人間牧場

〇海の幸山の幸

 私の住んでいる双海町は漁業と農業の町です。ゆえに海の幸と山の幸に恵まれ、人間が生きていく上で一番大事な食べ物に恵まれています。このところ停滞する梅雨前線の影響で足繁く雨が降り、普通だと盛夏ゆえ朝晩水遣りに忙しいはずですが、それも小休止でピーマンやナス、キューリ、オクラなどが生き生きと成長し、食べきれないので近所や知人友人にお裾分けして喜ばれています。

収穫したブルーべリー

 昨日雨が小康状態になった家庭菜園を見渡すと、ブルーベリーが黒く色づいていました。昨年は無防備だったため野鳥に食べられ殆ど収穫できませんでしたが、今年はブルーベリーの木の上に漁網を被せたため野鳥の食害を免れ、連日収穫してこれも少しお裾分けしています。妻はブルーベリーに含まれているアントシアニンが目にいいと信じ込みよく食べていますが、私はブルーベリーの小さな種が口に残るのが嫌で余り食べません。

漁師さんから美味しい魚が届きました

 昨日はお盆が近づいたので、お盆休みに入る前の漁師さんが、鯛やイシモチなどを発泡スチロールの箱に入れて届けてくれました。退職以来魚の粗調理は私の仕事と決められているので、早速外の流し台で調理をしました。魚料理も嫌だと思ったら嫌になるので、包丁を研いだりしながら粗調理に挑戦しています。お陰様ですっかり上手くなりました。鯛は3枚におろし、イシモチは丁寧に頭と内臓を取り、綺麗に水洗いをしてトレーに入れ、ラップをかけて魚専用の冷蔵庫へ収めました。昨夕は妻の仕事の関係で少し夕食時間が遅くなりましたが、海の幸山の幸をふんだんに使った料理が並び、満腹の手合いでした。

「田舎ゆえ 海・山の幸 恵まれて 毎日ご馳走 質素ながらも」

「昨年は 野鳥に食べられ 悔しくて 今年は漁網の お陰豊作」

「目にいいと 妻はせっせと 食べてるが 本当にいいか 分からぬままに」

「何気ない 日々の暮らしに 満足し 今日も元気で 暮らせる幸せ」

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