人間牧場

〇鯉幟の片付け

 わが家では5月5日の子どもの日を挟んだこの1ヶ月間、端午の節句にあやかり、内孫2人のため庭に鯉幟を上げていました。孫たちも最初は珍しそうに友だちに自慢したり、勿論私もアメーバブログの自己紹介画面にその様子をアップする等していましたが、ここに来てそろそろ片づけをした方が良さそうな雲行きになったので、天気が続き鯉幟や道紐も乾いているようなので、昨日はみんなで片づけました。

一ヵ月間庭に泳いだ鯉幟
一ヵ月間庭に泳いだ鯉幟
役目を終えて倉庫にしまわれました
役目を終えて倉庫にしまわれました

 まず道紐を緩めて鯉幟を降ろし、道紐から15匹の鯉幟を順次外しました。この1ヶ月間鯉幟は、五月の風をいっぱい吸い込んで元気に泳いでくれましたが、中には道紐に絡んで外しにくいものもありました。それでも傷んで使えないものもなく、役目を終えました。実はこの鯉幟の種を明かせば、100円ショップダイソーというお店で買った1匹100円の安物なのです。

 わが家には孫たちが生まれた時、若嫁の実家から立派な内幟飾りと別染めの武者幟が贈られていますが、孫たちにとってはむしろ1匹100円の鯉幟の方がお気に入りのようなのです。電柱と2階の屋根に登って道紐や滑車を外し、全てを片付けましたが、これらは若嫁の手によってビニール袋に入れられ、倉庫の隅でまた1年間深い眠りにつくのです。鯉幟ならぬまるでメダカかイワシの行列のように、庭先の空を元気に泳いでた鯉幟も片づけられ、わが家もいよいよ梅雨や本格的な夏を迎えます。

 

 

 「一ヵ月 わが家の庭先 泳いでた 鯉幟軍団 役目を終えて」

 「一匹が 百円だとは 誰が知る 知恵さえ出せば 立派なもんだ」

 「メダカかな いやいやイワシ まるで群れ 海の町ゆえ これもありです」

 「来年も 泳いでくれと 感謝して ビニール袋 入れて倉庫に」

 

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