人間牧場

〇4年前の写真
 昨日パソコンを使っていつものようにfacebookに記事を書いていると、いきなり4年前の写真が自動的にアップされました。こんな目まぐるしく進化する現代、特にこの2年間は新型コロナの影響で、何もかもが一変するような年月ですから、4年前といえどすっかり懐かしくなりました。

 その写真は毎年12月第一土日に、国立大洲青少年交流の家を会場に開いてきた、地域教育実践交流集会の模様でした。この2年間は新型コロナの影響で集まることもできずリモートでの集会となりましたが、ゆえに200人もの人がマスクもつけずに集まっている写真は異常なほど新鮮でした。

 ふと、果たしてこの先、こんな集会を再び開けるのはいつになるのだろう?と思いを巡らせましたが、今は沈静化しているものの第6派と思われるオミリオン株の日本上陸やお隣韓国の流行再燃など、新たな不安材料が毎日のように報じられていて、まだまだ先が見えない状態です。

 人間・時間・空間と書くように、人は一人で生きていくことは出来ず、本来地球上の空間で時間を使い人間同士が寄り添い助け合って生きるものです。新型コロナで「間」のあり方が大きく変わり、顔の半分をマスクで隠し、息遣いや笑顔さえ、それに言葉さえも話さず、息を凝らして生きています。早くこんな暗いトンネルを抜けて、元の姿に戻って欲しいものです。

「パソコンの 画面いきなり 4年前 熱気の写真 懐かしく見入る」
「そういえば 人間・時間 空間の 間という文字を 忘れた世界」
「息凝らし 笑顔や言葉 消え失せて 生きてる実感 無きに等しい」
「神仏に 来年こそはと 祈ってる 人間弱い 動物実感」

 

[ この記事をシェアする ]