shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年5月25日

○遠来の東京からのお客さん

 私の家は旧役場(市役所支所)から約500m、中学校から約200m、保育園から約200m、JR伊予上灘駅から約1K200mと、比較的便利な所にあります。少し高台にあるため海が見え、前には双海町のシンボル的存在である本尊山が借景となって、住む環境としては便利でも不便でもない丁度良い環境に恵まれているのです。

 仕事を辞めてリタイアし自由人となって既に4年が経ちましたが、かつては出会いの場所といえば役場やシーサイド公園を指定していたものの、最近はそれもできず、おのずから自宅を指定させてもらっていますが、講演依頼や出会いを求めてわが家へは、驚くほど多くの方々がやって来るのです。

 昨日は講演依頼ということでわざわざ東京からある人がやって来ました。昔ならいざ知らずインターネットや電話で瞬時に話ができる時代ですから、何も東京から講演の打ち合わせに来ることはないと思うのですが、相手は講演依頼を理由に、東京から見れば出かけることの少ない四国をこの際見てみたいと思うのは、やはりお役所仕事だと、少し冷めた感じでその人を迎えたのです。

 その人は東京~松山間を飛行機で飛び、松山空港でレンタカーを借りる周到さで、レンタカーについているカーナビで私の家の住所を入力し、時間に遅れることもなく場所を間違うこともなく、一発でわが家の庭先へ到着したのです。便利で正確なカーナビのお陰でしょうが、それにしても性格で時間も10分前に到着されました。

 今の季節は天気も気候も良く、外にしつらえた東屋風の屋外休憩所で、約1時間ばかり打ち合わせやお話をさせてもらいました。その人は東京では考えられないような静かな環境にいたく感動し、ついでに敷地内にある私設公民館煙会所や海の資料館海舟館を見学し、ついでに9K離れた人間牧場まで案内することにしたのです。

 レンタカーはわが家へ置いて人間牧場までは私の車に乗せて行きましたが、急で細い山道に驚きドアの取っ手やシートベルトをしっかりと握りしめて、緊張している姿を横目で見ながら、山道を登って行きました。ビワの袋かけしている姿や時折「ドーン」と鳴るカラス脅しのガス爆発音にも驚ろいた様子でした。

 一番驚いたのは人間牧場からの素晴らしい眺望とミツバチの巣箱に群がる蜂の群れでした。

若松進一ブログ

(この素晴らしい遠望に来客ははいつも感動します)
若松進一ブログ

(第4の巣箱の外に群がるミツバチたち)

 結局昨日は稲葉さんに貸した農地の草刈り奉仕のために草刈り機を取りに行ったので、人間牧場へは2回も足を運びました。夕方から予定があったのですが、遠来の人ゆえお別れすることもできず、妻の作った手料理で早めの夕食を食べてもらうことになりました。わが妻はこんなハプニングには慣れていて、縁もゆかりもないとはいいながら私の大切なお客さんに豆ごはん(グリーンピース)とお魚料理でもてなしてくれました。東京から来た人は感激の面持ちで、夕闇せまるわが家の裏山から夕日を見てこれまた感激、宿舎となっている松山へ帰って行きました。


 宿舎となったホテルからでしょうか、今朝私のパソコンを開くとその人から懇切丁寧なメールが入っていました。現代は便利になったものだと思いながら、いただいた名刺の住所にハガキを一枚書き、朝の散歩がてら郵便局の前のポストにそのハガキを投函して帰りました。デジタル万能な時代にあってもアナログなハガキはまた一味違ったメッセージなのです。

 人を迎える、人を送る、何でもないことですがその迎え方と送り方は一期一会と言われるように、かなり深い意味を持っています。これまではどちらかというと簡単に済ませていました。最近近所にある上灘中学校の評議員をしていることもあって、時々訪ねることがありますが、浅野祥代校長先生の校門先まで送る姿や、中予教育事務所の皆さんがエレベーターまで私のようなものまで送ってくれる姿を見て、随分考えさされました。これこそ教育の原点だとあらためて思ったのです。

 人に会い、人に教えを請うて生きていく私はこれからもいい出会いを求めたいと思っています。


  「地位もなく 肩書もない 私だが それでも人は 出会い求めて」

  「不案内 だのに一発 やって来る 東京人は 偉いものです」

  「東京人 田舎料理に 舌づつみ 妻の機転で 株が上がった」

  「松山の ホテルのロビー パソコンで 早速お礼 メールが届く」