人間牧場

◯別れの夕日

この2日間はあいにくの雨でした。昨日は昭和の日という祭日で、病院内もいつになく静かな一日でした。私はシャワーやギブス巻き、病室廊下での4点歩行器をを使った歩行訓練と、それなりに忙しい一日でした。

午後1時ころ妻が洗濯物を届けに来てくれましたが、今回もコロナの影響で残念かな会うことができず、妻の顔を忘れそうだと、荷物を届けてくれた看護師さんに話すと、「素敵な奥さんでしたよ」とお世辞を言ってくれました。

千昌夫の「味噌汁の詩」ではありませんが、「忘れちゃならない 生まれ故郷と味噌汁(妻)」です。今日の朝退院する予定の女性が夕方夕日の見える西窓ロビーに数人集まり、名残の夕日を見る会を開きました。

縁もゆかりもない人たちですが、たった2週間ながら新型コロナで何かと制限の多い病院生活でしたが情がうつり、いつになくしんみりした気持ちで雨上がりの夕日をみんなで愛でました。多分会える、多分会えない。さよならです。

「縁ゆかり ないけど別れ 少しだけ 寂しい気持ち 夕日癒やして」

 

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人間牧場

◯手術後の抜糸

私は自分の手術後の傷口の様子をまだ見ていません。見てないというよりは白い包帯をぐるぐる巻きしているため見れないのです。毎日一回処置室でガーゼの交換をしてもらう時も、処置台に仰向けに寝かせられ、見れないのです。

昨日の夕方二人の主治医によって抜糸が行われました。人の足だと思うのか、「痛みますか」などと優しい言葉をかけてはくれますが、顔が少しゆがむ程痛く抜糸バッシの手合でした。抜糸が終わって先生が「傷を見ますか」と声をかけてくれましたが、小心者の私は、「結構です」と断りました。

抜糸は外反母趾治療の通過点ですが、待ち望んでいただけにこれでやっと新しいステージに迎えそうです。今日は朝9時からシャワーに入り、傷口周辺の足先をきれいに洗って、いよいよギブスが巻かれる予定です。ギブスは概ね3週間巻かれ、骨の固定をしたまま転院の予定です。

やっと抜糸が終わった左足
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◯まさか同じ病院に同じ町の人が入院とは・・・・

 

まさか同じ病院の同じ病棟に、しかも同じ8階の病室に、同じ町の顔見知りの人が入院しているとは驚きでした。入院は私の方が一週間早く、その女性の方は膝関節の手術のための入院のようです。

偶然廊下を車椅子で通過中出会いましたが、手術も無事終わり今では歩行器を使って歩けるほどに回復していて、手術部位がその人と違って、未だに片足歩行しかできない私とはえらい違いです。

聞けば5月6日の転院日も同じ、転院先の病院も同じだそうで、新型コロナの影響で話すことも余り出来ませんが、少し長い付き合いになりそうです。昨日の夕方病室まで見えられお菓子をいただきました。ちなみにその方は私より年齢が少し上の女性です。

「同・同・同 円の不思議を 感じつつ これから先も同・同・同」

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◯スマホで音楽を聴く

入院前自宅で入院準備をしていると、同居の鬼嫁(間違って失礼)ならぬ若嫁が、お父さんやお母さんの入院経験から、病院生活に便利な小道具を100円ショップで買い求め、使うよう勧めて持たせてくれました。

ベッドに吊り下げる小物入れや、ハンディタイプのホワイトボードなどは重宝して使っていますが、いまいち使わんかったのは病室に設置されているカード挿入で利用可能なテレビです。入院の日妻が売店で買って持たせてくれた冷蔵庫と共用の利用カードはまだほとんど使わず差し込んだままなのです。

