○水やりとブルーベリーの防鳥対策が心配です
このところの好天による温度上昇は、地球温暖化を思わせるほど異常な上昇で、まだ5月半ばだというのに35度を越す真夏日気温を記録した所が相次いで、7月の気温だと報じていました。シーサイド公園に立ち寄ると、気の早い子どもたちや若者はズボンをまくしあげて水辺でぞぶったり、中には泳いでいる人もいてびっくりしました。泳ぐのはいいのですがシャワー施設もまだ稼働していないので、はてあの若者はどうするのだろうと、後先も見ず直情的に快楽を求める行動を少し心配しました。
このところ雨が降らないため、せっかく植えた家庭菜園の野菜の苗類がこのままだと帰れてしまう恐れがあるので、親父と私は夕方陽が西に傾くとジョロに井戸の水を汲んで水やりをしています。親父は昨日から始まった大相撲をテレビ観戦するため午後6時までは休養なので、昨日の夕暮れ時は私が水をやりました。乾いた土はひび割れを起こしていて、植えているキウリ、ナス、トマト、ピーマン、オクラ、ニガウリ、カボチャ、トウモロコシ、ニンジンと順次水をかけて行くのです。こうしてたっぷり自家水をやれるのは、やはり家庭菜園が家のすぐそばにある特権でしょうが、近所のおばさんやおじさんは水をやることができず、今年はもう何本か枯れてしまったと嘆いていました。
私の水やりの最大の関心事は、むしろ野菜より今年から6鉢も増えたブルーベリーの鉢植えです。ブルーベリーは水はけを良くするような土壌に植えているため、水をやってもまるでザルのように一気に抜けてしまいます。したがってジョロなどでは間に合わずバケツ一杯の水を根元へ流し込むのです。水場から5唐メートル離れているため、バケツで運ぶのは少々骨が折れますが、花が受粉して実になる今がいと番大切な時期なので、しっかりと水をやって育てたいと思って昨日もたっぷりと水をやりました。
早生系ブルーべりーの実は既に結実して青い実が鈴なりになっていますし、晩生系は花が満開にのもあるようです。昨年は一鉢でも夫婦二人で堪能するほどブルーベリーの実を摘んで食べましたので、今年は楽しみが5倍にもなったような気持です。
さて、こうしてブルーベリーの実が見えてくると、水やりもさることながら野鳥の被害が心配になってきました。昨年も味をしめた野鳥がやってきて、最後はお手上げのような状態でしたから、今年は何としても網を張らねばなりません。漁師さんから頂いている魚網は網目が大きいので役に立つかどうか心配です。やはり防鳥ネットを購入しなければならないかも知れません。防鳥ネットといえば人間牧場のキツツキ被害を思い出します。水平線の家やロケーション風呂の外壁にはキツツキの被害の後が無残にさらけ出されていますが、外壁に張った防鳥ネットで既に10羽以上のキツツキを捕獲しているのです。効果抜群の防鳥ネットですが、自然はの私としてはキツツキを捕獲するのは少々心が痛みますが、これも仕方がないことと割り切っているのです。
防鳥ネットを張るのはやはり手先の器用な91歳の親父の手助けが必要です。この歳になってもまだ親父の力に頼るふがいない息子ですが、親父の生きがい対策だと思えば納得もできるのです。さあサンデー毎日の私もにわかに忙しくなってきました。
「温暖化 思わすような 暑さにて 息も絶え絶え 菜園野菜」
「井戸水を ジョロに注ぎ分け 頭から たっぷりかけて 涼しかりけり」
「防鳥の 心配しつつ 水をやる 親父手助け この歳なっても」
「井戸水が あるから菜園 助かって インゲンツルは 空に向かって」