shin-1さんの日記

○梅の収穫

 人間牧場に隣接する梅畑は先月購入した土地ですが、将来のことを考えると管理する人の当てもなく、妻には不評をかってしまいましたが、将来よりも今から10年間を楽しもうと、反対を押し切って決断しました。梅の木が10本もあるので春の梅の花、夏の梅の実を楽しむべく既に草刈は2回行いました。購入前から地主さんの了解を得て花は存分に楽しませて貰いましたが、来年からは私が自由に花を楽しめるのです。さてその梅畑の梅の木に梅が沢山実を付けました。昨日お百姓の友人に聞いたところもう梅の実は取入れをするように勧められてので、今日は午前中の会議を終え、しゅざい対応もあったので午後から収穫作業に出掛けました。今日はツリーハウスの足場の撤去作業のため日浅棟梁が人間牧場に来ていたので、その手伝いが一時間ほどかかり、急いでの収穫作業となりました。ご承知のように梅の木は刺が多く、しかも剪定もしていないとあって作業服やズボンは刺に引っかかって悪戦苦闘の連続でした。

 一番多くの実をつけている梅の木は、加賀白梅のような美しい肌をした青梅で何と一本で20キロ入りのキャリーに山ほど収穫しました。そのほかの木は品種が違うのか小梅系や中梅系ですが収量は少なく全体で20キロほど収穫しました。木にはまだ5キロ程度は残っているようですが、昨日顔に怪我をしたため妻からくれぐれも5時には帰宅するようきつく言われていたのですが、今日は妻の仕事が遅くなる金曜日なので、6時半まで作業をして帰宅しました。それにしてもこの収穫収量は40キロを超える大豊作で、久しぶりにウキウキしながら帰宅しました。

 夕方帰宅した妻は梅の量に驚いた様子で、私は得意げに土地購入の効果を強調してやりました。「この梅だと消毒もせずに安全で、しかも1キロ500円としても40キロで2万円の儲けだ」と・・・・。

 さてこの梅を使って梅干と梅酒、それに大河内さんがブログに書いていた梅ジュースを造りたいのですが、やはりその作り手は忙しいはずの妻の役割のようです。ホワイトリカーや氷砂糖、それに漬け込む容器など出費がかさむことも忘れていました。でも酒が飲めなくなった私対応として梅ジュースは是非とも作ってみたい商品です。

 梅取りに夢中になって忘れていましたが、今晩風呂に入ると体中に刺の後が少し赤くなっていました。先日傷ついた第二農場開拓の時の野ばらの刺跡がやっと直ったと思ったら今度は梅の刺です。昨日の顔の傷といい、百姓仕事も馴れない私には少々きついようです。

  「手に入れた 梅の畑に 実がなって 今日は収穫 四十キロ越え」

  「梅の刺 俺の行く手を 阻むよに チクリ肌刺す それでも登り」

  「この梅で 梅干梅の ジュースにと 思いは巡るが 誰がするのか」

  「五時までに 帰宅の約束 子どもでは 無いぞと反論 妻に旗色」

 

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shin-1さんの日記

○暮らしのリズム

 いい時候になって、朝の目覚めが快適です。昨日のように畑仕事や人との出会いが多いと、自分の暮らしが充実しているのか食欲も充実していて夜はぐっすり朝までといった熟睡型の人間になっています。シーサイド公園を建設中や町名変更といった様々な、町を二分する葛藤に巻き込まれた若い頃の「夜も寝れない日々」のことを思うとまるで天国といったところなのです。私の生活リズムが充実していると妻のリズムもすこぶるよく、家族の歯車がいいように回っていると感じます。近所に住む叔父は入院や特老への入所を繰り返し、植物人間のようになっていますが、家族の新郎は見るからに頂点に達しているように思われますから、せめて今の暮らしのささやかな幸せをかみ締めておきたいものです。

 私の日課は殆ど毎日朝4時に起きると自分の書斎の電気をつけ、パソコンに電源を入れます。そして無心にブログを一本書いています。心や頭に浮かんだことを書くのですが、「書くことがよくあるねえ」と人が感心するほど沢山のことを雑学的に書きます。その場合広辞苑はよく開けます。小さな文字の判読も今はまだ出来ますがたまには虫眼鏡で見たりします。

 ブログを書き終わりメールの整理や返信をし終わった6時頃に妻から「お父さんご飯ですよ」と台所からお声がかかるのです。それからゴミ出しや髭剃りをして一日が始まります。~中略~

 夕食が済むと妻は散歩に出かけますが、散歩の必要のない私は書斎に入って本を読んだり調べものをしたりして過ごし、10時から11時に再び一本のブログを書いてメールを整理し、12時に床に付くのです。何気なく過ごす日々の生活リズムは、ブログによって自問自答を繰り返し、メリハリがちゃんとつくのもブログや講演による全国行脚のお陰かも知れません。

 最近は原稿の執筆依頼もそれなりにあって、この一年はまさに現職では味わえなかった暮らしのリズムの味わいをかみ締めています。ただ惜しむらくは日々g充実しているが故に少し忙しく、オーバーパワー気味なのが心配だと妻は言っています。でも当の本人は結構楽しんで暮らしているのですから「いいじゃあありませんか」と返しています。

  「妻が言う あんたそんなに 急がずも もっとゆっくり 私みたいに」

  「幸せは 幸せですと 思う時 分らぬけれど 不幸な日まで」

  「音も無き 静かな朝も 耳向けば 小鳥さえずり 木々少し揺れ」

  「『ご飯です』 妻の呼ぶ声 長閑なり 金はないけど それなり幸せ」 

 

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