shin-1さんの日記

○ハイビスカスの花が咲く

 わが家の家の周りには人知れず咲き人知れず散ってゆく花々があります。敷地の広い我が家では親父が中心になって庭の手入れや雑草取りに余念がありませんが、親父はやり始めると夢中になってやるものですから、やり過ぎて体調を壊してしまうのです。そのことが心配で妻が親父に「あまり無理をしないように」というと親父の機嫌が少し斜めになるようです。昨日も裏庭のつつじの剪定をしてその剪定かすを運ぶのに難儀をしたようでした。私も少しでも草を引こうと外に出る度にしゃがんでは草を抜き取るのですが、夏草の勢いは凄く活発ですぐに草だらけになるのです。

 日ごろは何気なく通り過ぎる庭ですが、今朝外のプランターにきれいな花が咲いているのを発見しました。忙し過ぎて花など観賞する暇もなかったのかも知れませんが、私が手伝って春に植えた花々が今が見ごろと主張しているようです。

 この花はハイビスカス、今朝大きな花を咲かせました。南の沖縄やハワイに行けば何処にでも見られる花ですが、わが家の玄関で「見て見て」といわんばかりにど派手な咲き方です。妻が先日旅先で買ってきたものでしょうが、特価で50円だったらしく早くも500円の元は取ったと大威張りです。でも私が植えたプランターも中々の出来栄えでいい花が次から次へと咲いています。

 「どうです。きれいでしょうが」と私も花に変わって言わんばかりにデジカメを取り出して早朝撮影と相成りました。カメラを向けていてハッと気がついたのは雑草を抜くのを忘れていて花と一緒に写ってしまったこと、そしてそのカメラの向こうにひょろひょろと伸びたカサブランカが2輪の花を咲かせているのです。このカサブランカは広島の友人から3年前に送られてきたものですが、世話もせずに植え替えだってしないのに今年も花をつけたのです。嬉しくなってパチリ一枚撮りました。

 カサブランカは香りが独特で鼻を近づけると爽やかな花の香りが漂ってきました。来年こそは忘れずに植え替えて送って貰った友人に感謝の手紙でもと思いきや、「あっ、しまった。私のブログを友人が毎日読んでる」と気がつきました。「まあいいか」と思いつつカサブランカの花を一枚ブログに載せてしまいました。

 花は美しく見ていると飽きません。これからも花の命は短いのですから、しっかりと鑑賞したいものです。その前にしっかりと手入れを忘れないように心に誓いました。

  「庭の隅 私見てよと 花が言う デジカメ取り出し はいはいポーズ」

  「忘れてた カサブランカの 存在を それでも花は 今年も綺麗に」

  「やっとこさ 花を見るよな 心境に なった自分が 面白おかしく」

  「さも自分 手入れしている 顔をして 綺麗でしょうと 自慢たらたら」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○夏至だのに日が長いって感じない

 昨日は一年中で一番昼が長い夏至でした。年末近い冬至から比べると夕暮れは2時間半も違うし、朝だった2時間くらい違うのですから、外が明るい間働こうと思えば滅茶苦茶長く働けるのですが、人間の体力が持たないのか相変わら朝8時30分に始業して5時には終わるというキリギリスのような働きを誰もがしているようです。毎日24時間のリズムで動いている私たち人間にとって与えられた時間は誰も同じなのに、そして私自身にとっても冬も夏毎日も同じなのに長くも短くも感じるのはやはり体内の心の持ちようではないかと思うのです。

 この数日自由人といいながら日程が立て込んでいて昼が長いのに一日がアッという間に過ぎていくような錯覚にとらわれています。多分今日も、昨晩娘の夜勤の都合で泊まりに来ている孫を松山の幼稚園に連れて行き、午前中は日銀松山支店で金融広報アドバイザーの研修会に出席し、午後1時からは教育センターで10年教員相手に講義を行い、それが終わると高速道路をひた走り、夜は岡山県和気町で合併記念セミナーでまちづくりの講演をするのです。本来なら今晩はゆっくりと旅先で宿泊すればよいのでしょうが、明日半日が潰れるので、引き返して来るのです。

 普通の人では考えられないこんなスケジュールで動いている私を見て、セミリタイアした人とは思えないと誰も驚きますし、妻は「若くないんだから余り無理をしないようにユックリズムで」と足を引っ張るのですが、当の本人の私は以外と平気でむしろこのスリルを味わっているような錯覚にとらわれています。このパワーは一体何処で育ったのか自分にも分らないのですが、多分長年の行動パターンが私の体内時計に組み込まれているのだと自分で納得しています。人間牧場の建設を思いつき実践に移してからこの一年間はそれまでの室内会議の数がめっきり減り、教育長という責任からも解放されて屋外で農作業することが多くなって体力的にも自信がついたためでもあるようです。風呂上り自分の体を鏡に写してみると一目瞭然で、体重は55キロと痩せたままですが顔は日焼けして、腕や胸も昔漁師をしていた頃のポパイ気味の体には程遠いのですが精悍な体つきに変身しています。

 体と心のバランスがとれている時は一日の暮らしが充実し、疲れを感じさせないようですからひょっとしたら61年間生きてきて今が一番心と体の安定があるのかも知れないと極力幸せ感を回りに感謝しながら生きていくように心がけています。戸主たる私の安定は家族の安定にもつながり、少し痩せたいと努力している妻も、体に少々不安を抱えるようになった親父も、勉学者就職活動などに悩む息子も、人からみれば大した悩みでもなくそれなりに日々の暮らしを楽しんでいる様子なので目出度し出酢。

 今日から猫の目くらい少しずつ昼が短くなって行きますが、せめて昼が長い分充実した暮らしをエンジョイしたいものです。

  「長い昼 感じもせずに 日が暮れる 無意識過ごす 本当は幸せ」

  「リタイアを しても驚き 超多忙 それでもウキウキ いいね納得」

  「風呂上り 自分の体 鏡見て まるで骸骨 理科室見本」

  「穏やかな 日々の暮らしに 感謝して 今日も一日 働く喜び」


 


[ この記事をシェアする ]