人間牧場

〇手作り紙芝居活用講演会

 この歳になっても金融広報アドバイザーなどをやっていることもあって、「ゆりかごから墓場まで」の幅広い年齢層の方々を相手に、あちこちへ招かれ下手糞なお話をしています。ミニ講演会などは相手がパソコンや投影機も用意できないため、パワーポイントが使えません。元々こうした機材を使うことが嫌いなため、友人に注文して作ってもらった紙芝居木箱を使ってお話をしたりしていますが、デジタル万能な世の中ゆえ逆にアナログな紙芝居とう手法が意外と受けて、好評を得ています。

五つ葉の貯蓄

 少し厚手の画用紙を紙芝居木箱に合うようカッターで切り、自分で書いた下手糞な絵や数字を間違うといけないので別の紙に下書きし、コピーしてノリで張り合わせる手法で何枚か作って使っています。その幾つかを紹介します。「5つの貯蓄」、これは私の金銭教育の基本となるもので、野山に生えているクローバーは普通3枚ですが、4つ葉のクローバーを見つけると幸せになるという言い伝えがあって、人間牧場に生えているクローバーの中から突然変異の4つ葉のクローバーを探し、見つける実践までやっています。

手作り紙芝居の始まり始まり~

 時折子どもたちが突然変異の5つ葉のクローバーの葉っぱを見つけることがあり、その葉っぱになぞらえ、人間は一生かかって「人間関係」「健康」「金銭」「知識」「感動」という5つのことを蓄えて生きていることを説くのです。貯蓄=お金だと思っていますが、人とのつながりも健康も、知識も感動も全て貯蓄することによって複利の利子を産んで行くのです。お金は使えば減りますが、他の4つの貯蓄は一度貯めれば使えば使うほど有益な利子が膨らんで来ます。

 勿論基本は経済で、お金の使い方で人間の人生は大きく変わります。私も「人間牧場が欲しい」という夢を実現するため「10年間に1千万円貯める」という目標を立て、二宮金次郎の「積小為大」の教えを守り本当に1千万円を貯め、夢のまた夢だった人間牧場を手に入れることができました。人生や世の中は思うようにならないことがいっぱいありますが、やり方次第で思うようになることも沢山あります。てな調子で只今手作り紙芝居好評活動中です。

「パソコンや 投影機など ない集会 知恵出し 紙芝居持ち」

「デジタルの 万能社会 アナログで 一周遅れ これが案外」

「手作りは 手間暇かかる 作業だが やってみる価値 ありそう手応え」

「五つ葉の クローバーをも 分け入って 探す実習 これ大ヒット」

 

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