人間牧場

〇蕗の佃煮づくり

 わが家では今もパートで忙しく働く妻の、少しでも手助けをしようと、「取ってきたら自分で処理する」を基本原則にしているつもりなので、前日人間牧場の草刈り作業を終えて梅林で収穫し持ち帰っていた蕗の皮を、縁側の濡れ縁に座って剥ぎました。桶に水を入れ、薄い手袋を両手にはめて皮を剥ぎましたが、ツワブキと違って蕗は皮を剥ぐのは造作もなく、30分ほどで2束全てを剥ぎました。

美味しくできた蕗の佃煮
美味しくできた蕗の佃煮

 蕗は灰汁が強いので桶の水はたちまち茶色に変わりましたが、水を何度か替えて勝手口の日陰に置きました。昼過ぎ半ドンで仕事を終えた妻が帰り、昼食の準備をしながら蕗の佃煮つくりを始めました。2~3度湯ではえて灰汁を出し、潰して種をとった梅干しを入れて、醤油と砂糖で味付けをし2時間ばかり手間暇かけてやっていました。昨日は呑み会間違いで夕食は外食のつもりだったので、味見はお預けのはずでした。

 急遽自宅で夕食することにスケジュールが変わり、食卓には作ったばかりの蕗の佃煮が一品添えられました。梅干しの効いた蕗の佃煮は少し苦味もあり、白いご飯によく合う中々の味で、これから当分の間はご飯のお友となることでしょう。最近妻はコープえひめの食材宅配に会員登録したらしく、1週間に一度選んで届く食材の中には、今まで食べたこともないような物が、食卓に並ぶようになりました。元々料理づくりは大好きだし、私の体のことを思って色々と気を使って料理を作ってくれていましたが、さらにバージョンアップした感じで、美味しくいただいています。

  「草刈の ついで収穫 した蕗を 濡れ縁座り 手袋はめて」

  「剥いた蕗 何度か湯ではえ 灰汁を取る 梅干し入れて 佃煮風に」

  「食卓に 一品添えられ 佃煮が 白いご飯に 良く合い美味しい」

  「食材の 宅配会員 なった妻 近頃食卓 何かと賑やか」

 

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