〇夕焼け村始まる
双海町に住む子どもたちは小学4年生になったら通学合宿「夕焼け村」に参加できることを楽しみにしていますが、新型コロナの影響で昨年は夕焼け村そのものが中止になりました。今年も夏休みの終わりに計画していたものの、新型コロナの感染が止まらず延期になっていました。ここに来てその勢いも収まり規制が緩められ開催が可能となったため、昨日から1週間の予定で小学6年生だけを対象に開催することになりました。
わが家にも小学6年生の孫奏心がいますが、参加申し込みをしたため数日前から母親と2人で持って行く荷物の準備をしていました。宿泊施設ふれあいの館と学校を往復して、一週間家庭に帰らないため、学校の勉強道具に加え、着替えなどの生活用品となるとかなりの量になり、まるで夜逃げでもするような荷物の多さに、家族全員が大笑いしながら見送りました。私も初日に夕日の講話などの一翼を担う予定でしたが、昨日は大洲での実行委員会と重なったため、明日に変更してもらいました。
昨日大洲での実行委員会を終えて帰宅途中、中尾先生と二人で様子を見に伺いましたが、みんな楽しそうに班別会議をやっていました。宿舎となるふれあいの館の和室はまるで野戦病院ではないかと思われるほど透明なビニールシートで区分され、あえて実施に踏み切った苦労の後が垣間見えました。県内他の通学合宿は軒並み2年連続中止となっているようで、多分実施するのは双海だけではないかと思われます。
今日は久しぶりに朝から雨が降っています。荒れた天気になると予報では沿岸地域に強風波浪注意報が出ていますが、雨もまた良し風も経験です。様々な経験を積んで子どもたちはまた一つ大きく成長することでしょう。わが家の中2の孫希心は、先日弟が修学旅行に出かけたと同じように今回は少し長めの1週間も、「一人っ子」になると口では嬉しそなことを言っていますが、やはり日常と勝手が違って少し寂しそうです。これもまた家族の経験です。
「昨年に 続き今年も 中止かも 思っていたが 規制緩和で」
「よしやろう みんなが一致 団結し 夕焼け村が 始まりました」
「今年は 6年生だけ 対象に 1週間の 合宿訓練」
「いつもいる 家族が一人 いなくなる 寂しい限り これも目的」