shin-1さんの日記

○東屋やっと完成

 10日ほど前から始めていた日曜大工による東屋の工事がやっと完成しました。今日は朝から西村ジョイへ材料を買いにトラックで親父と二人出かけました。この店は材木も品揃えが豊富で親父と行くのは3度目ですが店の広さに目をパチクリさせながらお目当ての材料を購入しました。この東屋工事は親父が殆ど資金を出してくれましたが、ウッドデッキの材料や防腐剤などの一部は私の出費です。酒も飲まない私ですのでそんなに腹が痛むほどの出費ではないにしても、今月は妻の誕生日などで出費がかさみ、小遣いも底を付きかけているのです。

 今日の作業は貯水タンクを改造した地下室の蓋作りと地下室の掃除です。親父は持ち前の器用な腕で蓋作りに挑戦しましたので、私は地下室に入って中腰で掃除をしました。腰の具合が思わしくない私にとってはこれが中々の重労働で、埃まみれになり汗びっしょりです。最近まで水を貯めて池にしていたので綺麗に洗って乾かしたつもりでも乾燥するとコケ類がびっしり付着し浮かび上がっているのです。最初はボウズリで擦っていましたが一向にらちが明かないので、思い切ってトタンの切れ端で擦りました。よく落ちるのは良いのですが今度は粉塵が立ち込めて、それが汗とくっついて体中泥まみれになりました。最後が箒でかき集め掃除機で吸い取り1時間余りの作業を終えました。

 親父の作った地下室の蓋も立派なもので、後は地下室内の壁側に木製のスノコを作って敷けば色々なものが収納できるのです。さてこの地下室に何を入れればよいのか考えてみました。当面は今年大豊作で大量に作った梅干しの瓶を収納したいと思っています。何せ今年だけでも10本の容器瓶があるのですから、何とかしなければなりません。都合のいい事に来週末には母親の七回忌が控えていて、妻は折に触れ家の片づけを始めたばかりなので、多分賛同するでしょう。更に来年からもし梅が沢山出来たら梅酒も貯蔵したいと思っています。今年度はとりあえず水平線の家へ貯蔵しているのですが、これ幸いで地下室へ移動したいと考えています。

 僅か10日ほどで親父と私の合作日曜大工仕事は無事終わりました。今は戸外では日中30度くらいまで気温が上がり、新設した東屋の下は別天地です。ここに背もたれ椅子を置いて涼みながら瞑想にふけるのもまた乙なものでしょう。まもなく中秋の名月がやって来ますが、出来れば風情も楽しみたいものです。

 昨日気がついたのですが、私設公民館煙会所の南側には濡れ縁があり、東屋との間は人が一人やっと通れる通路になっています。煙会所の濡れ縁から東屋屋内ウッドデッキへは一跨ぎできるのです。これは便利で、煙会所と一体的な使い方が出来るのです。ラッキーとばかりに何度も煙会所とウッドデッキの間を飛び越えてみました。面白いです。

  「親子にて 日曜大工の 東屋が ついに完成 器用なもんだ」

  「濡れ縁を 飛び越えデッキ 使えるね 囲炉裏の部屋が 更に大きく」

  「地下室が 出来て梅干し 収納す 既にスノコを 作りし親父」

  「昔なら 坂本龍馬 かくまえリ 地下室今は 梅干し小屋に」


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shin-1さんの日記

○若松希心物語のはじまり

 人間の生命誕生は生まれてくる10月前に遡りますが、母親の胎内に宿る間の10月は母体以外知る由もないので、外に出た瞬間の誕生が人間としての物語のはじまりとなります。丁度2週間前の8月31日午後3時半頃、息子から一本の電話がかかってきました。「お父さん子どもが生まれた」と興奮した様子で、「母子ともに健康」と言葉をつなぎました。私は「そりゃあよかった。おめでとう」といって電話を切りました。前の日の朝から陣痛が起こり前の日の夜妻と病院に見舞った時は破水まで始まっていたので、息子嫁にとっては長い長い一夜を過ごしたことでしょう。付き添っていた息子嫁の母親も精根尽き果てた感じではなかったかと、まずは安堵の胸を撫で下ろし、若松家6代目の誕生を待ち望んでいた親父の隠居へ行って報告をしました。親父も内孫しかも男の子の誕生に大そうな喜びようで、曾孫12人目の誕生だと指折り数えて見せました。息子からの電話によると出生は午後2時50分、体重は3435グラムだそうです。

