅で猫や犬といったペットを飼う人も増えてきており、セラピーと気づかないまま恩恵を受けている人も多いようです。初めてのいい経験でした。

「サポーター している故に 案内が 会員として 会議出席」

「聞き慣れぬ セラピードッグ 説明を 聞いてドッグが さっそう登場」

「飼い主が 訓練している 大型犬 言われるままに 芸当披露」

「被害者の セラピー目指し 尾っぽ振る 支援に大きな 期待を寄せる」   

 

 

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〇手作り紙芝居活用講演会

 この歳になっても金融広報アドバイザーなどをやっていることもあって、「ゆりかごから墓場まで」の幅広い年齢層の方々を相手に、あちこちへ招かれ下手糞なお話をしています。ミニ講演会などは相手がパソコンや投影機も用意できないため、パワーポイントが使えません。元々こうした機材を使うことが嫌いなため、友人に注文して作ってもらった紙芝居木箱を使ってお話をしたりしていますが、デジタル万能な世の中ゆえ逆にアナログな紙芝居とう手法が意外と受けて、好評を得ています。

五つ葉の貯蓄

 少し厚手の画用紙を紙芝居木箱に合うようカッターで切り、自分で書いた下手糞な絵や数字を間違うといけないので別の紙に下書きし、コピーしてノリで張り合わせる手法で何枚か作って使っています。その幾つかを紹介します。「5つの貯蓄」、これは私の金銭教育の基本となるもので、野山に生えているクローバーは普通3枚ですが、4つ葉のクローバーを見つけると幸せになるという言い伝えがあって、人間牧場に生えているクローバーの中から突然変異の4つ葉のクローバーを探し、見つける実践までやっています。

手作り紙芝居の始まり始まり~

 時折子どもたちが突然変異の5つ葉のクローバーの葉っぱを見つけることがあり、その葉っぱになぞらえ、人間は一生かかって「人間関係」「健康」「金銭」「知識」「感動」という5つのことを蓄えて生きていることを説くのです。貯蓄=お金だと思っていますが、人とのつながりも健康も、知識も感動も全て貯蓄することによって複利の利子を産んで行くのです。お金は使えば減りますが、他の4つの貯蓄は一度貯めれば使えば使うほど有益な利子が膨らんで来ます。

 勿論基本は経済で、お金の使い方で人間の人生は大きく変わります。私も「人間牧場が欲しい」という夢を実現するため「10年間に1千万円貯める」という目標を立て、二宮金次郎の「積小為大」の教えを守り本当に1千万円を貯め、夢のまた夢だった人間牧場を手に入れることができました。人生や世の中は思うようにならないことがいっぱいありますが、やり方次第で思うようになることも沢山あります。てな調子で只今手作り紙芝居好評活動中です。

「パソコンや 投影機など ない集会 知恵出し 紙芝居持ち」

「デジタルの 万能社会 アナログで 一周遅れ これが案外」

「手作りは 手間暇かかる 作業だが やってみる価値 ありそう手応え」

「五つ葉の クローバーをも 分け入って 探す実習 これ大ヒット」

 

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〇サツマイモとコンニャク芋の収穫

 わが家の家庭菜園には様々なものが植えられていて、この時期はサツマイモの収穫時期です。今年はサツマイモのつるを植える時期に外反母趾の手術で入院していたため、病院のベッドから携帯電話で、耕運機の中耕、畝立て、マルチ掛け、植え方などの指示を出し、息子に全権委任して植えてもらいました。

息子が植えて収穫したサツマイモ

 退院して帰ってから畑の様子を見ると余り上手くは植えていませんでしたが、初めてのことなのでそれなりでした。それでも自分が植えた責任を感じているのか、先日はツルを切りマルチを剥がしてサツマイモを掘る準備をしたり、ツルを畑に緑肥として返すべくゼツメで切ってくれたりしました。

 先日の日曜日、ジュニアリーダー会の国道沿いの草刈りにも、買ったばかりの真新しい草苅り機を持って参加してくれたりしてくれましたが、芋掘りも積極的に掘ってくれました。芋はキャリーに2つの40キロほど収穫しましたが、この2~3日陰干しをしているので、そろそろ芋坪へ収納して保存しようと思っています。お陰で大助かりでした。

沢山収穫したコンニャク芋

 果樹園の隅に植えていたコンニャク芋の一部が畑に行く道の邪魔になるので、植え替えるため堀り上げましたが、立派で大きな芋が10個ほどついていました。大きいのはコンニャクづくりに使えるので、一旦別の場所に埋め戻し、コンニャクを作ってみようと思っています。

