shin-1さんの日記

○退化する人間と進化する人間

 年齢的にいうと、私と62歳の開きがあるわが孫が今年二人、5月と8月に相次いで誕生しました。間もなく4ヶ月を迎える長女の子ども尚樹は早くも寝返りが出来るようになって赤ちゃんから幼児へと進化しています。一方間もなく誕生して3週間目を迎える希心は出生後の黄疸も消えつつあって足や手の脱皮にも似た皮膚剥がれも治まって、寝るか泣くかくらいな単純な日々を過ごしています。どちらも健康な母親の母乳を一杯飲んで今の所何の心配もなく育っているようです。

 今日はモーニングセミナーが早く終ったのであいついで孫を訪問しました。娘の子ども尚樹は数日前に風邪を引いていたそうですが、その風邪も治って元気一杯です。ブログでお馴染みお兄ちゃんの朋樹は間近に迫った運動会の練習で毎日くたくたのお疲れモードのようですが、あいにく幼稚園へ出発した後で、顔は見れませんでした。


 一方誕生して間もない孫希心は既に寝返りや愛想笑いも出来る孫尚樹からみれば、まるで横綱とフンドシ担ぎのような差で、どこか弱々しく感じられますが、それでも順調に育っているようです。私が訪ねるときは決まって昼寝中で、泣く姿も起きている姿も見ることが出来ないのです。

 横向きなのか縦向きなのか分らぬままブログに取り込んだためこんな写真になってしまいましたが、多分下の写真が正しいのでしょう。カメラのフラッシュにも動じることなく悠々と眠っていました。

 もし人間が100歳まで生きるとしたら、これから100年に渡って進化し続けるであろう二人の孫に比べると62歳の私は、85歳まで生きる予定が正しければこれから23年間、悲しいかな退化し続けるのです。せめてこの孫たちが成人するまでは元気で生きていたいものだと、親父の姿を思いました。親父は90歳ながらボケもせずかくしゃくとして生きています。心に望みを持ってこの孫のためにも退化のスピードを出来るだけ遅くしたいと思いました。

  「進化する 孫に比べて 俺などは 退化の道を 転がり落ちる」

  「三十年 生きれば孫の 子ども見ゆ その日来るまで 元気で生きろ」

  「寝返りの 孫の成長 おどろぬ 這えば立てとは よく言ったもの」

  「パソコンの 写真目次が 又増えて 二人の孫が 度々登場」

  

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shin-1さんの日記

○モーニングセミナー

 松山倫理法人会のモーニングセミナーに出席するため、今朝は4時に起きて5時過ぎに家を出ました。季節が少しずつ動いて朝明けが遅くなったため、家を出る時は車のヘットライトを点けて走りました。国道の信号も点滅が幾つかあって、車の交通量も少ないことから、普通のスピードで走っても30分ほどで会場に到着してしまいました。「早過ぎたかなあ」と思いつつ、西掘端にある東京第一ホテルの立体駐車場に車を入れロビーでくつろいでいますと、モーニングセミナーの運営に携わる人でしょうか、何人かの人が足早にエレベーターの中へ消えて行きました。ロビーにて読書をしていると、「今日は朝早くからご苦労様です」と軽く会釈をしながら何人かの人が通り過ぎ、「ご一緒に上がりませんか」と促されて30分も前なのに、会場となる11階のホールへ行きました。この会場は様々な会議に利用されているため、もうすっかりお馴染みで、ホテルで一番見晴らしのいい場所なのです。西堀端に面した窓からは明けの空にくっきり松山市のシンボルである松山城が浮かんで見えました。まさに正岡子規が詠んだ「松山や秋より高き天守閣」です。そういえば今日は正岡子規の命日「糸瓜忌」だと因縁めいた気持ちになりました。

(松山市の9月19日の朝はシンボルである松山城から明けて来ました)

 何人かの役員さんが会場の準備をされていましたが、仙波里沙さんという女性会員が笑顔で私の座っている講師席に野の花とお茶を運んでくれました。何という爽やかな心配りでしょう。つい嬉しくなって名刺交換をさせてもらいました。いただいた名刺も手書きで忘れえぬ一枚になったようです。


(会長さんからいただいた今日のスケジュール表と、仙波さんが運んでくれたお茶と一輪挿しが白い机の上に綺麗に配置され、これだけでもてなしの気持ちが伝わってきました)
(武田委員長さん)

 今日の会を進行する役目のMS委員会委員長さんが、「武田です。若松さんの事を知りたくてブログを読ませていただきました」といわれてピンときました。そういえば私のブログに「武田」という名前で読んだ感想の書き込みがあったのです。「竹田さんってあなたでしたか」と、不思議なご縁を感じながら名刺を交換しました。
?やがて会議が始まり、「万人幸福の栞」などの唱和の後大本会長さんが開会の挨拶をされました。実は今日の会議については少々ハプニングがありました。大木会長さんからお電話をいただいた時、「倫理法人会」「モーニングセミナー」「講師」「9月19日」「水曜日」などを口頭で言われ、その後かかってきた電話も会員への通知に必要だからと「テーマ」の提示を求められ「新しい発想で生きる」とだけやり取りしただけなのです。昨日になって何時に何処で何分喋ればいいのか、打ち合わせをしていない事に気が付きましたが、大木さんの名前しか分らず、電話の相手先も分らぬまま紋々していました。妻は「あなたも相当いい加減」と呆れ顔でしたが、私はインターネットで検索し、倫理法人会の事務局の電話番号を見つけて電話を入れ事なきを得たのです。お互い連絡済と思い込んでいた思わぬハプニングが、ハプニングで終ってホッとした矢先に大本会長さんから確認の電話があり笑い話に終ったのです。このやり取りを大本会長さんは言葉巧みにスピーチの話題として取り込んでいました。

 今日は卓話に出かけ「新しい発想で生きる」という演題で35分間話しましたが、今日も実り多い学びがありました。何年か前、倫理法人会の県の会長だった(今もそうかも?)岡田印刷の岡田紀夫会長さんからいただいた倫理法人会発行の「万人幸福の栞」を読破したことがあります。その本の目次が今も記憶にあるのです。この日みんなでこの栞の目次を唱和していて、その時のことが思い偲ばれました。17項目それぞれに味のある言葉でした。

 1、今日は最良の一日、今は無ニの好機

 2、苦難は幸福の門

 3、運命は自らまねき、境遇は自ら造る

 4、人は鏡、万象はわが師

 5、夫婦は一対の反射鏡

 6、子は親の心を実演する名優である

 7、肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号

 8、明朗は健康の父、愛和は幸福の母

 9、約束を違えれば、己の幸を捨て他人の幸福を奪う

 10、働きは最上の喜び

 11、物はこれを生かす人に集まる

 12、得るは捨つるにあり

 13、本を忘れず、末を乱さず

 14、希望は心の太陽である

 15、信ずれば成り、憂えれば崩れる

 16、己を尊び人に及ぼす

 17、人生は神の演劇、主役は己自身である

  「明けやらぬ 道を走って 目的地 いつもと違う 何処か何かが」

  「一輪の 花を活けたる 気配りに 思わず和む 私の心」

  「はて俺は どちらへ行けば いいのかな つもり違いの とんだ間違い」

  「今日もまた 人から学ぶ こと多く 少し進化の 兆しちらほら」


?(帰宅後、同席した松山倫理法人会会長で県の中予地区長の石丸貴一さんからメールで写真が送られてきました。有り難く拝受し、その一枚を使わせてもらいました)
(開会のスピーチをする大本会長さん)
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