人間牧場

〇昨年に続いて騒動

 昨年は映画二宮金次郎絡みで中山十彩会の皆さんと、1万本のヒマワリを植える騒動に息子に言われて巻き込まれ、わが家の家庭菜園にも余ったヒマワリの苗を植えて欲しいと頼まれ、500本程のヒマワリがわが家を飾りました。花が終わった後の種取りも手伝わされ、それはそれとしてまあそれなりにいい夏でした。

昨年はヒマワリ騒動に巻き込まれました

 ところが今年私が外反母趾の手術で2ヶ月間入院し、無事退院して6月最初に自宅に戻ってみると私が留守中に、中庭全体に今年は朝顔の苗が、まるで苗屋さんのように並べられていて、私と同じ早起きの長男息子は、仕事に行くまでの寸暇を惜しんで水遣りや支柱立てに余念がないようで、さすがの私も飽きれてものが言えない状態です。

庭中朝顔でいっぱい

 その朝顔が2~3日前から1輪2輪咲き始め、息子の作業も熱を帯びてきました。聞けば朝顔市のようなものをやりたいそうですが、息子の難点は自分の小遣い銭ををはたいてやるのは結構なのですが投資た金額を回収せず、カブト虫にしても無償配布して、むしろ心の投資効果を狙っているようなのです。こんな馬鹿げた行動は長続きするはずもないので、やんわり注意していますが、聞く耳を持たず楽しそうにやっています。

「昨年は ヒマワリ騒動 巻き込まれ 今年は朝顔」

「退院し 帰ってみると わが家庭 所狭しと朝顔並ぶ」

「朝顔の 花が咲いたと 得意顔 息子のやること 理解苦しむ」

「この息子 誰に似たのか 意味不明 いつもハラハラ ドキドキ連続」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇バラの花が届きました

 昨日外出先から帰ると玄関先に綺麗なバラの花が花器に活けられ飾られていました。若嫁に聞くと顔見知りのPTAの役員さんがわざわざわが家まで持って来てくれたそうです。わが家の息子は中学校PTAの副会長、若嫁は小学校PTAの副会長をやっていて、田舎ゆえ小さな学校ゆえそれぞれが毎年のように役員をやらなければ活動ができないのです。

綺麗なバラの花が沢山届きました

 かく言う私も息子3人が通った松山工業高校の常任理事1年、副会長1年、会長6年と、忙しい日々を過ごしましたが、PTA活動は子どもが学校に通う間しかできない貴重な経験なので、後ろ向きでなく前向きに考えて皆さんと活動すれば、役員にならなければ学ぶことできない多くのことを学ぶことができるのです。これを役得と呼んできますが、バラの花の贈り物も役得と考えれば有難いプレゼントなのです。

 この時期、わが人間牧場には綺麗なアジサイが咲き誇り、庭には息子が今年から始めた朝顔も咲き始めました。花の世話はある意味子どもを育てることに通じます。土と水と肥料と太陽の恵みのバランスが良ければ、綺麗な花をどんどん咲かせます。害虫や病気、雑草、それに風雨からも守ってやらねばなりません。小学校6年生と中学校2年生の2人の孫も、私の背丈を追い越す勢いです。家族や地域の人の支えで、我慢強いいい子どもに育ててやりたいものです。

「玄関に 綺麗なバラが 活けている 聞けば友人 届けてくれたと」

「わが息子 夫婦そろって PTA 役員なりて 何かと忙しげ」

「田舎ゆえ 一人一役 こなさねば 活動できぬ 割り切り役得」

「私の背 軽く超えられ 孫たちも 健やか成長 何より嬉しい

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇小西さんに大西さんのスイカを頼みました

 わが家では草に埋もれたスイカの苗をやっと救出して、敷きわらをして育て始めたというのに、巷では早くも走りのスイカが出回り始めました。何年か前大洲が水害に会った時、復興スイカとして出回ったスイカをいささかな支援のつもりで買い求めました。その時息子や娘たちにも買ってプレゼントしましたが、その味が余程美味しかったのか、今年もこの時期になり娘や息子から、催促の電話が入っていました。

大西さんちのスイカ

 大柄な姉が小西さんという双海町の柑橘農家に嫁ぎ、小柄な妹が大西さんという大洲市五郎の農家に嫁ぐ、まるで笑い話のようなホットな小西千鶴子さんとのご縁で、今年も小西さんを通じて大西さんちのスイカを4個も買い求め届けてもらいました。早速松山市内に住む娘に1個、次男に1個、わが家の同居長男に1個、それに私たち夫婦に1個と、妻は一昨日配り終えました。スイカ大好き人間の私ゆえ早速食べたいと思っていましたが、昼間と夜の集会が相次いでいて喰いっぱくれ、今日あたり食べたいと思っています。

