人間牧場

〇子ども体験塾のキャンプ

今朝の翠小学校(冨田さん配信)
今朝の翠小学校(冨田さん配信)

 天気予報では昨日と今日の土日は雨、毎度のことながら「ああやっぱり雨男を自認している赤石さんが絡んでいるので」と、少しパロディーな雑談も飛び出す中、今年も子ども体験塾のキャンプがスタートしました。今年は公民館の職員が一名減ったり、アシスト事業の発表会が重なったりしたため、赤石さんが重い荷物を背負った形で準備や運営をしてくれましたが、幸い会場となっている翠小学校の全面的協力や、実行委員会のメンバーである各学校の教頭先生、それに食事の世話をしてくれる前野さん山口さん、それに集まってくれた何人かの高校生ジュニアリーダーの皆さんの協力で、大いに盛り上がったキャンプとなりました。

スタードームキャンプ(中尾先生配信)
スタードームキャンプ(中尾先生配信)

 

子どもたちが作った段ボールの家(本多さん配信)
子どもたちが作った段ボールの家(本多さん配信)

 梅雨の真っ最中にキャンプをすることは無謀なことです。それは百も承知で、あえて雨の中のキャンプという非日常こそ感動の原点だと、学校の体育館の中にスタードームを二つ張り、段ボールアートで子どもたちが寝部屋を作りました。あえてキャンプの常識であるテントを張らず、まるで難民キャンプかホームレス村のような感じでしたが、子どもたちは大人の心配をよそに、楽しそうに夢中になっていたようでした。昨日は翠小学校のビオトープを使った環境学習も、相撲場を使った相撲大会も、雨の降るまでの束の間を使ってやることができたと、松山の集会から帰って直ぐに参加した私に、赤石さんから報告を受けました。

 昨日は楽しみにしていた望遠鏡を使った夜の星空観察は残念ながらできませんでしたが、福岡地域事務所長さんが用意してくれた様々な映像がパソコンを使って映し出され、初めて見る天体の不思議を堪能したようです。私も30分弱の時間、子どもたちを相手に即興で、レクレーションの指導をしてやりました。昨晩はかなり激しい雨が降ったようで、体育館の屋根を叩く雨音と暗闇で眠れない一夜を過ごしたことでしょうが、子ども体験塾の基本は自立する子どもを育てることなので、例え一泊二日でも親元を離れて生活させることは、大いに意味のあることなのです。わが家の一年生になった孫希心も今年初めて参加し、不安な生活をしているようでした。夜10時ごろ自宅へ帰ると、息子が「希心は元気でやってたかい?」と尋ねました。親にとっても子どものいない心配な一夜だったようです。

  「雨降りに キャンプ計画 気が知れぬ だけど子どもは 思い出一杯」

  「雨男 今回もまた 雨連れて 笑っているが 雨もまたよし」

  「段ボール 切り貼りつなぎ 家作る まるで難民 キャンプのようだ」

  「二年目の スタードームが 鎮座する 体育館で 夢見つ雑魚寝」

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