 私は誕生の直ぐ後に岩手県室根への旅が迫っていて、病院で生まれて間もない赤ちゃんを僅か1分見ただけでおいとましていたので、嬉しい反面旅先は気になって仕方がなく、旅先から何度も家へ電話をかけ妻から様子を伺いました。難産で感染症にかかるかも知れないと誕生直後から保育器での生活を余儀なくされたのですが、5日後に息子嫁が退院、その明くる日(先週の土曜日)赤ちゃんが相次いで退院し、息子の家は蜂の巣をつついたような賑やかな暮らしが始まったのです。子どもの誕生で長男夫婦は初めて父親と母親になりました。これから先の長い孫の人生を親として歩み続けて行くことでしょうが、親子共々の健やかな成長を願ってやみません。

(私に抱かれた赤ちゃん、まだこの頃は名前が決まっていませんでした)
(親父に抱かれた希心君、すやすやと眠っています)

 先週の土曜日、誕生とお見舞いを兼ねて退院間もない息子のマンションを親父を連れて訪ねました。親父は誕生して一週間ぶりの孫との対面を楽しみにしていて、抱かせてもらったり記念写真を撮ってもらったり、いい一日となったようです。その写真が昨日息子からメールで送られてきましたが、残念ながらダウンロードに失敗し紹介することができず息子の力を借りねばならなくなっています。(その後ダウンロードが出来たので写真二枚を追加しました)


(希心と名前の付いた誕生10日目の孫、相変わらずよく飲みよく寝ます)

 昨日は松山のワシントンホテルで講演会があったので、少し早く家を出て息子のマンションに立ち寄りました。運良く息子嫁のお母さんが夕食の準備で来られていて、相次いで妹さんもやって来て賑やかな会話がありましたが、当の本人はスヤスヤ眠って何食わぬ顔でした。

 二日前息子は役所に籍を入れたそうです。名前は希望の希と親一心の一字を貰い「希心」(きしん)と名付けました。変った名前だと思いましたが、私も自分の子どもの名前に私の一字「一」を入れて一子・一心・一生・一公と名付けて、親父の叱責をかった経験があるだけに大きなことはいえず、「うんいい名前だ」と息子を褒めてやりました。それにしても息子嫁は幸せです。やはり姉妹愛とでもいうのでしょうか、妹さんが何かにつけて訪れ世話を焼いてくれているようですし、義理の姉である娘も3ヶ月前出産した子どもを連れて毎日赤ちゃんをお風呂に入れに足繁く通っているようなのです。娘は助産婦なので今回のお産についてもわがことのようにアドバイスをして義姉ぶりをいかんなく発揮しているようです。

 何はともあれ誕生して2週間が経ちましたが、母子ともに健康で母乳も沢山出るとのこと、難点は夜と昼を逆転していて、夜はマンション中に聞こえるのではないかと思われる程の大きな泣き声が聞こえるそうです。3ヶ月前に生まれた孫尚樹も、間もなく5歳になる孫朋樹もみんなすくすく育っています。

  「元気よく 泣いて笑って 糞ひって スースー居眠り 孫はいいもの」

  「初孫に カメラ向けたる おじいちゃん まるで幼稚語 目尻を下げて」

  「子は女 孫は男だ 嬉しいな 嫁の親父の 喜び格別」

  「親一字 授けし名前 戸籍入る 終生使う 君のイニシャル」


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