人間牧場

〇世界遺産を巡る旅(その4)

 世界遺産を巡る旅の最終目的地は嵐山周辺です。市営駐車場に停めたバスを降り、桂川に架かった長い渡月橋を歩いて渡りました。とりあえず向こう岸の和食レストランに入り昼食を食べた後再び橋を渡って名刹天竜寺まで歩きました。名刹天竜寺の紅葉に彩られた寺院も見応えがありましたが、少し疲れの見え始めた一行は、2時間の自由時間を持て余し気味で、お土産を買ったり店頭に並べられた試食用の漬物を食べたりして過ごしました。最後は保津川下りの遊覧船や貸しボートの浮かぶ大堰川の川辺で心地良き川風に当り一服して時間調整をしました。

天竜寺本堂
天竜寺本堂
本土入口の達磨の衝立
本堂入口の達磨の衝立

 楽しくも目の保養をした私たち一行は、バスに揺られて松山を目ざし岐路の途につきました。途中岡山付近の高速道路で事故渋滞があり、それを避けるため一般道路を走ったため、30分遅れの10時に無事松山市駅前に到着しました。バスの車内から携帯電話で迎えを頼んでいた妻は既に到着していて、皆さんと別れて自宅に着いたのは10時40分ころでした。風呂に入り旅の疲れを癒しましたが、何よりも紅葉の好機と穏やかな秋晴れの好天に恵まれ、メンバーの参加人数は幾分少なかったものの、実り多い旅となりました。

天竜寺境内の紅葉
天竜寺境内の紅葉

 私たちのメンバーも体調不良を訴える人が多くなり、世界遺産を巡る旅も段々厳しくなってきましたが、ボックス席を前後四つ確保したバスの中での、久しぶりの友人たちとの語らいは、とても有意義でした。私がメンバーにプレゼントした「ボケない1・10・100・1000・10000の生き方」は皆さんの心の中に残ったようでした。①=1日一回のお通じ、10=毎日10人の人に会って話をする、100=毎日100文字書く、1000=毎日千文字読む、10000=毎日一万歩歩く、10万=財布に10万円小遣い持つ、100万=まさかの時に使えるよう100万円を用意しておく、1000万=老後の蓄えを1千万円貯める、一億=宝くじに夢を託す(大笑い)です。来年も元気で世界遺産を巡る旅に参加できるよう心がけて暮らします。

  「テレビにて 見かける大橋 渡月橋 観光客が 群がり歩く」

  「天竜寺 境内紅葉 今見ごろ 見せてやりたい 私の妻に」

  「千枚と 書いているのに 何故5枚? 漬物店で 質問笑われ」

  「来年も 元気で行こう 誓い合う 少し元気を 回復したよう」

秋の渡月橋
秋の渡月橋
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