〇海の見える丘の下刈り
人間牧場の下の元みかん畑だった畑に、クヌギの森を作ろうと計画してから3年が過ぎました。最初の2年間は母が亡き後数年間放任していたため、人の進入を拒むほど茨や灌木に覆われていた畑の伐開を行い、焼却してやっと昨年の2月にクヌギの苗を100本ほど植えましたが、昨年はその後4月に外反母趾の手術、10月に庭木から落下、12月に前立腺肥大手術と、大事な下刈りの時機にその作業ができ、ず悶々の日々を過ごしていましたが、昨年の8月にとりあえず一回だけは荒刈りながら、言い訳程度に下刈りを終えていました。
一昨日は息子の土曜休みに合わせ協力を求め、来月にも行う予定のクヌギの苗を植える場所の下草を刈るために、息子と二人で港の見える丘へ出かけました。私はまだ手術後1ヶ月なので無理は出来ないため、もっぱら草刈り機は息子に頼み、ここあそこと指示をして草を刈ってもらいました。息子は昨年新調した草刈り機を使い、約1時間ほどで予定の場所の草を刈り終えました。これで2月のジャガイモの種芋植えとセットにしたクヌギの苗植えの準備が整い、とりあえずはホッとしています。
人間牧場の下草を刈るようになって、あちこちに自生している水仙がかなり広い範囲に植えもしないのに自然にはびこり、今が見頃と咲き誇っていました。このまま花が終わるのを待つばかりでは勿体ないので、一昨日は剪定ばさみを水仙の根元に差し込み、20~30本切って持ち帰り、妻はその水仙を花器に入れて玄関に飾ってくれました。水仙は春の花で、白い花に金冠のある日本水仙は、何とも言えない芳しい香りを玄関先に漂わせています。下灘下浜の水仙は今が満開で、多くの人がやって来ているようです。
「放任園 茨や灌木 伐開し 昨年やっと クヌギ苗植え」
「昨年は 2度も入院 手術して 世話もそこそこ 気になりながら」
「術後にて 私は作業 出来ぬゆえ 息子頼んで 草刈り作業」
「とりあえず 準備は出来た 今年も 百本の苗を 植える予定で」