○雨の中コンニャクイモを植え付けました
オープン以来5年目を迎えた人間牧場には様々な植物が今年も元気に育っています。オープンより前に植わっていた梅の木は毎年沢山の梅の実を収穫し、梅干や梅ジュースにして来訪者に振る舞い喜んでもらっていますし、自生のツワブキやフキも季節の香りとしてわが家の食卓をにぎわせてくれているのです。また子どもたちと一緒になって育てているサツマイモも、ブルーベリーも、蜂蜜も今年はもっともっと収穫できるように心を新たにしているところです。人間牧場では子の外牧場内に自生している野草を天ぷらにして食べる試みも昨年やりましたが、好評のようなので今年も是非やりたいと思っています。
さて人間牧場でまだ日の目を見ていないものにコンニャクがあります。3年前に2年物の種芋をサツマイモ苗床の脇に植えました。一個はいのししの被害に遭ったのか掘り出されて枯れましたが、10個植えた残りの9個は今年も元気で大きな芽を出していて、足し算すると今年が5年目なのでそろそろ掘り出してコンニャク作りに挑戦しようと思っています。昨年の芽吹きを見るとコンニャクイモの直ぐ横から小さな茎が出ていたので、小芋も期待できるかも知れません。
今年親芋を収穫してコンニャクを作ると、次の親芋が必要となるため、今年はサツマイモ畑の下の小さな畑を冬の間に開墾して準備をしていたので、種物屋で先日30個も小さな2年物の種芋を買いました。一つ100円程度だったので3000円の投資ですが、3年後には大きな芋に成長するだろうと期待をしているのです。
(小さなコンニャクの種芋)
昨日は午後から雨が降り出しましたが、たいした雨でもないので、人間牧場へ行き、開墾した畑にコンニャクイモを植え付けました。小ぶりといっても雨は雨、多少濡れましたが春雨ゆえに何とか植え付けを終えました。持って行った竹の支柱を30本打ち込み、種芋の在り処の目印にしたのです。雑草の生長が旺盛なためコンニャクイモが何処にあるのか分からないと除草ができないからです。
(植え付けを終え種芋の場所が分かるように嶽の支柱を立てました)
植えつけ終えたものの畑にはまだ余裕があるので、後20個くらい種芋を追加したいと思っています。はてさて、種芋は元気に育ってくれるでしょうか。獲らぬ狸ならぬ食べぬこんにゃくの味算用を今からしていますが、実は私コンニャクは子どもの頃から余り好きな食べ物ではないのです。でも人間牧場のメニューとしては今後欠かせない存在なので、人間牧場へ来る人のためにせっせとコンニャクイモを育ててゆきたいと思っている今日この頃なのです。
「親芋を 作る手立ての 子芋植え コンニャク畑 雨に打たれて」
「本当は コンニャク苦手 だのに何故 みんな喜ぶ それでいいのだ」
「種芋を 買ったお金が あるのなら コンニャク何丁 買えるのかしら」
「親芋に 子芋付きたる 土の中 親の恵みで 子芋大きく」