なぜ使わないのか?、それは簡単でイヤホンを差し込まないと音声が出て人に迷惑がかかるから、要は面倒くさいからだけなのです。Facebook友だちの友人が自分の入院中スマホで音楽を聴いて眠れぬ夜を過ごしたので「あなたもいかが」と勧めてくれましたが、恥ずかしながら私はイヤホンで音楽など聞いたことがないのです。

昨日若嫁が持たせてくれたグッズの中にイヤホンを見つけ、スマホの穴に差し込んだところユーチューブの音楽が外部に音も漏れず聴けるようになりました。昨晩はイヤホンを耳に差し込み、久しぶりに音楽を聞きながらベッドで楽しい夢を見ることができました。今日から音楽を聴きながらのナガラ族に変身です。

「イヤホンで 音楽聴きつつ ナガラ族 暮らし一変 夜また楽し」

 

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◯青島が見える

このところ上天気が続いているようで、入院している病院の窓から見える若葉の木々も、心地よい爽やかな風が撫でています。何日か前に気付いたのですが、病院の8階の廊下西窓から私の町の沖合に横たわるように浮かぶ青島が、山の稜線水平線の接点付近に見えるのです。

ご存知のように青島は猫の写真家岩合さんによって紹介され、猫120匹島民5人の島として、対峙するわが町のJR下灘駅とともに、今ではすっかり有名になっています。私は物心ついた頃から毎日青島を見て暮らしてきましたが、栄枯盛衰とでも言うべきでしょうか、今は人口減少の洗礼を受けています。

島の姿は裏表や左右など見る場所によって異なりますが、わが町から見える青島はまるでクジラが横たわるように見えますが。病院の窓から見える遠望では、ずんぐりとした姿です。そう遠く離れた訳ではありませんが、懐かしかな大洲市長浜町青島です。

「入院の 病院窓から 青島が 見えて感動 ぼうきょうの念」

稜線の彼方に青島が見えます
人間牧場から見える青島

 

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◯総合診療サポートセンター

入院して一週間が経った頃、私の元へ一人の女性看護師がパンフレットを持ってやって来ました。聞けばその女性は、総合診療サポートセンターの職員で、転院の橋渡しをしてるらしく、私の希望を熱心に聞いてくれました。

この病院では普通手術が終わって、回復の兆しが見えるようになると、約2週間でリハビリのできる希望の病院へ連絡を取り、受け入れについて橋渡しをしてくれるのです。私は伊予病院にしようと思っていたので連絡を頼みました。

昨日主治医と相談し、伊予病院も受け入れを了承した旨の知らせを持ってやってきてくれました。こんなまるで口入れ業態があることすら知りませんでしたが、同室の患者さんは、本人の希望、家族の希望、受け入れ側病院の対応などなど、かなり難航しているようでした。とりあえず無事転院してリハビリができそうで安心しました。

「知らなんだ こんな業態 あったとは お陰様にて 転院決定」

 

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◯物忘れと認知症

入院生活を始めて早くも10日目となりました。最初は戸惑っていた入院生活にも近ごろは少しずつ慣れて、余裕が出てきたのか狭い病院ながら車椅子に乗って散策?までやっています。

驚いたことに別の病室に、双海町出身の女性の方が入院して来られ、2日前股関節の手術を受けたようで、今は全身麻酔から覚めてそれなりに過ごしているようです。

病院生活は左足はまだ着地できないため、リハビリで始まった脚立のような器具を使った廊下を歩くだけの歩行訓練だけのため、運動不足のようで少し便秘気味のようです。

看護師さんを通じて主治医に相談し薬剤師から便を柔らかくするお薬を処方されました。お陰様にてお通字もすっかり良くなりましたが、飲み忘れのないよう薬を自己管理する指導が徹底していて、なかなかのものです。

