shin-1さんの日記

○四国青年スキルアップ系合宿に参加して

 昨日は2泊3日の日程で香川県高松市五色台にある県立少年自然センターで行われた四国青年スキルアップ系合宿に、頼まれて講演に行きました。午後6時30分からのスタートでしたが、少し早目に到着しました。五色台の歴史民俗資料館へは行ったことがありますが、この施設は初めてなのでカーナビが頼りでした。山の高い台にあるこの施設からは絶景の瀬戸内海の島々や夜景がきれいに見えました。駐車場から研修施設までは歩いて行かなければならないため、施設の全容を頭にに入れるのにかなり時間がかかりました。研修には四国中から90人もの若者が集まり熱気を感じました。

 私が講演する間車の中で待つ予定だった妻は、駐車場が遠いためにやむなく私の金魚のフンとして参加し、夕食までご馳走になってしまいました。

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 夕食後全体会でこの日の分科会に出演する3人の講師が簡単なレクチャーを行い、それぞれの分科会場に散って行きました。社会起業分野、経済分野、地域活性化分野と3つの中で、私は地域活性化分野です。天文観測館の一室は満席でした。私は6時半から8時までの90分、若者たちにメッセージを伝えるために少し早口で淀みなく話をさせてもらいましたが、意識的にかなり高い知識を持っているのか反応が早く、しかも理解度が高いとお見受けしました。

 若いころから自らも青年団活動を経験し、今も若者の地域づくりを支援していますが、日本の地域から若者が消えた感じがするのです。しかし私がこれからその力を地域に生かそうと思っている大学生たちの力は、新しい地域の担い手として十分役に立つと手ごたえを感じました。講演が終わって帰り支度をしようとするのですが、若者たちは公園の余韻を引きずって、盛んに近づき名刺交換や感想を述べて再会を誓うなど、いい雰囲気でした。後ろ髪を引かれる思いで五色台少年自然センターを後にして有料道路を経由し、坂出インターチェンジから高速道路に乗って夜の道を帰ってきました。


 私は青年時代、青年団活動に熱中し多くのことを学びました。概して①仲間ができた、②ふるさととともに生きることを学んだ、③主張ができるようになった、④感動する心が育ったのですが、これらのことは後の自分の人生において大いに役に立ちました。勤労青年であろうが学生であろうがこれらのことを若い時に学ぶことは大きな意味があると思うのです。田舎から若者の姿が消えた今、ふるさと再興の願いを彼らに託すにはまだまだ時間がかかるかも知れませんが、そのきっかけになったことは事実です。

 これからも折にふれこの若者たちと地域づくりを論じて行きたいし、支援して行きたいと思いました。いつの時代にも千年の瞳の輝きがその国の将来を決めるのです。学生にそんな夢を託すことを私たちは忘れていたのかも知れません。がんばれ若者たちよ。


  「久方に 若者たちと 交流す 明日が楽しみ 凄い迫力」

  「今やれる 青春強く アピールし 奮起促す 俺は熱血」

  「朝早く 夜が遅いと 心配し ついてきたのに 横でウトウト」

  「講演の 話すスピード 早送り それでもみんな さすがに若者」

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shin-1さんの日記

○高松市栗林公園を見学

 行く当てない旅ゆえ、道路標識を見ながら「あっ、栗林公園○○キロと書いてある」「お父さん久しぶりに栗林公園へ行ってみない」と妻が言うものですから、その通りにしました。栗林公園の駐車場はどこも満車で、誘導に従って少し離れた迎の場所の駐車場に駐車しました。この日は男時で、駐車場が満車のため無理かなあと思いきや一台出て行き無事駐車、信号が長い横断歩道も私たちがさしかかると青色にかわり、「今日はラッキー」と妻はご機嫌です。栗林公園の中は昼時でしたがかなりの人が入場して、曇り空で風もない長閑な初夏の一日を、皆さんのんびりと散策していました。

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(園内の広々とした風景)

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(新茶の即売をしていた愛媛の高校生と出会いました)
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(相合傘でどうぞと勧められ少し澄ましてはいポーズです)

 私たち夫婦は殆ど別々にこれまでにも何度かこの公園には足を運んでいるのですが、そのほとんどが団体旅行だったので、時間的な制約もあって公園の隅々まで散策したことは殆どなかったのです。昨日は急ぐ旅でもないので入場口で貰ったマップにそ沿ってほぼ一周するようにゆっくり歩きました。まず園内の建築物の中に入り、伝統工芸の方の漆塗りや焼物、一刀彫りなどの実演販売、それに盆栽などを見学しました。伝統工芸の技に感心しながら、少しお高い漆器の汁椀を買い求め外に出ました。園内は黒松を基調にしたそれは見事な庭園でした。しかも松の手入れも行き届き、無る場所によって趣が違うから驚きです。


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(この日はまるでおばさんのモデル撮影会のようで、嫌がる妻をカメラで追いました)
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(紅葉の新緑が目に鮮やかで綺麗でした。勿論モデルも?)

 園内にはカメラスポットのような場所があって、そこには沢山の人が詰めかけ、まるで順番待ちのような雰囲気でした。栗林公園の宣伝ポスターといえばここだと思う場所にやっと立ちました。少し高くなった場所から見ると太鼓橋が庭園の水面に映え、新緑も鮮やかな光景に思わず見とれてしまいました。「写真を撮りましょうか」と若い女性が優しい声をかけてくれました。「それじゃあお言葉に甘えて」と一枚撮っていただきました。ここだけの話ですが私はツーショットの写真が大の苦手で、新婚旅行に行った先々でも二人で撮った写真が一枚もないのです。声をかけてくれた女性は私たち夫婦を仲の良いカップルだと思ったのでしょう。はいその通りです。天下には岡山の後楽園、水戸の快楽園、金沢の兼六園、熊本の水前寺公園、大阪の大阪城公園など名だたる名園がありますが、栗林公園も負けず劣らず立派な日本庭園だと感心しました。

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(栗林公園第一のカメラスポット)

 ここでも若い女性に「写真を撮りましょうか」と勧められ、私のカメラを渡して採ってもらいました。

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(痩せた私に少々太り気味の似合いの熟年夫婦です)


 吹く風もさわやか、途中のゴザを敷いた茶店でトコロテンを注文しお茶を飲みながらのんびり過ごしました。いつの間にか栗林公園で2時間も過ごしてしまい、五色台へ行く時間が近づいていることを知り、思い出に残る栗林公園を後にしました。その後海岸近くの道を走って有料道路の入口からつづら折りの山道を登り、四国88か所の根生寺にお参りし、出産間近な息子嫁の安産をお祈りしました。昨日夕方から講演が予定されていた五色台青少年センターはレ根生寺のすぐ近くにありました。

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  「栗林に 何度来たかは 知らねども 規模の太さに 今更ながら」

  「伝統の 工芸の技 目の前で 実演見とれ 漆器手に入れ」

  「オシドリの ような姿に 見えるのか 撮りましょうかと 声をかけられ」

  「出産を 控えた嫁の 安産を 祈りお守り 巫女より授く」



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