shin-1さんの日記

○早い目覚め

 昨日は二ヶ月に一回の健康診断の日でした。半年に一回行っているエコー検査の日でもあるので、朝食抜きで県立中央病院へ9時過ぎに入りました。エコー検査の予約が10時なので、余裕を持って出かけたつもりですが、事前に血液検査をするよう自動受付機が指示を出していたため、血液検査の会場へ向かいました。昨日はどういう訳か血液検査のコーナーが混んでいて、私がいただいた番号は186番でした。こんなこともあろうかと、病院へ行くときは本を一冊持っていったお陰で、待ち時間も気にすることもなく待合ベンチで待っていました。しかし30分以上待っても検査は終わらず、結局時間ギリギリの10時に血圧検査は終わりました。


 さてエコー検査の受付には双海町出身の女性が毎度の事ながら温かく迎えてくれました。10時の予約でしたが、昨日は入院患者さんがベッドのまま検査室へやってくるため、私の順番は後となってしまいました。やがて検査室へ呼び込まれましたが、検査技師の女性が「若松さんお元気ですか」と声をかけてくれました。病院のベッドで「元気ですか」も可笑しいのでしょうが、そこは定期検査なので、雑談をしながらの検査となりました。聞けば県立中央病院の周産期センターに勤めている娘と同期の方らしく、わが家へも遊びに来たようでした。縁の不思議を感じながら、「異常はないようです。以上」でした。

 血液検査やエコー検査の結果を受けて10時30分から医師の診察予定でしたが、診察が始まったのは11時10分から、結局すべて異常なしで次回の検診予定を6月18日8時30分からに決め、会計で5千円近くの医療費を払い病院を11時30分に出ました。

 エコー検査は検査する腹部に検査カメラが動きやすいようにドロドロしたものを塗られます。検査が終わって熱いタオルで綺麗に拭き取ってくれるのですが、何処か気持ち悪い違和感があるので、帰りに思い切って温泉に立ち寄りさっぱりしました。その後苗物を売る店に立ち寄りコンニャクイモの種を30個買いました。人間牧場の畑に植えるつもりです。

 自宅に帰ったのは3時過ぎ、そういえば朝も昼も抜いてたと腹が減ったことを自覚し、夕食も近いことからポンカンと清見を2個食べ我慢しました。

 夕方親類の漁師さんから魚の提供があり、鳥に行き仕事で留守の妻に代わって荒ごしらえに挑戦しました。昨日は日ごろのリズムと違った一日を過ごしたため多少お疲れモードで、風呂に入って10時には床に就きました。ところが早く寝たため早く目が覚めて午前3時に目が覚めてしまいました。これも歳のせいだと納得して書斎に入りストーブを点けてブログを書いたり本を読んだり、メールを見たりして早い目覚めの朝を迎えました。

 今朝は昨日の夕方海岸で収穫したワカメをかまどでお湯を沸かし、天日干しする作業が待っています。また10時には清水さんのあらし山訪問があるので、それまでに作業を終えなければなりません。今日も朝から忙しい一日が続くようですが、とりあえず早朝3時からブログ2本のノルマも終えて万全の充実した一日を迎えられそうです。

  「二ヶ月に 一回病院 検診す 今度も検査 異常なしです」

  「あれこれと 普段と違う 一日を 過ごしたためか 早く床就く」

  「早寝した ために早起き 俺も歳 三時過ぎには 目覚めて寝れず」

  「さあ今日も 忙しいぞと 言い聞かす これが私の バイオリズムだ」

 

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shin-1さんの日記

○異常気象の中でも野生の花は咲く

 このところの気温の乱高下は明らかに異常気象というもので、全国のあちこちでは4月も半ばというのに雪が降ったり、北海道では瞬間風速30メートルの突風が吹いたりして、自然のいたずらが少々過ぎるようです。これは何も日本だけの問題ではなく、北欧ではアイルランドの火山が爆発して、その噴煙が北欧各地を襲い飛行機の運航に影響、各地で飛行場が閉鎖される騒ぎになっているようです。そのためイギリスやドイツに向かって飛ぶはずの日本からの飛行機直行便も飛ぶことができず、欠航が相次ぎ国際化した人々の暮らしを直撃しているのです。

 人々の暮らしに特に気温は大きく影響します。気温が前日より10度も上がったり下がったりすると、着る物に困ります。春が来たと思ってコート類をクリーニングして仕舞い春の衣服に衣替えしたり、ストーブの油を抜いて倉庫に収納したりしたものを、慌てて出し直したりしなければならないのです。

 わが家でもこのところ殆ど使わなかった書斎のストーブを、この四・五日早朝には点火して使っています。私の毎年の予定表にはストーブの点け終わりを書いていますが、この10年では最も遅い点火となっているようです。

 気温が不安定なため野菜が軒並み高騰しているようです。特にキャベツは普通この時期柔らかい春キャベツが一玉百円前後で安く出回る時期なのに、300円程度も珍しくないようです。後手に回る政府は全農に対し野菜の供給を増やしたり企画外品も出荷するよう農林水産大臣が要請していました。

 野菜が高くて農家も小売店も儲けるだろうと野菜の高騰を見て思うのでしょうが、気象の変化が原因で出荷量が減っただけの話なので、農家も小売店も悲鳴を上げているのです。

 昨日の夕方の天気予報では、南国四国なのに「霜注意報」が発令されました。春が来たと思い込んで芽を出したり花をつけた植物は、春の気温でないと育たないのです。せっかく結実した梅の実が寒さに凍えてシワシワになったり、せっかく咲いた梨の花も10度以下では活動しないミツバチが飛ばず高配しないようだし、キウイフルーツの芽も寒さで枯れてしまったと農家は嘆いています。梅の産地の和歌山では10億円の被害だと報じられていました。

若松進一ブログ
(雨に誘われ顔を出したカタツムリ)

 それでも季節は春に向かって動いていて、わが家の庭や畑の隅に植えられているサツキは早くも色とりどりの花が咲き始めているのです。昨日久しぶりに運動のつもりで裏山を散策しました。このところ雨の日が多く日照不足気味ですが、冬眠から目覚めたカタツムリを見つけました。まt一面に淡い紫色のシャガやアザミの花が春を主張するように咲いていました。野の花ゆえに見る人もなく間もなく散ってゆくのでしょうが、愛らしく咲く草花にはこれまた趣があって、ポケットに忍ばせたデジカメを思わず向けてしまいました。何だかんだといいつつ季節は動いているのです。

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(シャガの花)
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(道端に咲く野アザミ)

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(草むらに顔を出したイタドリ)

  「噴煙で 憤慨案じ 空港が 閉鎖するとは 聞いたことなし」

  「このところ 気温はまるで エレベーター 野菜高騰 キャベツも悲鳴」

  「春が来た 人や植物 思ってた 霜が直撃 大きな被害」

  「足元を 見れば季節は 巡ってる 野辺花咲いて 散歩は楽し」

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