shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年3月10日

○農作業とつわぶき

 忙しさと寒さもあって、「前回は何時ごろ行ったのだろうか?」と思うほど長い間暇していた人間牧場へ、行きました。昨日90歳の親父が「白内障の手術の後の検査に連れて行ってくれ」というものですから、伊予市の本宮眼科クリニックへ連れて行ったので、10時という遅い時間になってしまいました。

 昨日の雨も止んで、北西の風が強いものの天気が回復して気温も10度以上に上がり、農作業をしていると汗ばむほどでした。気が急くのは腐葉土を作っている木枠の中の腐葉土を切り返し、その上に土を被せてサツマイモの種芋を伏せる準備をしなければならないのです。腐葉土はこの冬の外気温が予想以上に低かったため被せたビニールの下で落ち葉が上手く発酵せず、このままだと間に合わない恐れがあるのです。木枠の中の腐葉土を切り返し、その上に息子と一緒に外に出していた赤土を乗せてゆくのです。スコップで赤土を入れる作業は、昨日の雨で粘っていて、スコップや履いている長靴にまとわりつき、思うようにはかどりませんでしたが、それでも休み休みしながらでも30分程度で終わりました。

 今度はその上に端材を使ってハウスのような屋根を付ける作業をしました。人間牧場には建築当時の端材がまだ何本か残っていて、寄せ集めてきてノコギリで切ったり釘で打ち付けたりしながらの作業です。私は親父に比べ大工作業など大の苦手で器用ではありませんので、中々上手く出来ませんでしたが、それでも小一時間で何とか様になってきました。

 さてその上に透明のビニールを被せるのですが、中央公民館の日山さんから貰ったビニールは、風の強い中での一人の作業なので風に飛んでいう事を聞いてくれないのです。ハウスみかん農家の苦労が分るような気持がしました。これから春先にかけて突風が吹く恐れがあって吹き飛んでしまうかも知れないので、足らない端材を持参して近いうちに補強をしなければならないようです。

 さて種芋の購入を考えなければなりません。計算だと4畝に7個づつ植わる予定なので28個の種芋が必要です。私が小さかった頃母親が芋坪から芋を取り出して半分に切り、腐敗防止のため切り口に木灰をつけて植えていたのを思い出しましたので、そうしてみたいと思っています。種芋は鳴門金時か土佐金時くらいがいいかも知れません。

 無事作業も一段落したので、梅林の横に生えている椿の木に絡まったカズラを剪定ハサミで切る作業や、畑の草取り作業をしましたが、今の間に地道な作業をしておかないと、カズラや草に負けてしまうのです。

 ふと畑の隅のツワブキの古株を見ると綿帽子を被ったツワブキが数本頭を持ち上げていました。ツワブキの赤ちゃんを見る度に春近しの感じがします。早速何本か収穫しました。これが春特有のアクの強い食べ物で、ほろ苦さが特長ですが、皮を剥ぎ茹でてアク出しをして煮付けにするとこれが結構美味しいのです。特産品センターの店先には早くも皮を剥いだツワブキが一袋300円程度で売られているようです。

 家に持って帰って新聞紙を広げその上で剥ぎました。アクで手が真っ黒になるため、薄い手袋をはめて剥ぐのですが、これが中々上手く剥げないのです。手を使う仕事をしている妻には到底頼むことが出来ず、結局自分一人が最後まで剥いで水に晒しましたが、楽しみが増えました。春はもうそこまで来ています。

  「芋のツル 育てるための ハウスでき いよいよ命 つなぎスタート」

  「不器用な 男に生まれ 得をした 作業は全て 親父に任せ」

  「芋の種 買う金あれば ツル買える そんな悪評 聞こえてきそう」

  「ツワブキの アクで染まった 指の先 働き者の レッテルのよう」