○わがまちを美しく
私の住んでる愛媛県伊予市双海町灘町では毎年6月第1日曜日を一斉清掃の日と定めて区民あげて清掃活動をしています。昨年から灘町の区長、つまり世にいう自治会長という役職に赴いたこともあって、区長はその一斉清掃を仕切る事になっているのです。事前に27人いる組長さんを集めて一斉清掃についての説明や打ち合わせをしました。各組毎に計画をして清掃を行うのですが、ゴミ袋の配布や消毒液の手配の他、ごみ収集を行う収集者の手配、放送等の周知徹底などやるべき仕事はかなり多いようなのですが、昨日は好天に恵まれ大勢の参加で沢山のゴミや下水の土砂を取り除きました。
毎年のことながら、今年も消防団が出動して日ごろ下水の滞留する平坦な場所をポンプで洗い流して貰いました。
私と2名の副区長、それに会計の4人が軽四と1トンダンプに分譲して27組を回って集めたゴミと土砂を回収して回るのですが、これが半端な量ではなく、特に下水の土砂は昨年が雨の量が多かったこともあってかなり多かったようです。役所に前もって準備をしていたコンテナに回収ゴミを移すのも一苦労で、4人の中で比較的年齢と体力が若いと思われる2人が汗だくで車に積み込んだり下ろしたりしましたが、昼前になってやっとその目処がつきましたが、集めたゴミは車2台分にもなりました。
ごみを集めて回ると、いい汗をかいて一仕事終わった組は、あちらこちらでジュースやお茶で、中には準備よく料理を囲んで小さな酒盛りまでしていました。まさにいいコミュニティ風景です。
全ての作業が終わり、車を返した私たち役員も腹が減ったので集会所に帰り4人だけの小さな反省会を持ちました。こちらもノミュニケーションの話がまとまり乾物でビールです。酒の飲めない私は慰労のつもりで酒注ぎのサービスに余念なく働きました。
今回の清掃活動が上手くいった背景には役所の全面的な協力があったからだと思います。役所の衛生担当は新人さんでしたが、実に気配りの出来る人でした。車や消毒液の手配など何度も相互連絡し、処理の仕方まで完璧でした。合併をして行政サービスが遠のいたと何かにつけて言われますが、今回はいい対応だったと思いました。私も含めて役所とはお互いが何か一線を引いているよな錯覚を持っています。これからは出来るだけ前向きに考えてお互いが話し合い協力し合って、町民のために努力したいものです。
去年もあっあのですが、全てが終わって積み残しのゴミが3袋発見されました。それを片付け単車で町中をもう一回積み残しがないか調べて回りましたが、清掃の結果でしょうか町中がどこか輝いて見えました。
「朝七時 町内あちこち 人が出て 一斉清掃 気持ちよい汗」
「ゴミ集め あちこち回る 町内で 色々話し 聞くのも大事」
「市役所の 担当さんは 熱心で 株が上がった みんな褒めてた」
「町中が 輝き増した 清掃で 綺麗な町に 住める喜び」