 スイカの産地として名高い熊本では、食べたスイカの皮の外皮を剥き、塩を振って一夜漬けにして食べると、ケンミンショーという番組で紹介されていました。かくいうわが家でも私が子どもの頃母ちゃんがスイカの皮の浅漬けをしてくれたことを覚えていますが、その当時は余り美味いと思った記憶は残っていません。嗜好の変った高齢者なった今ゆえ、やってみる価値はあると思っていています。お茶漬けのお供に・・・。

「この時期が 来ると子どもら あのスイカ 食べたいという 電話が入る」

「小西さん 通じて大西 農園の スイカ注文 笑い話だ」

「今年は スイカを食べた 皮までも 食べてみたいと ケンミンショー見て」

「今晩は 食後のデザート スイカです 朝から少し ワクワクしてる」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇花菖蒲園見学

 3日前、シイタケの原木に種ゴマを打ち込む時に使うドリルを、大洲市田処に住む親友亀本さんにお借りしていたのを返すべく、たまたま休みだった妻を誘って返しに出かけました。普通だと田処へは下灘から朝が峠を越えて行くのですが、2年前の土砂災害でこの道が通行止めになっているため、自宅~中山~内子~大洲新谷と迂回して、矢落川の上流の田処を目指しました。

手作りの菖蒲園

 時間的には約1時間で到着し、待ち合わせ場所の旧田処小学校にある活性化センターで待ち合わせ、多少遅れたものの無事合流することができました。私は近所の人から頂いた鮮魚「チダイ」をほんの少しお土産に持参しましたが、律儀な亀本さんは私の大好物である山崎の固い豆腐を用意してくれました。酪農を営む亀本さんとはもう40年来の古い付き合いで、私が塾長を務めたフロンティア塾の塾生として大いに学んだ間柄なのです。

 亀本さんは地道に田処の地域づくりを長年やっていて、ホタルの保護活動や最近は小学校跡地に隣接する畑に有志が集まり。菖蒲園を開設していて、この日は少し盛りは過ぎていましたが綺麗な勝負の花を見せてもらいました。相棒だった西田和子さんも高齢になって特養施設に入所していて、川向うの西田さんの自宅も空き家となっています。それでも亀本さんは西田さんの家周辺の草を刈って保全に勤めているようでした。ここにもきらり光る地域づくり人がいることを頼もしく思いました。

「災害で 通行止めのゆえ 迂回して 1時間かけて ドリル返しに」

「草深い 山奥住んでる 酪農家 私にとっては 無地の親友」

「小学校 古い校舎も 今はなく 隣接跡地 菖蒲の花咲く」

「黙々と 自分の住んでる ふるさとを 守る姿に ただただ感服」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇遅ればせながら・・・

 2ヶ月に及ぶ長期入院から帰ってみると、入院前に傷む足をかばいながら手入れをして出かけた家庭菜園の人間牧場は、たった2ヶ月だのにそこここ雑草がはびこり、息子と妻に頼んで植えてもらった夏野菜の苗は草に埋もれて見る影もありませんでした。その姿を毎日見るのは忍びなく、リハビルのつもりで朝な昼な夕な、暇を見つけて鍬で雑草を取り除いています。

とりあえず雑草取ったトマトの畑

 雑草を取り除いた野菜の苗に肥料をやり元気回復の期待をしていますが、例年の半作程度しか望めないようです。昨日はトマトの畑の雑草取りをしました。この時期はお天道様の熱射と藪蚊に行く手を阻まれますが、昨日は幸い午後から低い雲が立ち込めて気温が上がらず、蚊取り線香に火をつけて缶を腰にぶら提げたお陰で藪蚊にも刺されず、予想以上の仕事量となりました。

 毎年トマトは脇芽を欠いて一本仕立てにするのですが、その時機を逸して脇芽が伸び放題になっているので、一度はやってみたかった垂直仕立て栽培をしてみることにしました。この方法は脇芽を取り除かず支柱にひとまとめにして縛り育てるのですが、既に時機を逸して脇芽が伸び放題になっているので、今日にでもしっかりと布紐で固定してみたいと思っています。成功すれば・・・何て馬鹿げたことを考えています。

「今年は 半作程度を 目標に とりあえず雑草 リハビリ訓練」

「今年は 脇芽欠くのが 遅ればせ 垂直仕立て やってみようと」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇私は筋金入りです

 左足の外反母趾の手術をして3ヶ月が経ちました。入院・手術・抜糸・ギプス巻き、転院、リハビリを経て、やっと杖をついて両足で歩けるようになりましたが、経過観察のため手術をした愛大附属病院へ2週間毎に通っていますが、昨日はその経過観察の日で、レントゲン検査、傷の処置などをして、主治医の話を聞きました。

