shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年6月22日

○PTAの同窓会

 PTAとはペアレンツ・ティーチャー・アソシエーション、つまり子どもを持つ親と教師の会の略称なのですが、日本全国の殆どの学校にはPTAという団体が組織されていて、それぞれ会費を徴収しながら活動をしています。アメリカから戦後渡ったこの社会教育関係団体は崇高な理念とは裏腹に意外とその実態は形骸化しているようです。会員となるべきはずの親は会則にしたがって会費を徴収されますが、殆どの人はお金を出すだけで活動には参加しない幽霊会員なのです。しかも本来会員になるべきはずの教師は参加せず、「親の会」的存在だし、もっとも危惧するのは親は両親のはずなのにいつの間にか親は殆どが母親だけなのです。私がはからずもPTAの会長になった時、就任あいさつで「PTAとかけて何と解く。破れたブラジャーと解く。その心は父(乳)が時々顔を出す」と発言して爆笑されたそのままに、母親以外の父親は会長や副会長といった役員がいい訳程度に顔を見せているのです。子どもの教育にとって母親の包容力も大切ですが、父親の理性も欠かせない大事な役割だと思うのですが残念ながらその実態は今も解消されないでいるようです。最近は「おやじの会」などがことさらに強調されて組織されていますが、これはPTAの親団体を母親に乗っ取られている紛れもない事実で、「お父さんもっとしっかり」とそのふがいなさや、何故親父の会をまことしやかに作って活動をしなければならないのか、指導者の指導の在り方に疑問を持っています。

 昨晩、高校PTAの同窓会とでもいうべき「まさご会」の役員会に出かけました。はからずも私がその会の会長をしていますが、役員会には校長・教頭・事務長の学校関係者と、会長・副会長・幹事・監事が10人余り集まりました。大人の会なので場所も市駅前のこじんまりした小料理屋です。会費制で飲み会がセットされていました。会議は学校長が学務を報告したり収支決算や役員改選を主な議題として話し合われました。肝心の役員改選は昨年の役員会で私を含めた役員全員の再任が決まった時、来年度の会長を決めていたので、私の退任がすんなり決まりました。老兵は去るのみです。

 私にとってPTAは実に楽しいものでした。PTA活動によって学校や子どもの実態が見えてきたし、PTAで学んだことや知り合った人は数えることが出来ないくらいです。PTAは常任理事1年、副会長1年、会長6年と3人の子どもが相次いで同じ学校に在籍したことでついつい長くなり、県Pの副会長や中予の会長を兼務して様々な活動に参加したものです。やっと長い長いPTA活動が終わりそうでホッとしています。後は7月に開かれる総会で承認されれば全て終りです。

 それにしてもPTAに同窓会があるなんて他の学校では余り聞いたことがありません。旧交を温めるには最高ですが私はこの会を学校支援団体と思ってきました。毎年の総会では酒に酔ったことを利用して懐から何がしかのお金を出させ、学校支援に役立たせてきました。また全国大会への大会出場の度に寄付金を集める団体にもなりました。学校に物申す団体はPTAで沢山です。同窓会はかくあって欲しいと退任のあいさつをするつもりで、楽しい語らいを終えました。

  「PTA 今じゃ随分 様変わり 母しか参加 しないおかしい」

  「また一つ 俺の重荷が 取れてゆく 少し身軽な ウキウキ気分」

  「親・教師  参加してこそ PTA だのに親父も 教師までもが」

  「PTA 私にとっては 大恩人 学ぶことあり 人にも随分」 

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