shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年6月27日

○300ピースのパズル

 娘と孫の床が上がって自宅へ帰ってから1週間余りが経ちました。赤ちゃんとお兄ちゃんの孫を加えた泣き笑いでわが家は、まるで蜂の巣を突付いたような喧騒から開放されたため、直後は何か拍子抜けの感じがしていましたが、それも次第になれて今は元の静けさに戻っています。それでも孫二人が気になるのはおじいちゃんとおばあちゃんたる私たち夫婦です。時々電話で会話が出来るようになった孫のところに電話をしては近況を聞いているのです。

 数日前、出張のついでに妻から頼まれた品物を届けに娘宅へ立ち寄りました。4歳の孫朋樹君はパズルに夢中で、私も誘われて手伝わされてしまいました。パズルの入っている箱の表蓋を見ると何やら子どもの好きそうなポケモンの絵が書いてあり、300ピースと表示されています。4歳ですから何が何でもこんな難しいパズルは大人の私にも難しく出来ないと思いましたが、絵の内容を覚えている孫はスイスイと組み立てて行くのです。私はまったく出来ず、「おじいちゃんの下手糞」なんて言葉を浴びせられ一蹴されてしまいました。仕方がないので色で識別し同じような色のピースを集めて一まとめにしながら作業をして、少しだけですがお手伝いしました。

 1時間余り手伝っておいとまする予定でしたが、孫の誘いに乗って2時間、3時間と長くなり、ついには完成間近かまで手伝わされる羽目になってしまいました。孫は幼稚園から帰って直ぐですからついうとうとしながらの作業です。6時近くになって食事の用意が出来たのでもう止めよと誘いますが今度は食事をしながら続けました。母親に叱られながらも殆ど完成した所でやっと開放してくれたのです。

 パズルは神経衰弱といわれるように、思ったようにことが運びません。時には出来ないためイライラしたり、出来た絵を見て歓声を上げたりするのですが、4歳の子どもが300ピースのパズルを仕上げる熱中根性には参ってしまいました。相手をした私はまるで人間牧場の草刈りをした時と同じような疲労感を覚えました。「お父さん昨夜はよっぽど疲れていたのね。寝いびきをかいていたよ」と妻が言うほどに疲れていました。私にとっては脳の疲れでも孫にとっては快感ですから、58歳の年の差は脳の構造さえも違うと実感させてしまうのです。

 帰り際、「おじいちゃんまた今度パズルを一緒にしよう」と孫に誘われました。内心はもうこりごりと思いつつも、「うんまた今度しようね」と言葉を返すと、「指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます。指切った」とされてしまいました。昨晩娘から電話がかかり、電話口に出た孫はパズルの約束を覚えていて、またまたの約束です。

 パズルのような細かい仕事は苦手なお年頃の私ですが、少しパズルを買って練習しなければ、また孫に馬鹿にされそうな雲行きです。

  「三百の ピース組み立て 絵を作る たかが四歳 孫に脱帽」

  「いびきかく 程に疲れた 孫相手 約束言葉 孫の小指に」

  「マゴマゴと してる私に 孫の手が 優しくピース 持ち上げくれる」

  「上昇の 孫に比べて この私 下りの坂を 何時の間にやら」

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