◯土を耕す
昨日剪定の残材を焼却するため人間牧場へ行き、残り火が完全に燃え切るのを待つため人間牧場の畑を耕そうと、土の中へ鍬を入れました。土を掘り起こすと日本列島がまるで冷蔵庫に入っているような寒さの中でも、土の中では早くも野いちごやヨモギといった雑草の、新しい根が伸び始めて、春の予感を感じさせました。この畑は表作がさつま芋、裏作がジャガイモと効率よく作物を作り、子どもたちのふるさと体験塾の学びに一役買っているのです。
この時期の中耕は来月中旬に予定しているジャガイモの植え付け準備です。畑はイノシシの被害に遭わないように金網で囲っていますが、少し急傾斜地のため、土分を少しでも上に上げるよう、斜面の下に向かって鍬を使うため、長く続けることが出来ず、休みながらの作業となりました。立って腰を伸ばし一休みしながら見た海は、港も沖合いをのんびり走る貨物船も長閑な感じがしました。
この畑は、秋にさつま芋を収穫してから手を入れていないので、雑草が生え始めていて雑草を取りながら、また昔ミカン畑だったため小石も多く、石を拾うのも一苦労です。昨日は時間切れのため半分ほどで止めましたが、残りは助っ人の力を借りて耕し、やがて直前にはマルチをかけて子どもたちを迎え入れたいと思います。
今は全て機械化の時代で、こんな狭い畑なら耕運機でやると、目をこすり鼻をこすっている間に終りますが、人間の力で耕すことも意味があるような気がしました。お陰様で寒い大寒の一日ながら、少し汗をかいたからでしょうか、昨晩はぐっすり休むことができました。
「人力で 土を耕す 少しだけ 汗がにじんで 昨晩ぐっすり」
「土の中 早くも雑草 根が動き 春の予感を 感じさせてる」
「来月に ジャガイモ植える 準備する 一年巡る 何だか早い」
「腰伸ばし 鍬持ち立って 海見ると 沖行く船や 港一望」