人間牧場

〇2022年正月元旦
 2022年の正月元旦です。わが家では毎年正月元旦だけは男衆が雑煮を炊いて家族をもてなす風習が、私が子どもの頃からずっと続いています。わが家は元漁家だったため、その風習やしきたりが残っているようですが、別に悪い風習でもないので、正月元旦の朝は一番に起き、冷たい若水で顔と手を洗い口をすすいで、早速調理にとりかかります。調理と言っても前の晩妻が煮干しとシイタケでとっていた出汁汁を、手鍋に移してガスコンロに掛け、冷蔵庫から取り出した蒲鉾と豆腐を細かく切り、手鍋の出汁の中へ入れてひと煮立ちするのを待ちます。

 その間に用意した丸餅をオーブントースターで軽く焼き、汁の中へ入れます。お餅が半煮えになった所で火を止め、神棚用のお餅を小皿に次ぎ分け、神棚と座敷の鏡餅の前に供えます。例年私がやっていた供える役を今年は長男に譲り、長男と私が鏡餅の前に座り、一礼した後手を合わせ柏手を打って家内安全と願い事を神様に誓い、形だけのお屠蘇を口にしました。神棚と鏡餅の前に供えたお雑煮を下げ、急いで台所に持ち帰り、小鍋に帰して再び煮たものを汁椀によそい、春菊やネギなどの薬味を入れおさがりを食べるのです。

 普通はダイニングで食事をしますが、元旦だけは居間のコタツ座卓の上に妻が作ったおせち料理を並べて食事をしますが、今年は私の大好きなタツクリも、前立腺肥大の手術直後ゆえ、刺激物は食べないよう医師から注意をされているので、鷹の爪を入れてないため、味は今一でしたが、水口さんから頂いた黒豆も、妻が昨日炊いたお煮しめも美味しく、存分にその味を楽しむことができました。今日はあれほど時化ていた天気も回復し、雲一つない穏やかな天候に恵まれています。今年こそ平穏無事な一年であるよう心から願っています。

「元旦は 雑煮炊くのは 男衆 わが家に続く 伝統行事」
「毎年の ことゆえ私 慣れたもの 息子と二人 お屠蘇頂く」
「今年こそ 良い年願い 手を合わす 昨年二の舞 踏まぬようにと」

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