人間牧場

〇やっと私も冬モード

 私は若い頃から薄着タイプで、下着は袖なしのランニングで一年中通していました。またズボンの下にパッチも履かずにいましたが、さすがに寄る年波には勝てないのか、少し寒さを感じるようになり、真冬だけはパッチを着用していますが、まあ薄着の方です。でも息子はもっともっと薄着で、寒中でも半ズボンに半袖で、体力づくりのため毎朝庭に出て木刀の素振りを欠かさず行なっています。妻は息子の薄着を見ているだけで寒くなると言っていますが、当人は平気なようです。

毛糸の帽子と手袋でやっと私も冬モード
毛糸の帽子と手袋でやっと私も冬モード

 寒さを感じるようになったこの半月前から、何を思ったのか私は5年ぶりにジョギングを再開しました。ジョギングといっても往復2キロ程度の道程を早足くらいな速度で走るのですが、最初は汗をかいていたのに、慣れたせいか外気温が低くなったせいか汗もかかず、ポカポカする程度になってきました。最近まで帽子は運動帽でしたが、昨日から寒いだろうと妻が用意してくれた、毛糸の帽子と手袋をはめ、ヤッケを着てやっと私も冬モードです。

 今朝は昨夜まで強かった風も少し収まりましたが、寒さはかなり強かったものの、帽子と手袋のお陰でまさにポカポカでした。今のところ体のどこも痛くもかゆくもなく、疲れも感じないほど正常です。日常の運動が体を作っているからか、先日子ども体験塾で黒山登山をしましたが、足腰に痛みを感じることもありませんでした。体は歳とともに老化をします。しかし体力は鍛えれば鍛えられることが分っているので、これからも毎日1万歩程度のウォーキング+ジョギングやエクササイズを心がけたいと思っています。

 今年の冬は昨年同様、孫二人と早朝ウォーキングをやろうと孫二人と相談がまとまりました。去年は孫たちについて走るのがやっとでしたが、今年はウォーミングアップも既に出来ているので、妻から「年寄りの冷や水にならないように」と言われようが、頑張って走りたいと思います。歳をとるとやることもなく、1日1日が何げなく過ぎて行くと、周りの同年代の人たちが話しています。また新聞のお悔み欄には同年代の人が亡くなるのも、わがことのように感じるとも言っています。もう少し健康寿命を謳歌したいものです。

  「寒くなり 毛糸の帽子 手袋を はめてさっそう ジョギングする」

  「年寄りの 冷や水言われ ムッとする 若くはないと 悟りながらも」

  「歳とると 何故か寒さが 身に染みる やっぱり暑い 夏の方がいい」

  「ただいまの ところどっこも 悪くない 健康寿命 さらに延ばそう」

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人間牧場

〇冬がやって来た

 「今年の冬は暖かい」、誰もがそう思っていましたが、やはり季節は巡るもので、12月1日の師走となると一転、天地を揺るがすような北西の季節風が吹いて、気温も一気に7~8度も下がり、ブルブル震える12月を迎えました。昨日の夕方5時半ごろ、町内三島で住宅火事があり消防車のけたたましいサイレンが鳴りましたが、今朝の新聞によると強風にあおられ自宅が全焼したようで、町民の不幸を思うとこの寒空に寂しい限りです。

風波激しい伊予灘の海
風波激しい伊予灘の海
大型堤防を平気で乗り越える大波
大型堤防を平気で乗り越える大波・向うに霞むのは伊予の小富士

 昨日の夕方所用で上灘駅まで出かけましたが、海の時化は相当なもので、大波がシーサイド公園の西堤防を簡単に乗り越えて、砂浜に小さな池を作っていました。また上灘漁港の沖合いに設置したとてつもなく大きな防波堤でさえ、うねり波が水しぶきを上げて高々と越えていました。この分だと当分の間漁船は漁にも出られないようで、係留された漁船の舳先には沢山のカモメがうずくまるように止まっていました。

