人間牧場

〇ギターとハーモニカとピアノ

 私の書斎には長女が嫁ぐ時持ち出せなかったピアノが今も置かれています。使わないものならいっそ処分しようかとも思いますが、家には捨てきれない思い出のものもあると思ってそのままにしています。小学校6年生の孫奏心は楽器が好きで、時折私とピアノを弾いて楽しんでいます。

 私にとって一番の楽器はハーモニカで、今も妻の縫ってくれた布袋にAとAmの2本のハーモニカを愛用の木になるカバンの中に入れて持ち歩き、講演などで下手糞ながら吹いて参加者の共感を呼んでいます。最近は学校教育からハーモニカが消え、吹く人も聞く機会もなく少し寂しい思いをしていますが、通知表の音楽科目が2だった私ながら、その後の努力で今では250曲余りの曲が吹けるのですから驚きです。

 新型コロナの影響で不用不急の外出が出来なくなり、この1年半ほど家にいる機会が多くなったので、日中家に誰もいないことを良いことに、億目もなく時々ハーモニカを吹いて楽しんでいますが、ハーモニカの郷愁を誘うどこか懐かしい音色は心に染み渡るようです。

ギターを弾き始めた孫奏心

 昨日の朝小学校6年生の孫奏心が書斎にやって来て、何を思ったのか部屋の隅に置いていたギターを弾き始めました。ドレミファソラシドくらいしか弾けませんが、少し練習して自分の学校の校歌を弾きたいと言い出しました。私もどうにか弾ける程度なので、今年中には二人で練習し弾けるようになりたいと約束しました。音楽のある生活から少し遠ざかっていましたが、CDなども沢山あるので、聴いてみたいものです。

「わが家には ピアノとギター ハーモニカ あっても全て 無用の長物」

「音楽の 苦手な家系 通知表 いつも2・3で 劣等烙印」

「ハーモニカ 練習お陰 人前で どうにか吹けて 拍手をいただく」

「日本の 学校教育 ハーモニカ 捨てて縦笛 リコーダーです」

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