shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年5月22日

○今日の一押し写真

 今朝は早朝4時に起きて身支度を整え自家用車で三津浜港まで行き、5時25分発の防予汽船フェリーに乗船して柳井へ向かいました。その後山陽本線で柳井港から新山口まで各駅停車の電車に乗り、居合わせた乗客と世間話をしながらタクシーを乗り継いで、会場となる山口南総合センターに到着したのは10時過ぎでした。対岸の山口県といいながらかなり遠い一日がかりの旅でした。母親クラブ山口県大会の記念講演を頼まれていて、自宅~会場~自宅というトンボ帰りの遊び心も発揮できない日帰り旅でしたが、新山口駅新幹線口で、種田山頭火に出会いました。

 山頭火といえば放浪の俳人で、「分け入っても分け入っても青い空」に見られるような自由奔放なその作風で知られた人です。愛媛県松山市とも縁が深く俳句の盛んな松山には山頭火のファンが今なお数多くいるようです。

 実は私の家の玄関にも山頭火の「何を求める風の中行く」という句が墨字で書かれ掲げられています。旧双海町役場に在籍していた頃同級生の書家岩岡忠明さんが書いてくれたものです。私はこの句を基本理念に色々な地域づくりに取り組んできました。いわば私の理想像がこの言葉の中に込められているのです。

若松進一ブログ

 今日、足早に訪ねた山口市で山頭火の銅像に合いました。山頭火の自筆書を掘りこんでいるこの句は「まったく雲がない笠をぬぎ」というシンプルな句でした。笑売啖呵と称して毎日ブログの末尾に4首づつ作っている私としては、俳句や短歌は気になるところですが、やはり山頭火という特別な歴史に残る人の句は人の心をひきつける秀作で、おいそれ真似のできるようなものではないのです。私は笑売啖呵を古臭い人間らしく5・7・5・7・7に当てはめて作っていますが、山頭火のような自由な作風にも、そのうち挑戦してみたいものです。

 かつては小郡という名前の小さな駅でしたが、今では新山口という名前に改名して駅周辺の風景が一変しました。山口県では下関が最も知名度の知れた場所ですが、新幹線が開通してからは小郡の方がのぞみの止まる駅として有名になってきました。萩~津和野やSLやまぐち号など何かと観光的話題を振りまいているようです。


 私は、新山口から益田へ通じるこの路線は益田や日原へ行くため何度も列車には乗っていますが、まだSLやまぐち号は見ただけで乗ったことがありません。長閑な田園を走るSLにも一度は乗りたいものだと密かに思っているのです。

 「煙はき鉄の塊走りゆく」。うーん、やはり私が作ると駄昨なり、いい句はできませんでした。

 帰路の列車の中で時間がないので弁当を持たせていただいた弁当を広げて駅弁風に食べながら山陽本線の旅を楽しみました。