shin-1さんの日記

○来るは嬉しく、されど帰るは寂し

 4日前の夕方、孫から電話がかかってきました。「春休みになったので泊まりに行きたい」というのです。私に春休みはないのですが、何件か人に会う約束をしていて、孫同伴でも困らない程度なので引き受ける事にしました。そしてこのところ3日間わが家に長逗留となりました。その間昼間、妻は仕事なので私が面倒を見なけらばならないのです。妻が私と孫の関係を今人気のテレビドラマにあやかって「相棒」というほど、孫と私の息はぴったりで、楽しく遊んでやりました。

 一日目は夕方来たので、部屋の中でダンボールを使った工作遊び程度でしたが、2日目は人間牧場へ妻の作った弁当を持って出かけました。「おじいちゃん、まるでピクニックじゃねえ」と孫が言う通り、私は農作業をしながら途中休憩のお茶や昼食を水平線の家のウッドデッキで楽しみました。

(妻の作ってくれた弁当です)
(中身は海苔巻きと梅干しのおにぎり、それにデザートです)
(野趣味豊に大好きな梅干しの入ったおにぎりをほお張ります)

 二日目は登山です。この日はあいにく風が強く肌寒かったのですが、双海町のシンボルである本尊山に二人で登りました。戸損どうの入口にある天一稲荷神社にお参りしていざ出発です。鉄道をまたぎ、本尊山の頂上までは細いウサギ道しかなく、夜来の雨で少し濡れていましたが、一歩一歩踏みしめるように上って行きました。孫は濡れ落ち葉や笹の根に足を取られて何度か転げましたが、意外と元気に9合目の鳥居付近まで20分ほどで登りました。

(鳥居の中にシーサイドを入れて記念写真を撮りました)
(九合目から真下に見えるわが家の全景です。庭に止めている田舎のオープンカーもくっきり、畑仕事をしている親父の姿も確認できました)
(中学校の全景です)
(双海町の中心市街地です)
(これが噂の私が計画したシーサイド公園です)

 ここから頂上までは急峻な山道が続き、難所中の難所で、朋樹の手を引っ張って何とか頂上まで登りました。山頂はまだ寒く、私が昔種芋を持って上がってばら撒いた水仙が今が身頃と咲き誇ってとても綺麗でした。

(満開の水仙の花)


 頂上には国土地理院の三角点が設置されています。側に多分天一稲荷神社改築の時に屋根から下したものと思われる屋根瓦が置かれていました。


(三角点)
(天一稲荷神社の屋根瓦)

(山頂の大きな岩)

(山頂を示す標識、187m)

(頂上でご満悦の孫朋樹)
(孫が撮影してくれた私のスナップ写真)

(山頂から見える坂の集落小網地区)


 下山は登よりことの他難しく、難所は孫を背負っての下山となりましたが、孫は背中でキャーキャーと嬉しそうにスリルを味わって騒いでいました。僅か一時間の登山は孫にとってもいい経験だったようです。麓の散髪屋さんにジュースとお茶を貰い、喉を潤しました。

(無事下山し稲荷神社にお礼のお参りをしました)

(向こうにトイレが写っているのも気付かずシャッターを押すあたり、私のカメラアングルはまだまだ未熟ですが、椿の木の下に印象的に散っていた椿の花です)


  「よく見れば 花の向こうに 小便器 これでは作品 悪評が落ち」

  「弟が 早く歩ける ようにして 祈りし姿 何とも優し」

  「孫を背に 急な坂道 下り降り 孫はキャーキャー スリル楽しむ」

  「おじいちゃん ハイチーズして ハイパチリ 出来た写真は 痩せこけ自分」


 追伸

 孫が3泊4日の逗留を終えて今朝帰って行きました。来る時は楽しく迎え、居れば居たで煩わしい感じもしましたが、帰ればどこか寂しいものです。孫は明日から家族で大阪のおばあちゃんの所へ帰省するそうです。こちらへ帰ればまた来ることでしょう。


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shin-1さんの日記

○用がなくなったストーブ

 随分春らしくなって、日本列島の各地から桜の便りが聞こえるようになってきました。愛媛県宇和島市はどういう訳か日本で一番桜の開花が早い地域として毎年紹介されてきましたが、気象台の統廃合によって桜の目視をする役目もなくなり、ちょっと寂しい思いをしていましたが、元気象台職員を中心に標本木の監視を続けているそうで、その円山公園の桜の開花が先日発表され、いよいよ愛媛県に桜前線が上陸しました。今年はあの桜を見に行こうと、いつも思うのですが何故かその時期が忙しく、またすっかり忘れてしまって見逃しています。旅先の国道で、「天然記念物○○桜」などの標識をよく見ることがあり、またご当地の桜自慢を聞く度に、メモをしたりしていますが、一向にはかどっていないのです。特に合併して高知県仁淀川町になった旧吾川村のしだれ桜は、教育長さんから熱心に誘われていたので、今年は何としても妻を連れて行って、二人で見たいと思っています。人間の人生は短いもので、もし私が自分の生活設計どおり85歳まで生きても、もう21回しか春は来ないのですから、しっかりと季節の移ろいを見届けたいと思っています。

 私の書斎のストーブが今年も春の訪れによっていよいよお払い箱になりそうです。ストーブの利用期間は私の場合、11月1日から3月15日までと決めています。居間は10月23日の秋祭りから3月31日までのようですが、私は少しCO2の削減や京都議定書に協力して我慢をするようにしています。それでも今朝のように南国四国といえども少し冷え込む時は少々寒く感じますが、スリッパを履いて厚めに着込んで朝の時間を過ごすのです。

 今年は私の部屋専用のステンレス製のやかんを3千500円を出して買いました。少し小さめですが優れものでデザインも気に入って、湯気が書斎の乾燥を和らげてくれたり、時にはそのお湯でお茶を入れたりして楽しんでいます。しかし少し小さいため、購入してから何度も空焚きして、大失敗をしてしまいました。毎朝ストーブをつける度に中の容量を確認しているのですが、今年の冬は寒かったため、何度か一日中ストーブをつけて頼まれた原稿書きに夢中になって、ついつい湯気が出ないことに気がつくのです。アルミだと解けているかも知れませんが、幸いステンレス製なので一難は免れましたが、歳を取るとそろそろ冷暖房への転換を考えなければなるまいと思ったりしています。でもストーブの温かさは冷暖房などと違いどこか温かさを感じて好きなのです。

 私が子どもの頃は火鉢でした。居間に大きな火鉢があって、寒い日は火鉢の側にみんなが集まり、火勢が弱まると新しい炭が加えられ、クヌギの炭火がパチパチとまるで花火のようにはじけたものです。ストーブが入るまでのほんの少しの間練炭火鉢という優れものが一日中お湯を沸かしてくれたのも、もう遠い思い出としてか記憶には残っていません。

 昨日残った油を空焚きしました。いよいよ倉庫へ片付けます。約4ヵ月半世話になったストーブも、これから7ヶ月間は深い眠りにつくのです。また来年も私の体を温めてくれる事を信じています。

  「四ヵ月余 温め続けた ストーブに お礼言いつつ 空焚き済ませ」

  「少しだけ 化石燃料 勘弁し 環境貢献 今年の冬も」

  「雪国の 友から便り 雪景色 ジャガイモ 植えるまだ先と」

  「今年こそ 枝垂れ桜を 見に行くと 妻に約束 カーナビ故障」 

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