薬を飲んだか飲まないか忘れるのを物忘れ、薬を飲むことすら忘れるのが認知症です。私はまだ物忘れの許容範囲で認知症ではないようです。少し安心。

「お薬を 飲んだか飲まな 物忘れ 認知症とは 少し違って」

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◯持ち込んだパソコン

入院で家を出る時妻が、「病院は病気を直しに行く所で、遊びに来るところではないので、パソコンやタブレットなどは持って行かないようにしたら」と、きつく言われました。妻はどうやら、パソコンやタブレットを遊び道具だと思っているようです。逆らっても勝ち目がないので、「そうする」と言いつつ、荷物の下に紛れ込ませ持ち込みに成功しました。してやったりの心境です。

しかし今回の外反母趾の手術は、私が思っていた以上の手術で、足尾骨を切ったり金属でくっつけたりするため、全治までにはかなりの時間を要するようで、昨日までの一週間はベッドの上で微熱や痛みで身動きが取れなかったり、片足歩行などそれどころではなかったのです。それでもまだ傷も癒えぬのに、主治医からはリハビリを始めるように言われ、そのプログラムに沿って一昨日から、院内のリハビリセンターに通っています。

それでも少し余裕な時間が取れるようになったので、荷物の底に入れていたパソコンを取り出し使い始めました。メールやブログ書きはタブレットで行うため、パソコンはワードモードで文章専用です。時折検温や血圧測定にやってくる看護師さんに見られますが、咎められることもなく、読書をする感覚で遊んでいます。こんなまとまった自由時間はこれからもそんなには取れないので、思い切り書いてみようと思っています。

持ち込んだパソコン
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◯病院生活は窮屈・退屈か?

入院経験者から聞くと、殆どの人が「病院生活は窮屈で退屈」と言います。私自身もこれまで何度か経験している入院生活ではそう思っていました。それでも入院生活をまたとない機会と捉え、様々なことにチャレンジしようと入院前幾つかの目標を立てました。

その主流は私の日々の暮らしに欠かせないパソコンとタブレット、それにスマホの持ち込みです。パソコンのインターネット接続はしていませんが、幸いワード文章を書くことができるし、タブレットも小型ながら無線が飛んでインターネット接続しているので、受信発信が可能だし、スマホもまだ使い始めて間がないものの、家を出る前夜6年生の孫奏心に、まだ使いこなせていなかったテレビ電話の使い方を伝授してもらいました。

最初は慣れない病室環境のため、どれもこれも中途半端でしたが、昼間寝ると夜寝れないので、暇さえあればそれらを使い病院でしかできない想いや出来事を文字にしています。日々の生活が忙しくてやりたかったけどできなかった、落伍ネタ本夕日徒然草の仕上げ原稿もしっかり書きたいと思っています。2〜3日箸休めしていた2本のブログ書きも再開できました。

「殆どの 入院経験 ある人が 窮屈・暇と 言ってるようだ」

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◯双海の海と夕日が懐かしい

私は子どもの頃から海の近くに住み、若い頃は漁師として海で正業を立てていました。故にでしょうか、この歳になってもどこにいようが、海と夕日のことがが気になって仕方がありません。

病院の8階から見える綺麗な夕日

このほど外反母趾の手術のため、海から少し離れた東温市にある愛媛大学付属病院に入院していますが、第2病棟の8かいにあるローカの西窓から、遠望ながら海と夕日見えるのです。

新型コロナの影響で、患者さん同士の会話もままなりませんが、「あなたは何処の手術をしに何処から来ているの?」と患者さんに聞かれると、「しずむ夕日が立ち止まる町の伊予市双海町から外反母趾の手術のために来ています」と言えば、「ああ〜あの夕日のきれいな町」と言葉が通じるのです。

そんなこともあって前日に引き続き昨夕も10人ほどが集まって、マダムたち中心の夕日の鑑賞会となりました。昨日の夕日は双海町の夕日には勝てませんが、とてもいい夕日でみんな大満足の手合でした。今日も双海の夕日はきれいだろうなあ。

「どこ居ても 故郷海と 夕日とを 思い出します 売り込みながら」

 

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