shin-1さんの日記

○実行委員長を引き受けてしまいました

 2年半前にリタイアしてから、役職から出来るだけ身を引く事を腹に決めて対応してきたつもりなのに、何故かまた幾つかの肩書きが舞い込んできました。20年もまちづくりをしていると県内ではそれなりに顔も知られるようになって、何だかんだといいながら役割を引き受けざるを得ないように追い込まれてゆくようです。

 今日は来年度に愛媛県で開催が予定されている第26回地域づくり団体全国交流会愛媛県大会の実行委員会の設立総会並びに第1回の実行委員会が西予市中央公民館で開かれました。私はえひめ地域づくり研究会議の代表運営委員をしているため、研究会議推薦の委員なのです。参加者は殆どが大会に分科会を予定している県内の地域づくり団体の代表者と関係市町村の担当者です。

 昇任された実行委員会規約に則って役員選出が行われ、推薦と満場一致という少々形式ばった方法で実行委員長に選ばれたのです。断る理由もないことからこれから1年余り、忙しい日々が続きそうですが、誠心誠意努力したいと決意を新たにしました。

 早速委員長就任の挨拶をした後、私が議長になって協議が行われました。事業計画案や収支予算案が承認され、第2回となる次回の運営方法を検討して短めながら会議を終了しました。

 普通この手の会議は県庁所在地の松山市で開催されるのですが、今回の大会は県が強力に推進しようとしている南予地域の活性化という隠し味もあるため、西予市での開催となりましたし、今後もできる限り南予での会議となりそうです。それにしても松山に近い場所に住んでいる私たちにとってはまだ西予市は近いのですが、今治市や瀬戸内島嶼部の人たちは3時間もかかって来たと、少し不満も聞こえるようです。まあ日ごろは南予の人はいつも松山へ行くのですから、おあいこだと思ってお付き合い願います。


 私はこの日も腰の調子が悪く、少し気がかりです。数日前から妻からレッドカードが出されて病院へ行くように言われているのですが、一向に病院へは足が向きません。

 今朝は妻の堪忍袋が切れて、いつも看て貰う整体に電話をされ、午後の会議に間に合うようセットされたので、9時半に整体院の門を叩きました。見立てによると背筋がかなり曲がっているよで、少し休養が必要なようです。

明日からかなり混んだスケジュールが週末まで続くようなので、今日は早めに仕事を終えて休むようにします。

  「また一つ 役が回って 役害だ 断る理由 何もないので」

  「無理せずに のんびりしたいと 思ったに 何時の間にやら 元の木阿弥」

  「若松が いいとお声を かけられて みんなが拍手 満場一致か」

  「このところ 腰の具合が 悪くなり 若いつもりが 腰を丸めて」

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shin-1さんの日記

○予期せぬお客様

 昨日外出先から家に帰って玄関の戸を空けた瞬間、けたたましく電話が鳴り始めました。トイレにも行きたいしどうしようか悩む間もなくとりあえず電話の受話器を取りました。商工会からの電話です。聞けば私が7月に講演を頼まれた行った島根県雲南市から視察依頼とのこと、「何時ですか」と訪ねたら無謀にも間もなく到着するとのこと、一瞬顔が曇りました。「ひょっとして視察依頼を忘れていたのでは」と思ったからです。「とにかく商工会では何も分らないので相手の方の電話番号を聞いているのでそちらへ電話をして下さい」というのです。内心困りました。今夕は神社の集会があり、さらに間もなく旧友がわが家へ集会の打ち合わせに来る事になってるのです。それでも深いご縁をいただいているので電話をかけました。相手はもう伊予のインターチェンジを降りたとの事、仕方がないのでシーサイドについたら電話をくれるように言って、間もなく到着する予定の友人に少し遅らせてくれるよう頼んだり、神社の集会に少し遅れる旨の電話をかけました。運の悪い事に東京から2本の電話が相次いでかかり、八方塞の状態でした。

 間もなく相手がシーサイド公園に着いた胸の電話が入り、急いで単車を走らせました。奥出雲と書かれた大型バスでの来町です。もし私が留守だったらどうするんだったんだろうと思いながら、恋人岬辺りへ40人ほどの商工会女性部の方を案内しました。

 聞くところによると今日の目的地はしまなみ海道の途中にある西日光耕三寺とか、その後シーサイド公園で夕日を見学する日帰り強行軍で、雲南市に到着は午後11時過ぎというから驚きの行程です。いきなり何の前触れもなく来るあたりはやはりオバタリアンのやることで、その行動にはあっけにとられた次第です。


 聞けば一行は高速道路を走って来たのですがバスの中で激しい雨に会い、双海町の自慢の夕日は完全にあきらめていました。それがどうでしょう。シーサイドはそのにわか雨が沖合いを通ったため雨もポロポロで、自慢できる夕日ではなかったものの西の空も夕焼けに染まり何とか面目を保ちました。私の話もショートコメントながら研修に彩を添えました。一行はその後下灘駅を一目見て、地元のレストランで食事をして帰ってくれました。経済効果抜群のお客様だったようで、神様・雲南様といいたいところです。

 予期せぬお客様でしたが、島根県旧吉田村で開かれた7月3日の研修会で記念講演した私の話を覚えていてくれての来訪は嬉しい限りです。私の話の内容はさておき、とても楽しい話だったと口々にお世辞を言ってくれました。島根県といえば宍道湖に落ちる素敵な夕日の見える地域です。夕日に着目して夕日によるまちづくりを始めた頃は、幾度となくその夕日を見に行ったものです。あれから20年が経ち、今ではその夕日の本場からわざわざ双海町へ夕日を見に来てくれるようになったのですから偉いことです。これからもしっかりといい夕日の物語を作って、満足してもらえるよう頑張りたいものです。

  「もう着いた 電話の向こう したたかに 私を誘い 夕日の話」

  「七月に 会った顔々 ちらほらと 出雲の里の なまり懐かし」

  「行きがけに 大社参りを したお陰 孫無事生まれ 何はともあれ」

  「世も変り 夕日の県から 視察来る オンリーワンの 自慢の夕日」 

  

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