「自家用に 息子が植えた サツマイモ 責任取って 自分で堀上げ」

「菜園も そろそろ息子に 代替わり したいけれども 期待は持てず」

「通行の 邪魔になるから 掘ってみた コンニャク芋が 次から次へ」

「芋類は 色々保存 して使う 冬の楽しみ 焼き芋・コンニャク」

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〇病院通い

 私は自分でも注意が足らないと思うほど、これまでよく怪我をしました。少々のかすり傷だと「そのうち治る」と思って病院へは行かず、置き薬を塗る程度で我慢をしますが、このところのように怪我ではなく内面の病気は自分で治しようがなく、今年は何度も病院に通いました。私の手提げカバンの中には、病院に行く度増える診察券がまるでカルタ取りでもできるように、数え切れないほどあるのです。

日赤松山病院の診察券が役に立ちました

 その中に日赤松山病院の診察券があります。何年か前手袋の中に潜んでいたムカデに指先をかまれ、少し記憶が薄れて救急車で運ばれました。その病状のことを「アナフィラキシー症候群」という病気だと始めて知りました。救急車の中で意識は戻り、1時間近くかかって日赤松山病院で処置をしてもらったことも、遠い過去の悪夢として忘れていました。ところが先日尿トラブルとなり泌尿器科病院で紹介状を貰い、日赤松山病院で診て貰うことになり、カバンの中の診察券をめくると、過去にたった一度きりしか使ったことのない日赤松山病院の診察券がありました。

 更新もしていないので使えるかどうか疑問に思いながら昨日、保険証、紹介状に沿えて診察券を受付に見せると、バーコード読み取り機が読み取って手続きができました。日赤松山病院は新築されまるでホテルのような美しさでした。幸い次男息子が感染症看護師としてこの病院に勤めていることもあり、前日色々聞いていたので駐車場も受け付けも、迷うことなくスムーズに事が運びましたが、肝心の診察は朝9時から12時まで延々3時間もかかり、病気よりも待ち時間の長さに困惑してしまいました。

 特に前立腺肥大の様子を見るため、尿道に管を差し込みマイクロカメラを入れて主治医が診察する作業は時折痛みを感じ、恥らいもあって声すら出せないあらわな姿でした。予定だとこの次MRI検査を行い、12月に入院手術のスケジュールが組まれました。いよいよ正念場です。早く治して元気を回復したいと思います。息子も仕事の合間を見て待合室へ顔を見せてくれました。

「病院の 診察券が 溜ってる ケガや病気で 行く度増える」

「何年か 前にムカデに 刺され折 診察券を 貰っていました」

「病気より 待合室で 待つ時間 長く病気に なりそう気分」

「三時間 やっと視察を 終えました 入院手術 今年は2度目」

 

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◯4歳の孫との食事会

 私たち夫婦には4人の子どもと5人の孫がいます。同居している長男夫婦には子どもが2人いて内孫よろしく楽しい日々を送っています。内孫を含め4人の孫は全て男の子ですが、松山市内に住む次男息子の子どもに初めて待望の女の子が生まれました。

 男の子の孫は、私と波長が合ってこれまでも発達段階に応じた色々な遊びを通して育爺ぶりを発揮してきましたが、女の子の孫とは異性なのでむしろ妻の方が波長が合って、これまでの孫4人とは少し違った出合いを重ねています。

 この孫娘には若嫁の実家におばあちゃんとおじいさんがいて、私のことを孫娘は「しんいちじいちゃん」と呼んでいたくれています。普通は私たち夫婦が次男の家を訪問するのですが、新型コロナの影響が少し収まったようなので、昨日の日曜日久しぶりに家族3人がわが家へ遊びにやって来ました。

 昨日は内孫たちも家にいたので、久しぶりに近所のレストランに食事に出かけました。すっかりお茶目になって、背丈の成長も著しく4歳らしい愛らしさで話題をさらいました。退化する一方の私たちですが、この子が結婚するような大人になるまで元気でいられるかどうか?・・・・。

「5人目に やっと生まれた 女の子 男と違い 口は達者で」

「コロナ禍で 来て欲しいけど ままならず 近頃やっと 往来解禁」

「久しぶり 食事会する 孫たちと 話題の中心 孫娘です」

「日々進化 退化の私 大違い この子成人 見れるかどうか?」

 

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