人間牧場

〇大はがまの蓋作り

 地域づくりをしていると、野外活動に必要な道具類が一つまたひとつと増え、それらをしまう倉庫が必要となるばかりか、活動の度に使うべき道具を出し入れする雑事に追われ、その殆どが重量的に重くて太く、一人では持ち運べないものもあって、気分的には〇×▲□・・・のうんざり感が漂います。私が持っている道具類はドラム缶を半分に切ったかまど、大釜、臼、杵、はがま、蒸し器、鍋類、食器類、チェンソー、草刈機、マイク一式、鍬、鎌類、ブルーシート、干しサナ等に加え、調理や風呂を沸かす薪類を加えると、倉庫は幾ら広くてもいいくらいの品数と容量なのです。

いびつながら完成した大釜の蓋
いびつながら完成した大釜の蓋

 先月石臼とアルミの大はがまをいただきました。石臼は綺麗に洗って石臼の上に保存用の蓋を作り、ピザ釜横の作業小屋に汗をかくほど難儀をして収納しましたが、アルミ製の大釜は、綺麗に洗って乾燥させただけで東屋の隅に置いていましたが、昨日は家の倉庫から分厚い松板を取り出して、蓋を作る計画を思いつきました。一枚板なら簡単にできるのですが、それ程広い板はなく、結局2枚の板をつなぎ合せて使うことにしました。大釜の蓋は下から火を焚いて中のお湯から蒸気が発生するので、蒸気が板の継ぎ目から逃げない用にしなければなりません。そのため接合部分を食い込ませる必要があるのです。

 メジャーで蓋の大きさを採寸し、二枚の板の端にL字型の食い込みを入れる作業は、道具とて殆どない中での作業なので、目印につけた線に沿って鋸で切り込みを入れてはつりました。この作業が中々難しく骨が折れましたが、何とか2時間ほどで終えました。続いて接合した分厚い板に大釜の大きさの円を描きました。コンパス等ないので棒状の木切れに釘を打ち、真ん中と思われる場所に固定して時計の針のように回して円周を描きました。後は普通の鋸で周りを小切りして修正し、最後はカンナでさらに修正を加えました。蓋の上に算木2本を打ちつけて出来上がりです。

 親父が長年愛用していた電動カンナは故障して使えないため、全て手作業となってしまいましたが、何大釜の蓋は多少いびつながら、夕闇迫るごろ何とか出来上がりました。今日はこれから最終仕上げを行い、今週末人間牧場で開催予定の年輪塾の折、軽四トラックに積んでとりあえず人間牧場へ運び収納する予定です。願わくは将来屋外に耐火煉瓦でかまどを造り、様々な加工に利用したいと思っていますが、塩作りも喫緊の課題となっているので、利用したいと思っています。また道具が一つ増えてしまいました。どうしよう?です。

  「大はがま 貰ってきたが 蓋がない 自分で作る 不器用算段」

  「二枚板 湯気が漏れない ようにする これが中々 難儀な作業」

  「夕暮れに 何とか出来た 釜の蓋 少しいびつも ご愛嬌ですよ」

  「お父さん 器用じゃないと 妻だけは 誉めてくれるが 親父けなされ」

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