人間牧場

○私はおじいさん?

5日前日赤松山病院へ入院した際、私と入れ替わりで大部屋から退院していく親子に出会いました。縁もゆかりもありませんが儀礼として、「ご退院おめでとうございます」と声をかけるとお母さんが嬉しそうな声で「ありがとうございます」と返してくれました。その折、中学生と思しき一緒にいた退院するであろう子どもに、「これ、このおじいさんにちゃんとご挨拶しなさい」と頭を低くするよう軽く手で押し付けました。

どおってことのない会話でしただ、私のことを「おじいさん」と言われ少しショックを受けました。確かに私は77歳喜寿の世にいうおじいさんに違いはありませんが、せめてお世辞にでも「ぃ」をのけた、「おじさん」くらいには呼んで欲しかったのですが、見た目私は紛れもないおじいさんとなりました。

戦時中の歌に「♭村のはずれの船頭さんは今年60のおじいさん♯」と言うのがありました。その頃の日本人お寿命は60歳前後だったようです。今は寿命も伸び人生100歳までに生きれる世の中です。もう77歳ではなくまだまだ77歳です。おじいさんではなくおじさんと言われるような生き方をしたいものです。

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