 今朝はいつものように午前6時20分に自宅を出て夜明けの道をジョギングしましたが、まあ風が強いのなんのって、被っている帽子も吹き飛ばされそうだったし、行きは追い風ながら帰り道は強い向い風に遭い中々前へ進みませんでした。今朝は万歩計をズボンに入れるのを忘れたため、どれほどの歩数だったか定かではありませんが、毎日の経験からすると朝のジョギングで6千5百歩程度のようです。

 この寒さで風邪を引かないように96歳になった親父の隠居では、一ヶ月前からエアコンを24時間つけっぱなしにして部屋を温めています。余り暑いと外に出た時の温度差が大きいので、少し低めの20度に設定していますが、今のところ親父は「温かい」と感じているようで、デイサービスに出かける日だけエアコンを消して窓を全部開けて空気の入れ替えをしています。冬来たリなば春遠からじ、今年の冬も風邪を引かず元気に乗り切って欲しいものです。

  「冬一番 天地揺るがす 風が吹き 寒さに体 縮んでしまう」

  「追い風と 向かい風受け ひた走る 70なっても 元気をゲット」

  「昨日夕 町内で火事 強風で 住宅全焼 悲しい出来事」

  「隠居部屋 20度設定 春日和 親父薄着で 1日過ごす」 

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人間牧場

〇広島県竹原市忠海からのお客さん

 広島県竹原市といえばNHK朝ドラ「マッサン」の舞台となっている、古い町並みの残る中国地方山陽路の「小京都」です。私は何度か竹原を訪れていますが、特に竹原市忠海の公民館へは何度も講演に訪れ、当時公民館長をしていた竹本英子さんとは、私的なお付き合いも長年やっていて、そうしたご縁で先日も昨年に引き続きご主人が丹精こめて作ったという自然薯が届き、また忠海公民館で長年取り組んでいるキビ栽培で作った餅やクッキーまで送ってもらっています。

忠海の美女たちに囲まれて
忠海の美女たちに囲まれて

 その竹本英子さんから、「11月29日に人間牧場を訪ねて色々と話を聞きたい」とメールが入りました。メールの相手は英子さんではなく「九郎」と書かれていたので、「あるいはご主人の名前かも」と勝手に思い込みメールのやり取りをして、結局29日の午後2時で相談がまとまりました。しかしこの日は既に午前中子ども体験塾の黒山登山、午後1時からは島根県出雲の南さんの来牧予定が入っていて、仕方なく軽トラ市に来る予定の松本さんに案内を頼みました。松本さんは快く引き受けてくれましたが、その後悪天候を予測して軽トラ市が延期となってしまい、松本さんにはわざわざの対応になってしまいました。

 少し早い午後1時過ぎ竹本さんたちご一行5人は、松本さんの案内で人間牧場へやって来ました。先約の南さんたちとバッティングしたものの、その後は座布団を敷いて2時間近く色々な話をしました。運転でやって来た男性は私の思惑通り竹本英子さんのご主人で、公民館と地域づくり協議会の関係や、10年が経ったキビ作りの今後のことについて助言を求められました。人間牧場で行われている様々なプログラムと、人間牧場の経営について、二宮尊徳の「経済と道徳」を引用しながらこれからの生き方に迫りました。

 これまでの公民館活動や地域づくりはどちらかというと、人の懐を当てにすることが多かったように思うし、マンネリの謗りを拭うことができませんでした。(続きは後で~)それを払拭するためには精神的にも経済的にも自立することです。これまではややもすると経済は二の次でしたが、経済基盤がしっかりしていないと持続することもできじ、結局は空中分化し、やらないほうが良かったということになってしまうのです。さて竹本英子さんたちご一行はどんなヒントを得て、これから何を目指してどんな進化を始めるのでしょう。とりあえず3年後、5年後が楽しみです。

  「マンネリは 人の心の 有り様と 思えば人の 心変えれば」

  「経済が 基盤にないと 長続き しない心得 肝に銘じて」

  「キビ団子 犬猿キジに 桃太郎 おとぎ話を 見習いましょう」

  「悩むから 次の目標 見えてくる もっと楽しく 感じるままに」

 

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