レントゲン写真に写った埋め込まれた金具
まだ腫れている左足

 

 総合的には、レントゲン検査で骨の異常は見られず、皮膚傷も1カ所だけこれからも3~4日おきに地元の診療所で消毒処置をしてもらい、1ヶ月後に病院へ来るよう言われました。昨日はレントゲン検査の写真をコピーしていただきましたが、親指の付け根を切断して正しい方向に戻し、ボルトで留めているリアルな写真でした。

 よく「筋金入り」という言葉を聞きますが、まさに筋金入りで、左足の腫れがまだ引かないのも、こうした大手術を施した結果だから、焦らずしっかりとリハビリをするよう励まされました。昨日も2週間ぶりに風呂桶にお湯を張り、左足をお湯の中につけて、シャボンや柔らかいガーゼで看護師さんが左足を綺麗に洗ってくれました。

 自宅では毎晩妻がナイロン袋を左足に被せ、テープで傷口がお湯で濡れないようガードしてくれ、体や頭を洗った後髭を剃り、左足だけ外に投げ出して、風呂を楽しんでいます。この状態はまだ1ヶ月は続くようですが、不便も慣れてくるとそれなりで、時々脱衣場から「大丈夫?」とか「湯加減はどう?」などを家族がそれぞれ声をかけてくれています。

「手術した 愛大病院 検診に レントゲン写真 金具ありあり」

「骨を切り 骨を金具で 継ぎ合わす 今のところは 順調回復」

「今回も 足湯で綺麗に 洗われて 消毒処置を しながら所見」

「左足 風呂入る度に ナイロンの 袋を被せ 濡れないように」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇ショッピング

 昨日は次男の娘花菜の4歳の誕生日なので、お祝いを兼ねて妻と二人で出かけました。妻は前日近所の漁師さんから私の退院祝いにと沢山の魚をいただいたので、私が粗調理した鯛を使って鯛めしを炊き、タコも塩をまぶしてでヌメリヲ取り、茹ダコにしたりしたものを、お裾分け用のタッパに入れて、娘宅や次男宅に届けました。

ショッピングモール

 孫娘花菜の成長も順調で、最近は幼稚園に通ったりお友だちも出来て、女の子らしくよく喋るようになりました。子どもにとって誕生日は特別な日で、部屋にはハッピーバーズデーの飾りが綺麗に飾られ、ケーキや誕生日祝いの品々が届いて、すっかりご満悦のようでした。2ヶ月ほど入院していてしばらくぶりの再会なので、見違えるように大きくなった姿に目を細めました。

 帰宅途中松山のグランフジで買い物がしたいという、妻のショッピングにつき合わされましたが、昨日は日曜日とあって人通りも多く、駐車場は何処も満車で、結局3階上の屋上に駐車したため、上り下りの階段に杖をついての歩行は多少堪えました。妻が買い物をしている間私はロビーの椅子に座って、ショッピングモールの様子置眺めたり、手持ちのタブレットで手遊びをして過ごしました。

 妻と一緒にショッピングをすることなど殆どないので、大きな声では言えませんがすっかり手持ち無沙汰な時間となりました。昨日は県内の新型コロナ感染者数もゼロとかで、まち中も少しずつ人の往来も多くなり活気が出始めたような雰囲気でした。この3ヶ月人混みから遠ざかり、時間の溜ったような空間にいたので、人混みに多少疲れました。

「孫娘 早くも4歳 誕生日 女の子ゆえ 会話も楽しく」

「退院の 祝いにもらった 鯛やタコ 手料理造り 宅配しました」

「3ヶ月 時間止まった 空間に いたため人混み 多少疲れる」

「連日の コロナ感染 発表に 一喜一憂 昨日はゼロとか」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇今年もムカデに噛まれました

 田舎ではよくある話です。わが家は田舎のため家の敷地内にかなり広い家庭菜園があって、暇さえあれば畑に出て農作業をしています。遊び半分の農業ゆへ楽しく、失敗しても別に咎める人もなく、むしろ収穫した野菜は知人友人親類にお裾分けして喜ばれ、まるでわらしべ長者のようです。 無農薬を基本にしているため毎年病害虫の被害に遭いますが、これも愛嬌と笑ってやっています。

 私は無防備なため毎年蜂に刺されたりムカデに噛まれたりします。昨日も作業をするためゴム手袋をはめた瞬間、左手指先に違和感を感じ、急いで手袋を外すと、かなり大きいムカデが出てきました。この日も左手の手袋を打ち払い、ムカデがいないか確認したのに、右手袋は左に同じとばかりに確認さずに、このざまとなりました。妻は刺されるとそのムカデを殺してすり潰し患部に塗るのですが、私は顔に似合わずどうしてもそんな残酷なことができまいのです。(大笑い)

