人間牧場

〇里芋をいただきました
 昨日下灘で漁師をしていた親類の叔父に、お歳暮を届けに出かけました。多かった漁師をしてた親類も殆ど姿を消し、この叔父が最後の漁師でこれまで沢山の魚をいただきましたが、91歳と高齢で既に船から降りているものの、伝馬船で建て網などを手慰みにしているので、帰りにメバルやホゴの冷凍魚を沢山いただきました。

沢山貰った里芋

 食べ切れないので近所に住む西岡さんと宮栄さんにお裾分けしてあげましたが、宮栄さんからはみかんやユズを沢山いただき、西岡さんからは発泡スチロールのトロ箱に山ほど里芋が届きました。これも一辺には食べきれないので畑の隅に穴を掘り、地中に埋めました。こうしておけば寒い冬で腐ったり乾燥することもなく、食べれるほど掘り出せるのです。

 しかし難点もあり、野山に食べるものが無くなる冬場は、イノシシなどが餌を求めて里へ現れるようになり、時には足と鼻で掘り返し食べてしまうのです。わが家の家庭菜園は、イノシシが入らぬよう金網で囲っていますが、2m以上もある東側の石垣をよじ登って来るイノシシもいて、安心はできないのです。煮物の美味しい季節になりました。西岡さんから貰った里芋はおでんにして、宮栄さんから貰ったユズはユズ大根にしてせいぜい楽しみたいと思います。今日は冬至ながら入院するためユズ風呂は楽しむことができないのは返す返すも残念です。

「親類の 叔父から建て網で 取った魚を 沢山貰う」
「食べきれぬ 魚を友人 お裾分け わらしべ長者 ないもの貰う」
「食べきれぬ 里芋畑隅 穴を掘り 埋めて保存の 術を知ってる」
「イノシシに 食べられぬよう 注意して 里芋料理 冬の楽しみ」

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