shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年12月30日

○見方を変えれば

「世の中冷え込んじゃって」という言葉をよく耳にします。特に「合併してから町が死んだようになってしまった」という言葉もよく耳にするのです。確かに料飲業会などはかつて年末年始になると、忘年会や新年会で連日賑わっていたものですが、そのお店も電気が消えしまったような寂しさを感じるのです。

 でも別な見方をすると、児童数30人足らずの翠小学校は環境省のエコ改修の指定を受けて、立派に改修工事が進んでいますし、来春下灘中学校が統合する上灘中学校は本校校舎が耐震基準に満たないため、取り壊されて立派な本館工事が行われようとしていますし、近年院長さんの死で廃業していた梶原医院に変わってたけます医院が近所に開業し、その横には薬局までできるともっぱらのうわさで、その工事も始まっているようです。

 また旧双海町役場は2階・3階を中心に改修工事が行われて旧双海町議会議場だった部屋は、狭いながら文化ホールに生まれ変わっているのです。これら全てが合併による効果だとは思いませんが、見方によっては合併効果だと思うのです。

若松進一ブログ
(上灘中学校本館の取り壊し工事風景、右は給食センター)

 昨日は穏やかな日だったので、共栄網の加工場の写真を撮る前、わが家の裏山に登り農道を歩いて上灘中学校が一望できると思しき場所へ出かけました。ところがこの4~5年その場所に行かなかったため、いつの間にか雑木雑草が生い茂る、全景を撮影することができませんでした。それでも雑木雑草をかき分けどうにか上灘中学校の本館取り壊し工事風景と、運動場を仕切ってプレハブに移動した職員室棟を、やっとの思いで撮影することが出来たのです。向こうに見える夕日に輝く山は本尊山ですが、先日来吹き荒れた北西の季節風で、クヌギやハゼはすっかり葉を落としていました。

若松進一ブログ
(統合中学校の建設に向けて、職員室棟はプレハブに移動しています)

 このように槌音も力強く感じる学校がある一方で、わが母校である下灘中学校は今年度を最後に生徒数の減少で戦後以来の長い歴史に幕を閉じようとしているのです。学校はその地域のシンボルです。学校がなくなれば地域が疲弊することは目に見えています。でも肝心の子どもの数が少子化の影響でどんどん減り続けている現状では、学校を守り存続させることは出来ないのかも知れません。

 学力や部活を重んじる中学校の統合は仕方のないことですが、せめて小学校は何としても守らなければならないと思うのですが、はてさてどういう方向へ向かうのでしょうか。

 今日の昼ころテレビを見ていたら、瀬戸内海に浮かぶ自動数たったひとりの小学校が紹介されていました。野球をやりたいという児童一人の夢を実現させるために地域の人が協力して実現させたほほえましい物語でしたが、私の持論である小学校は歩いていける距離をモットーにするなら、わが町の小学校はまだまだ余裕のある児童数なのだと意を強くしました。子どもな数が少ないと競争心が出来ないとかいわれますが、競争することよりも地域や自然と共生しながら、豊かな人間性を培う方がもっと大事なような気がするのです。

 みんなで協力して学校を守りたいものです。


 あの放送番組では出演者も番組制作者も気づいていませんでしたが、実はあの学校にはもう一人児童がいたのです。番組の映像にちらりと出ていた二宮金次郎の銅像です。多分金次郎を加えるとこの小さな学校は児童数2名なのです。わが町の二宮金次郎の銅像は運動会にあると必ず頭にハチマキをしてプラス1として参加しているのですから・・・・。