人間牧場

〇秋の夕日は美しい

 昨日は宇和島へ講演に出かけた帰りに、ホームセンターで買ったタマネギの苗の植え付け作業を午後2時ころからやりました。あいにく抜き苗が売り切れていたため、セル苗という200穴のセルに植えている苗しかなかったので、畑の横に椅子用のキャリーを置いて座り、セルの下に手を突っ込んで突起を指で軽く揉み解し、苗が傷まないよう慎重に抜き取る作業を進めましたが、これが中々時間がかかり一苦労でした。

昨日の夕日
昨日の夕日

 セルから抜いた苗を手箕に入れ、前もって立てていた畝に草削り用鍬で目安の溝を掘り、順次植ええて行きましたが、結局800本の苗を植え終わったのは午後5時前でした。孫希心が学校から友だちを連れて帰ったので、若嫁に頼まれていた孫奏心を迎えに、保育園まで行きましたが、帰宅途中家の前に聳える町のシンボル本尊山が、夕日に赤く映えているのを見て、孫奏心を自宅で降ろした後、軽四トラックを走らせてシーサイド公園まで夕日を見に出かけました。

 昨日の日没は午後5時12分ころでしたが、私の到着した午後5時前には砂浜で、ウエディング衣装の若いカップルが結婚の前撮りをしていました。刻々と沈み行く夕日を見ながら手持ちのデジカメで何枚か美しい夕日を写真に収めましたが、季節は移って自慢の夕日も随分西の端を通るようになっていて、そろそろ撮影時期も終わりを迎えるようですが、アングル的には恋人岬のモニュメントに夕日をあしらい、いい写真が取れました。

 そういえば今年のゴールデンウィークのころ、念願の一眼レフデジカメを子どもたちがお金を出し合って、プレゼントしてくれたものの、親父の逝去や何だかんだと忙しくて使う機会を逸しています。今年中には何とか使いこなせるようにしないと、子どもたちに申し訳が立ちません。もし昨日のあの綺麗な夕日を一眼レフのデジカメで撮っていればと反省しきりです。まあ慌てることもあるまいとのんびりゆっくり考えるようになったのも、やはり歳のせいかも知れないと思う今日この頃です。

  「黙々と ただ黙々と タマネギの 苗を畑に 秋の夕暮れ」

  「赤く燃ゆ 本尊の山に 誘われて 車走らせ 夕日見に行く」

  「うわあ綺麗 心の中で 叫びつつ 手持ちデジカメ 夕日に向う」

  「半年も 前に貰った 一眼を 使いもせずに 悶々しつつ」 

[ この記事をシェアする ]