shin-1さんの日記

○久しぶりの秋田県

 前回の秋田県への旅は12月18日、かまくらで有名な横手市で開催された観光カリスマ講演会でしたが、今回は約3ヶ月ぶりの秋田県といっても、もっと北の能代市二ツ井で開かれた地域雇用創造推進事業でのまちづくりセミナーです。私はどちらかというと飛行機が余り好きでないので、時間的な余裕もあって東京からは前回同様列車の旅を選びました。新宿から新宿ラインで大宮まで行き、そこから北を目指すのです。途中赤羽当りから大宮駅までの車窓には日本一の富士山が遠望ながら優美な姿を見せてくれていました。いつものことながら都会の人には車窓に見える富士山など全く感心がなく、携帯電話でメールを打ったり、雑誌を見たりしていました。

 大宮では相次いで出発する各方面の新幹線がひっきりなしに通過して行きます。私が乗るこまちは別の新幹線に比べてかなり小型のような感じがしました。それもそのはず、盛岡からはの秋田新幹線は在来線のレールを走るのです。

(これは座席が5列、しかも二階建てまである普通の新幹線です)
(座席が4列の少し小さいこまち号です)
(私が15番線から乗ったのは11時22分発こまちでした)

 盛岡からは後ろにつないだはやてと切り離され、雪の峠を越えて秋田へ入ります。大曲で新幹線ながらスイッチバックして、前回は一瞬驚き慌てたことがありますが、今回は二度目なので隣の席の方に説明知る余裕がありました。その夜は秋田の駅前に一泊し、明くる日同行するシステムブレーンの斉藤さんと秋田駅で落ち合い、青森行きのかもしか1号に乗って日本海沿いを北上しました。この路線は40年前愛媛県青年国内研修のメンバーとして大阪発の夜行列車に乗り、北海道を目指した懐かしい路線なのですが、さすがに時の流れは早く、車窓に広がる景色さえもかき消されていました。

 秋田を出る時は比較的穏やかな天気も、八郎潟辺りに来るとにわかに空がかき曇り、猛吹雪です。車窓の景色は何処までも広がるただ広い田んぼが白い雪を被っているだけの、殺風景な風景に変わってきました。

(八郎潟付近の田園地帯を走る)
(3番ホームから出発する東能代駅の五能線)

 目的地である二ツ井駅の一つ手前は東能代駅です。ここから青森県深浦を通って青森県川部まで今人気の五能線が走っています。この辺りもやはり夕日の美しい所で、深浦では夕日マラソンなどのイベントが行われているようです。ぶなの原生林で世界遺産となりすっかり有名になった白神山地は秋田・青森にまたがるそうで、ここでは玄関口として売り出しているようです。二ツ井駅には市役所の小林さんが迎えに来てくれていました。講演までまだ時間があるので、能代市と合併した二ツ井町の旧庁舎にある支所へ行きました。秋田杉のご当地だけあって平成6年に建設したという庁舎はまるで教会のような外観をしており、中は秋田杉の丸太や正目板がこれでもかというほど使われた贅沢な造りでした。現在は合併後も市全体の教育委員会等が入っているようです。

(小雪舞う中に凛として建つ二ツ井支所)

(役所の中には秋田杉の巨木が4本シンボル的に立っていました。また根株は市民の受け付け用机として使われていました。職員の机も殆どが木で出来ていました。また壁の杉板は旧役場庁舎天井板をリサイクルして使っているそうです。
(左がシステムブレーンの斉藤さん、右が小林さんです)

その後私たちは道の駅にある観光協会を訪ね事務局の女性とお茶をご馳走になりながら談笑したり、近くの神社を見学したり、また丁度昼時だったので馬肉中華そばを食べに行ったりしながらひと時を過ごしました。

(除雪の雪がうず高く積まれた道の駅きみまち阪)
(過ぎの原生林が残る川べりの風景、最近までここから川舟が出ていたそうです)
(雪に生まれた氏神様)

(セミナー前の会場風景)
(外は深々と雪が降り続いていました)

 外は思いボタン雪が舞っていましたが、参加者は2時間の私の話に熱心に耳を傾けてくれました。いつも思うことながらもう少し時間があったらと話す方は悔やみましたが、聞く方にとっては休憩も入れずまるで機関銃のように話す私の話は、どんなに聞こえたのでしょう。講演が終わり飛行場まで送ってもらう時間が迫っているため、残念ながら後ろ髪引かれる思いで、会場を後にしました。別れ際名刺交換だけでもと追いかけてくれた人、そして秋田美人とでも言うべき市役所の笑顔が素敵な女性の手を振っての見送りに余韻を残し、二ツ井の会場を後にしました。飛行場までの道沿いは枯れ木に花が咲いたような見事な雪景色でした。

  「熱帯びて 語る私に 卒啄の 如く合わせる 笑いのこだま」

  「白神を 訪ねてみたい 春頃に ブナの芽吹きは さぞや見事ぞ」

  「枯れ木花 県都の側に このような 自然いっぱい 羨ましいね」

  「白い雪 不味い全てを 隠したる 故に綺麗と 思うのだろう」 

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