○メールやブログが続々
全国大会が終わりホッと一息ついたところですが、昨日夜遅く外出先の島根県益田市道川から帰ってパソコンを開けると、凄い数のメールが届いていて、ブログを書くどころではなく返信するのに四苦八苦しました。一つ一つのメールに返信をするのですが、残念ながら全ての人の顔を思い出すことができず、この3日間で300枚近くの名刺を配った人から貰った名刺を繰りながら、思い出そうと努力しているところです。
今回の大会事務局から「若松さんは全国行脚するのだから名刺の裏に全国大会のPRを刷り込むので使って欲しい」と依頼があり、作ってもらいましたが、私の行動範囲は全国に及び作ってもらった1000枚の名刺はあっという間になくなりそうになりました。これはやばいと思って最後の300枚を大会当日用に残して置いたのですが、おかげ様で1000枚全て完売となりました。
私の名刺がいかほどの効果を上げたかは定かではありませんが、「若松さんに会いたいのでやって来ました」と、涙の出るような言葉を言ってくれた人も沢山いて、それなりの効果があったものと自画自賛しているのですが、その方々からのメールを見るたびに人のつながりのありがたさを思うのです。
そんな中に宮崎県南郷町の野川喜美子さんがいました。野川さんは福祉作業所ひなたぼっこの代表を務めていますが、もう昔のことなのではっきりと記憶していないものの南郷町に講演で招かれた折に出会い、南郷町の人たちが双海町へ視察に来た折出会ったような気がするのです。ですから彼女の顔は今回で都合3回目ということなのですが、私が不特定多数の人と会うために深く話し込んだことなど一度もないのです。でも今回の大勢の参加者の中で顔だけはお互いしっかりと覚えていたのですからまちづくりは大したものです。
野川さんは自分の持つ「ひなたぼっこのブログ」(http://ameblo.jp/15yaotuki3/)に、今回の様子を写真を交えてかなり詳細に報告してくれています。私は今回の大会の実行委員長をしていて県内各地を飛び回り残念ながら自分の町の分科会は恋人岬での落伍ライブと研修会、それに夜なべ談義の途中までしかいませんでしたが、彼女が参加してくれたわが町の分科会の様子も手に取るようにまとめてくれているのです。
彼女の顔を思い出しながら、人間は100回会っても覚えていないような人もいますが、たった3回の出会いながら覚えている人もいるのですから不思議な話です。
野川さん以外にも講演先で出会った私との細い糸を頼りに愛媛までやって来てくれた人は沢山いました。全ての人を紹介することはできませんが、私にとってはこれまでの20年間の地域づくり活動で培った人脈とでも言うべき人たちこそ大切な財産だと思うのです。
これから自分の行動の範囲も加齢とともに狭くなり、出会う人も少なくなって行くものと思われますが、人を大切にする地域づくりの理念だけは忘れないようにしたいものだと思いました。大会が終わったのが週末だったため、また大会後の週末を移動日にしていたため、行政がらみの人とは週の明けた今日頃からメールのやり取りが動くものと思われますが、それぞれの地域に帰られた皆さんのご活躍を祈りながら、ブログ画面をお借りしてお礼のご挨拶にさせていただきます。お世話になりました。また会いましょう。シーユーアゲイン。
「世の中は 便利になった ものですね 居ながら見える 自分の写真」
「汗だくの ようですメール 返信も 反響大きく 嬉し恥ずかし」
「忘れ得ぬ 思い出持って 全国へ 散らばり帰る どうかご無事で」
「もう二度と 逢えない人も いるのだと 思えば出会い どこかしんみり」