 若嫁も三日前ムカデに刺されましたが、直ぐにアイススプレーで凍殺し、特効薬の塗り薬を塗って痛みも腫れもなかったとのことだったので、私もその薬をつけた所痛みも腫れも陽とんどなく大助かりでした。梅雨のこの時期はムカデにとっては居心地のいい季節なのでしょうか、畑でも時々ムカデを見かけます。その都度殺処分しますが、基本的な注意お怠らなければそんなに怖がる小動物でもありません。ムカデは「百足」と書きますが、本当は多いことの例えで、足が100本もないそうです。今度調べてみようと思っていますが、んかな過疎の機会に恵まれません。

「今年も 梅雨のジメジメ この季節 ムカデ出没 被害が2件」

「ゴム手袋 居心地いいのか 入り込み 安眠貪り 怒って指噛む」

「わが妻は 顔はいいのに 残酷だ 刺したムカデを する潰して患部」

「私など 顔は悪いが そこまでは 残酷でない 塗り薬派だ」

 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇沙羅双樹の花が見たくて

 昨日は四国中央市立三島小学校へ講演に出かける途中、新居浜の名刹瑞応寺の沙羅双樹の花が見たくて、運転をかって出てくれた浜田久男さんの車で立ち寄りました。まだこの時期は蝉しぐれの音も訪れる人もなく、静寂の中での散策となりました。何度か樹齢800年といわれる境内の銀杏が黄色く色づいたころ訪ねていますが、沙羅双樹の花は見たことがないので楽しみでした。

沙羅双樹の花

瑞応寺山門

樹齢800年の大銀杏

 誤算は自分の左足がまだ自由に動かず、杖を頼りに歩かなければならないのに、そのことをすっかり忘れていたため、山門に通じる急で長い石段には多少難儀をしましたが、沙羅双樹の綺麗な花を愛でることができ、また銀杏の青葉も趣きがあって、心洗われる気持ちでした。このお寺はお坊さんの修行道場で、毎年寒行の時機になると編み笠を被った雲水たちが修行のため托鉢に出かける姿が冬の風物として紹介されています。

 「祇園精舎の鐘の音 諸行無常に響きあり 沙羅双樹の花の色 諸行無常の響きあり 盛者必衰の理をあらわす おごれるものは久しからず・・・」 、ご存じ平家物語の一節ですが、やっと念願かなって名花の誉れ高い沙羅双樹の花を見、芳しい香りを嗅ぐことができました。

「瑞応寺 沙羅双樹の 花見たく 訪問幸運 満開でした」

「秋の頃 樹齢800年の 大銀杏 黄金染まり 今は緑陰」

「足不自由 すっかり忘れ 山門の 急な石段 少し難儀を」

「この時期の お寺界隈 趣きが 少し違って 訪れる人なく」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇雨が近いぞ急がねば

 このところ梅雨の晴れ間の上天気が続き、日中は30度を超す真夏日です。 私が入院のため留守をしていた間に、息子と妻に頼んで収穫していたジャガイモと玉ネギの後片付けが不十分だったので、昨日は午後から仕事が休みだった妻と二人で収納箱に入れたり、収納倉庫に運び入れ、これで雨が降っても大丈夫となりました。

トマトの畑

 今年は玉ネギもジャガイモも例年になく豊作で、近所や親類に配って喜ばれました。当然わが家の食卓にも玉ネギやジャガイモを使った料理が並び、病院食に慣れていた自分の味覚が元に戻って、この上ない幸せを実感しています。まだ無理は出来ないので軽いリハビリのつもりで畑に出て、草削りなどもやり始めています。

今年の梅雨入りは例年より20日も早かったようで、主の私が入院して留守のわが家では、かなり混乱したようですが、孫2人や若嫁も収穫に加わり、何とか家族総出で乗り切ってくれました。これまで私一人が黙々と担ってきた作業量の多さに、みんな驚いたようですが、ほっておくとまた私一人の仕事に逆戻りしそうなので、それぞれ仕事を抱えて大変だとは思いつつ、少し役割をみんなに委譲したいと思っています。

「好天が 続いていたが 空模様 雨が近いぞ 急いで片付け」

「東屋に 一応取り込み 終えている ジャガイモ玉ネギ 収納終える」

「毎日の ようにわが家の 食卓に ジャガイモ玉ネギ 料理となって」

「もう若く ないと自覚の 今年夏 私の存在 荷物を軽く」

[ この記事をシェアする ]