shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年3月16日

○持続可能な観光と地域づくりを考えるフォーラムin伊予市

 「いーよぐるっと88」という伊予市観光協会が発刊したガイドブックの発刊を記念したフォーラムが昨日、伊予商工会議所3階でありました。出版物の中身は157ページオールカラーの豪華さながら、僅か500円という価格設定もあって、3千部印刷したというのに売れ行きも好調だそうです。昨日はその編集に携わった方々の話、伊予市歴史街道というスライド、伊予市役所の観光行政の話、観光立国と地域観光」と題した基調講演、それにテーマに沿ったパネルディスカッションと中々盛り沢山な話がちりばめられ、短い時間ながら濃密なプログラムでした。

(開会挨拶をする伊予市観光協会副会長の西岡義雄さん)

 松山大学経済学部教授鈴木茂先生の話は、観光を巡る時代背景や日本の観光、愛媛の観光、地域の観光の現状を数字で示し、地域づくりと観光産業のつながりを話されました。伊予市観光の現状や将来像についても、広域観光などについても示唆されました。

 伊予地区を担当した松田建雄さん、中山地区を担当した下岡和夫さん、双海地区を担当した中嶋都貞さんの話は、私たちの視点とはまったく違った長年積み重ねてきた歴史の重みを感じさせるもので、とても参考になる話でしたが、残念かな与えられたそれぞれ10分の持ち時間では語りつくせぬ内容で、いつか深い内容の続きを口述して欲しいものです。

 市役所産業経済課の米湊さんの話は、振興計画における観光についての話でした。広報で読む市長の市政方針演説や議会広報で読む議会でのやり取りから垣間見れる観光についての断片的な話でなく、じかに聞くはなしなので興味をそそりましたが、担当者として突っ込みきれない苦悩も覗かせました。

 えひめ地域づくり研究会議事務局長の岡崎さんの話はスライドを使って旧市町の珍しいものを様々なジャンルに分けて紹介してくれました。彼は街並みウォッチャーとしての経験も充分で、その腕に磨きを掛けた切り口と話術に引き込まれて行くようでした。

(82人も集まった参加者)

 その後伊予市文化協会長門田眞一さんをコーディネータにしてパネルディスカッションが行われました。私もパネラーとして登壇、請われるまま15分余り「双海町の夕日によるまちづくりの経験」を振り返って話しました。私はアドリブで話すため、場内に集まった参加者の爆笑を誘いましたが、いかんせん時間が押して議論のまでは至りませんでした。

 私は今回の「いーよぐるっと88」のもたらした効果は、①合併はデメリットが多いと言われ閉塞感があるが、行政と民間の協働という最大のメリットが発揮できたこと、②知らないし知ってるつもりの観光資源が発見や再発見できたこと、③発刊にかかわった高齢者の知的エネルギーを活用できたこと、④新しい観光への可能性が出てきたこと、⑤伊予市という地域の観光情報が内外に発信できたことなどの効果についても述べておきました。

 その上で、既存施設や既存イベントの役割の見直しを行い、地域住民が地域づくりという手法で深く関わらなければ観光はうまくいかないのではないと話しました。

 合併して3年が過ぎようとしています。今年は市内に3つある観光協会が合併するそうですが、これが革命なのか改革なのか、方法や手段を間違うとこれまで培ってきたそれぞれの個性ある特徴を消してしまう危険性もはらんでいるようです。

(加藤徹さんがプレゼントしてくれたミニチュア電光掲示板のPRをさせてもらいましたが、何とこれがネクタイにもくっつくという新しい発見をしました。贈った本人も驚き喜んでくれました)

 会議終了後、運営委員会を終えてその夜は楽しい交流会が居酒屋で行われました。伊予市で飲むことの少ない私たちにとってもいい交流の場所となりました。

  「観光は 国の光を 見るという ネクタイ光り まさに観光」

  「先輩の 話を聞いて 俺達も やがてはあんな 喋りを予測」

  「油売る 人が司会を しましたが 私もつられ 油売りつつ」

  「嬉しいね 勉強会に 議員さん 市役所若手 顔を揃えて」